こんにちは、ドクダミ淑子です。
ある日の飲み会で営業本部長が言いました。
「女の子で営業やってると、強くなっちゃって、逆に男が情けなく見えて、彼氏ができなくなっちゃう子が多いからな・・・(心から心配している)」
ムムムっ!!!
ということで、今回は営業職や総合職の女子が本当に、彼氏ができないのかを調べてみました。
まずは実態調査をしてみた
人材系営業会社の当社のある営業部の正社員の営業男女・事務の女子の既婚・交際中の人数・割合を出してみました。
営業・女(16人)
- 既婚→2人
- 彼氏あり→3人
- 不明→3人
- なし→8人
営業・男(24人)
- 既婚→7人
- 彼女あり→5人
- 不明→1人
- なし→9人
事務・女(10人)
- 既婚→5人
- 彼氏あり→1人
- 不明→1人
- なし→3人
私は普段根掘り葉掘り聞かないので、本人がペラペラ喋るか噂として(社内事情にうとい)私の耳まで入ってくるかしないと知らないので、不明が結構いますね。
ただ、結婚しているかは流石に知っているし、彼氏がいるなら話題に出てくるはずなので、おそらくいない確率が高いと思われます。
結果として、私の知ってるベースでいうと、交際相手または配偶者のいる割合は・・・
- 営業・女→31%
- 営業・男→50%
- 事務・女→60%
となり、やはり営業女の彼氏or旦那いる率は、他のセグメントに比べて低いことがわかりました。
なぜ営業女子は彼氏ができないのか?
あくまでも私のいる会社で、私の知っている範囲内で、という話になりますが、セグメント毎にわかりやすい結果が出てしまいました。
なぜ、このようになってしまうのか?
いろいろと推測してみました。
仕事に夢中になってしまう
まずはこれですね。
営業の仕事は、なんだかんだ言って楽しいです。
自分の頑張りや工夫がそのまま売上・数字という成果になって表れる仕事ですし、やろうと思えばいくらでもやることはあります。
残業でブラックというイメージもありますが、やっている側からすれば、企画書にちょっとこの図を加えてみたら・・・とか、フォントはやっぱりこっちかな・・・とかやっているのは、とても楽しいし、プレゼンが終わったとき、お客様から「お願いします」と言われるとき・・・エクスタスィ~!ってなります。
気づくと毎日夜遅くまで仕事をしているので、出会いの機会がない・・・なんて人もいます。
白黒はっきりつけたくなってしまう
営業をやっていると、お客様に「検討中です」と言わせない、また検討時間を短くする、「お客様を迷わせない」ということの大切さを学びます。
これが、私生活でも生きてくるんですよね(実体験)。
あまり「悩む」「待つ」ということをしたくなくなります。
結論までのスピードが早すぎる
そして、この顧客はダメだと思ったら、見切りをつけて次に行きます。
だって、いつまでも契約してくれなそうな人のフォローしていても、売り上げにならないんですもの。
男女のおつきあいは、出会い→数回のデート→交際となるころを、1回か2回のデートで見切りをつけて、ハイ次!を繰り返す・・・そんな人は、我慢してもうちょっとデートしてみるべきなのかもしれません。
自分よりも仕事ができる人と付き合いたいと思ってしまう
女性の営業は、みんな優秀です。
みんな仕事ができて、テキパキしていて、すごいなと思うこともたくさんあります。
ただ、彼女たちは、自分がそんなにデキる人とは思っていないんですよね。
自分のレベルは別に普通で、同じくらいの人はゴロゴロいる、そして自分が付き合うなら、自分よりも仕事ができる人がいい・・・って、そんな人いないから!!!
男が優柔不断で頼りないことに気づいてしまう
若いころは男性は力強くて頼りになる、なんて思っていた人も、そこそこ仕事をすると気付いてしまいます。
男性だからと言って全員が頼れるわけではない、情けないやつだってたくさんいる。
頭で理解はするのですが、でも、でも・・・どうしても男らしい人と付き合いたい!
そう思ってしまって、青い鳥を探すような状態になっている人もいます。
単に事務女子は結婚が決まってから転職してくるだけ
これを言ったら元も子もないですが、私の職場の事務職女子は100%中途入社です。
結婚前に営業をしていて、結婚・出産を機に営業事務として入社するなんて人も多いので、一概に営業→彼氏や旦那ができない、営業事務→彼氏や旦那ができる、というわけではないかもしれませんね。
まとめ:男は頼りないというところからスタートしよう
話はそれましたが、営業や総合職としてバリバリ働く女性で、上記のような「男、頼りない。頼れるの、自分だけ」なんて風に思っている人がいるならば、まずは「男=頼れる」というイメージ(というか願望)は捨ててみませんか?
「たまに頼れるけれども、いつもは頼りない、それが男」
そのくらいに思っていると、冒頭の話のように、強くなりすぎて男を恋愛相手とみなせなくなる人も、相手の見方が変わってくるのではないでしょうか?
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