こんにちは、ドクダミ淑子です。
先日、地方に転勤が決まった友人(32歳・独身彼氏なし・バリキャリ系)と飲みに行きました。
彼女はとある地方都市に転勤が決まり、とても凹んでいて、いつもは乾杯の3分後にビールのおかわりをするのですが、今回は1分後くらいにおかわりをしていました。
その差、なんと3倍!!
凹んでいる理由を聞いてみると、いろいろあったのですが、一番はこれ。
「この年で独身っていう生き方は、東京でしかできないと思う。
地方に行くと30代独身ってだけで人間じゃないみたいな見方をされそうだから、嫌だ。」
私は結構びっくりしました。
というのも、彼女は結婚などを全く考えておらず、婚活なんてかけらもしていない状態。
彼氏も別にいらないし、一人でも生きていけるとさらりと言っていて、いつもの話題はグルメ・マンガ・映画・バンド・一人でも行ける飲み屋・旅行など、一人ライフを楽しんでいて、マンション買おうかななんて言っていて、きっと一生そんな感じなんだろうなと思っていたのに、世間からの見え方を気にしているなんて・・・と思ったんです。
世間の目にとらわれているうちは、幸せにはなれない
彼女がなぜ凹んでいたかというと、「他人から『幸せじゃない人』と思われるのが嫌」ってことなんですよね。
でも、世間が幸せな人と思われているかどうかって関係ないじゃないですか。
世間が思う幸せな人生を満喫していても、自分がそう思えなかったら意味がないし、世間があの人が不幸だと思っていても自分が幸せなら、それでよい。
こういう「世間の目」って、今までの人生で優秀な人、すごい人って言われ続けている人のほうがとらわれやすい。
高学歴女子が、病んだり、なんか変な方向に行ってしまうのは、私は「世間の目」を気にしすぎるせいだと思っています。
早いところ、自分を「規格外」と認めてしまったほうがラクだと思う
私は大学生卒業くらいから、世間の目を気にすることをやめました。
「いい大学を出て、誰もが知っている大手企業に就職する」ということができなくなり、大手企業に内定した子と就職先の話をするのを嫌がっている自分が嫌だったからです。
周りからどんなふうに思われても、私が仕事が楽しいと思えば、それでいいじゃんと思い、就職しました。
そして、自分のことを「規格外」「変な子だ」と認めました。
これも昔からよく言われていて、すごく嫌だったんですけどね。でも、実際そうだよなと腹をくくったんです。
そうしたら、ちょっと変な彼氏ができ、そいつがちょっと変な旦那になりました。
そしてそうしていくうちに、大手企業に入った子が何人も鬱になって休職したり、退職していきました。
正しい生き方=自分が正しいと思う生き方
実際のところ、世間の目、世間からの声は、結婚しても止まりません。
「結婚はまだか」
「子供はまだか」
「二人目は」
「家は買わないのか」
「孫はまだか」
「墓はまだか」
・・・そう、死ぬまで終わらないのです。
だから、気にしていても仕方がない。
私は既婚者になりましたが、世間の目がどうのではなく、婚活したのは一人は寂しいからで、結婚したのはこの人と結婚したら楽しいだろうなと思ったから。
世間なんて気にせず、自分の好きに生きた方がいい。
心からそう思っています。
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