ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

就活生に言いたい、最終的には「自分」で決めるということ

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

気づいたら2018年になって、もう2ヶ月が経過しそうで、毎年のことながらびびっています。

そんな中、3月1日からは、本格的な就活シーズンが到来しますね。

 

私は仕事柄、この新卒採用に関わることのある身で、いろいろ思うところがあります。

そこで今回は、就活生に対して、ひとつだけメッセージを送ろうと思います。

それは、タイトルにもあるように、「自分の道は、最終的には自分で決めろ」ということです。

 

 

色々な人が、色々なことを言ってくる

就活については、色々な人が色々なことを言ってきます。

  • 学校の友達
  • 学校の先輩
  • 学校の先生
  • 学校の就職課(キャリアセンター)
  • 祖父母
  • 地元の友達や先輩
  • ネットの有象無象
  • 就活の専門家という人
  • 企業の人事
  • 企業のリクルーター

 

ざっと挙げただけでこれだけの人が、あなたの就活についてアドバイスという名目で口を出してきます。

普通に考えても、この人達の意見が全部同じだと思いますか?

答えはNO、むしろ全員が違う意見だと言っても過言ではありません。

 

 

みんな、あなたのこと、あなたの1年後のことも考えていない

また、口出ししてくる人は、本当にあなたのことを思って発言しているのか?というと、残念ながらそれもNOです。

 

わかりやすいところから言うと、企業の人事やリクルーターは、自分の目標(どんな人を、何人採用する)を果たすために一生懸命あなたを口説いてきます。

この仕事があなたに合っていると思わせるトークの裏は、学生には見抜けないでしょう。

 

学校だって、別にあなたの人生を心から案じている人ばかりではありません。

有名企業への就職実績があれば、新規入学が増えるし、有名企業じゃなくても就職率は高くなればいい、とりあえず就職してくればいいと思っている人もいます。

 

親は一番信頼できると思いますが、時には「親ブロック」というものが発動され、「公務員になりなさい」「聞いたことない企業だからやめなさい」「インターネット系は危ない」などの偏見を持って就職先について意見してくる親もいます。

たまに「近所の○○ちゃんは銀行に就職が決まったらしいわよ。やっぱり安定している企業はいいわね」なんて情報で、子供を惑わせます。

親は、あなたの将来を案じてはいますが、情報が古いのとご近所トークから片寄った意見を集めてくるので、就活についてはあまり信頼がおけません。

「あなたは○○なタイプだから、○○な働き方がいいんじゃない?」とか言う親以外はあまり意見を聞く意味はないと思います。

 

 

決めるのは自分。自分で決断するから、納得感がある

 色々な人の意見に流されるのではなく、最終的に決めるのは自分。

ここは大事にしましょう。

それは、働くと必ず壁にぶち当たりますが、そのときに「親が選んだ会社」だと思っていると、親のせいにしたくなります。

自分で決めた会社に勤め続けるか、それとも辞めるか、この二択にすると、本気で考えます。

 

 

いつまでも誰かの言うことばかり聞いていても生きていけないぞ

人生は、選択の連続です。

そして、選択しなかった方の人生は、二度と経験できません。

そんな中、いつまでも「○○さんが言ってたから」で選択をし続ける人生で楽しいのでしょうか?

多少のリスクをとっても、自分で決めた人生を歩んだ方が、楽しくないですか?

 

 

決めるためには、色々な会社を見てみるしかない

さて、決断を自分でするためには、何が必要でしょうか?

それは、見る目です。

しかし、見る目というのは、比較できるたくさんのものを見てこそ養われるものです。

学生だと、企業を見る目はほぼゼロでしょう。

だから、たくさん見るしかないのです。

たくさん見る中で、自分の中で譲れないものが何となくわかるようになってきます。

 

先日、ヒアリングした入社1年目の方がこんなことをいっていました。

「それまで、働くということにピンと来ていなかった。でもこの会社の説明会に来て、初めてここで働きたい!と強く思ったんです」

こういう出会いが、数をこなすなかで出てくるのです。

 

 

まずは1冊のノートを用意。そこにすべてのことを書き込む

就活を始めるのに一番大事なのは、一冊の、厚めのノートを買うことです。

ここに、説明会やイベント、選考に行って見たこと、感じたこと、言ったこと、言われたこと、すべて書きましょう。

そしてそれを見直しましょう。

そんな地道なことが、自己分析ツールよりも、就活コンサルよりも、何よりもあなたの役に立つと思います。

 

人材系企業のはしくれの身として、一人一人の就活がうまくいくことを、心から願っています。

 

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