こんにちは、ドクダミ淑子です。
私のデスクには、週に数回、後輩が報告にきます。
「ドクダミさん、A社から契約をいただきました!」
「ドクダミさん、今日行ってきたB社、結構いい話できました」
ここで注釈なのですが、別に報告に来る後輩は、私の部下ではないのです。
では、なぜ、いちいち報告に来るのでしょうか?
それは・・・褒めてくれるから
報告に来る後輩に対して、私は大げさに褒めます。
「すごいね!」
「さすが○○さん」
「おめでとう」
それも大きな声で、笑顔と拍手も加えて。
すると彼らは、満足げに「また報告しますね」と言って、帰っていきます。
つまり、褒めてほしくて報告に来ているのです。
報告に来るのは、圧倒的に男性が多い
私の仕事の手を止める報告には、ちょっと困惑をしながらも、でも嬉しくて報告に来るんだろうなと思って、私も嬉しくなる・・・というワンシーンです。
ところで、そのシーンを思い返してみると、報告に来るのは、圧倒的に男が多いんですよね。
だから私は、「男は褒めてもらいたがり」なのではないか、と思うのです。
私が女から嫌われているのではない限り。
褒めてもらいたいと言って報告に来る人達は、別に新人という層だけではありません。
20代後半~時には30代後半まで、報告に来ます。
入社10年を過ぎるような人まで、褒めてもらいたくてやってきます。
そして褒められてニヤニヤしながら帰っていく姿は、ホームランを打ってコーチに褒められて、はにかむ少年そのものです。
誰もが自信がない、だから褒めてくれる・認めてくれる人が欲しい
この風景を思い出す時、本当に自分に自信がない人が増えてるなと思います。
SNSやネットで「すごい人」というのが腐るほど出てくる時代、自分の契約がちっぽけなものに見えてしまう・・・でも、俺だって頑張ったんだよ?とモヤモヤしているのでしょう。
だから、たとえブスで笑顔がへたくそだとしても、大きい声でほめたたえてくれる人(=私)のところへ、わざわざやってくるのです。
ネットで暴れていたり、炎上している人はそれによって、「承認欲求」を満たしている言われます。
そんなことをするくらいなら、ストレートに「褒めて」って言って、褒めてくれる人を探せばいいのに。
女子のさしすせそとか、本当に使ったほうがモテると思うよ
「女子のさしすせそ」という言葉があります。
- さすがですね
- しらなかった
- すごい
- センスありますね
- そうなんですか?
こんな感じで相槌を打つとモテるという説です。
しかし、この説は、「こんなの使う女はあざとい」「効果ない」と言われますが、結構効果あると思うんですよね。
「すごーい!」
とりあえず言っておくくらいのリップサービスで、相手がハッピーになるのならば、どんどん言って、場を盛り上げてしまったほうがいいと、私は思うのです。
それも、わざとらしいくらい、大げさに。
私は、自分のことは自分で褒めてあげるだけ、他人には褒めを求めない
こんな感じで褒めてもらいたがり男子がやってきますが、私は誰に褒めてもらうために報告に行くかというと、特にどこへも行きません。
持論なのですが、大人は仕事ができるのが当たり前。
大人になると褒められるのを待つのではなく、自分で自分を褒めてあげようと決めているので、心のバランスは自分で取ります。
その方が、褒めてほしくて行ったのに「それだけ?」とか言われてがっかりしたりしないしな。
他の人は褒めまくり、自分のことは自分で褒めまくる。
そうやって私は日々、仕事に励んでいるのです。
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