こんにちは、ドクダミ淑子です。
年賀状を書き終えたこのシーズン、ひしひしと感じることがあります。
「日本の名字、マジ卍」
・・・嘘です、ババアなのでそんな言葉使いません。
「日本の名字、マジで多すぎる!!」
・・・これです。
日本の名字ってなんでこんなに多いのでしょうか?
なんと、30万種類あるらしい
日本の名字というのは、なんと約30万種類もあるようです。
多すぎ・・・多すぎる!
中国は約4100種類
人口約14億人に対してですよ!
いかに日本の名字が多すぎるかがわかると思います。
韓国に至っては250種類
しかも、一番多い「金(キム)」さんが20%で、金、李(リ)、朴(パク)の3つで全体の45%とか。
なんてシンプル・・・!
でも、それ以外の名字だと、逆にどんな由来があっての一族なのかがわかりまくりなので、それはそれでやりづらいこともあるかもしれません。
間違えるのは失礼・・・って、紛らわしい方も失礼だろ
名字問題でやっかいなのが、間違えると失礼にあたるという地雷がひそんでいるということです。
たまに、名前を間違えたことでお客様からクレームになり、取引に差し障りがでるような事件も、会社では起こります。
書く側が大変気を遣わなければいけないのです。
でもさー、紛らわしい方もどうにかしてほしいと、正直思いませんか?
少なくとも、「紛らわしくてごめんなさい」くらいでいてほしいですが、難しい名字の人ほど、自分の名字がイレギュラーだと実感していないような気がするのです。
サイトウさん問題、ワタナベさん問題
一番面倒なのが、サイトウさんです。
日本の名字ランキングでトップクラスにも関わらず、そこに何パターンもあるのは、どういうことでしょうか?
- 斉藤(全部簡単)
- 斎藤(下がちょい難しい)
- 齊藤(上が難しくて下が簡単)
- 齋藤(全部難しい)
- 斉籐(え?トウを難しくしちゃう?それ今までのに全部当てはめられるよね?
- 斉頭(それでサイトウ?)
- 西藤(そうきたか)
- 西東(ここまできたか)
さらにバリエーションがあるんですよ・・・
あと、ワタナベさんね。
- 渡辺(一番シンプル)
- 渡部(あ、そこ違うのね)
- 渡邉(中がクチのやつ)
- 渡邊(中が方でしかもその上にもなんかある)
とか・・・なぜこんなにバリエーションがあり、説明が面倒なのか。
タカハシさんも、非常に見にくいトラップがあります。
- 高橋
- 髙橋
ハシゴの髙って・・・こんなの小さい文字だとわからないですよね。
本人たちも面倒臭いだろうに
紛らわしい名字だと、本人も面倒だと思うのです。
「ちょん、横棒に刀とYみたいなのと、○○氏みたいな、爪の真ん中抜いたような・・・齋です」とか。
Yってなんやねん!って言ってて思わないですかね?
あと、「環境依存文字」ってやつですね。
日本のOS・フォントだと大体大丈夫だけど、時々文字化けしちゃうやつ。
PCも名前も不幸にするのが、難しい名字だと思うのです。
アメリカではこんなことあるか?
日本の名字がややこしくなっているのは、漢字という無限に広がる文字があるからだと思います。
アメリカなら、アルファベットは26文字ですから、移民などで難しい発音や表記でも、一つ一つ言っていけば解決しますよね。
しかも、ジャクソンのスペルは1種類ですから、電話でのこんなやりとりもきっとないでしょう。
「私、ジャクソンなんですけど、Jじゃなくて、Zなんです。」
「Zacksonですか?」
「あ、すみません。あと、最後はnじゃなくてmなんです」
・・・こんなやりとりは、おそらくないでしょう。