こんにちは、ドクダミ淑子です。
TwitterのTLでちょこちょこ出てきて気になっていた、「ガラスの靴は割れてもはける」 を買って読みました。
ガラスの靴は割れてもはける 1 (フィールコミックスFCswing) [ 都陽子 ]
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あらすじ
Pixivから引っ張ってきた、あらすじはこんな感じ。
私たちの“推し”が結婚しました――…
元・追っかけ女たちが追い求めるのは理想の結婚相手!?
趣味に生きてきた妙齢女子4人のドタバタ集団婚活劇!
かつて人生を捧げた若手俳優の突然の結婚報道に、元・追っかけの妙齢女子たちが緊急大集合。焦った最年長の千佳子(ちかこ・34)は1年以内に結婚すると宣言。彼女の奥の手は――出会い系(マッチングサイト)!?チケット争奪戦から離脱して、次に向かうは婚活合戦場。
どんな手を使ったとしても――…
“ご用意”してみせましょう、結婚相手!!
テニミュっぽいやつ出身の若手俳優(30歳)が結婚したことをきっかけに、「(私たちの)時間が止まっていたね」としみじみする4人。
そこから、最年長の千佳子がとにかく鼻息荒く、マッチングアプリに婚活パーティーに・・・と、周りをぐいぐい巻き込みながら婚活を繰り広げていく話です。
1話無料で読めます
主役はこの4人
この漫画の主役は4人。
- 千佳子(34歳)…彼氏いない歴7年で婚活に目覚めるが、セカンドへ
- 愛子(30歳)…真面目で潔癖っぽいのに実は5年不倫している
- 舞(26歳)…最年少なのに「時間の無駄」「感情の無駄」を気にする
- 小百合(28歳)…1巻では具体的エピソードなし
元・追っかけだけでつながっている、年齢も考え方も全く違う・でも恋愛には疎い人たちのドタバタ劇です。
タラレバ娘よりもリアル、そして奥手。
なんだかんだで、クリエイター的な仕事をしている律子さんが東京タラレバ娘よりも、なんか私や私の周りの人たちを見ているようなリアルさがあるのが、この漫画でした。
「婚活しよう!」という言葉に「だって」「でも」で反論するやりとりとか。
「好きかどうか分かんないのにとりあえずデートしたり気持ちを探り合うのはめんどい」
「そもそも、恋愛とか結婚てしなきゃダメなもの?」
「無理にやってもしんどくない?」
こういう会話、したことないですかね?
私は沢山あったし、今もこういうぼやきを聞く。
そもそも、恋愛が自分の中の核を占めてこなかった人たちが突然「婚活」を始めると、こういうプライオリティ(優先順位)とか、「やってみてダメだった時の損害」的な損得の話を延々と考え始めてしまうんだよね。
こういうやりとりがリアルだなって思ったのです。
感情のムダ打ちって、恋愛中心じゃない女子が言いがちなセリフ
「感情の無駄打ちしたくない」ってセリフもあったんだけれども、これって普段恋愛していない女子が言いがちなセリフだなぁって思うのです。
普段恋していないから、恋愛するのが特別で、その感情を一つも無駄にしたくないと思ってしまう。
恋愛が生活の中で「当たり前」になっている人には、この気持ちは全く理解できないかもしれませんが、私はわりとわかる。
そんな中、「やってみないとわからない!」という最年長の千佳子の気概に、グッと来た。
なんだかんだ恋愛している4人。2巻が楽しみ
とはいえ、マッチングアプリでなんだかんだで出会っている彼女たち。
2巻もすでに出ているので、楽しみです。
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