ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚40代女、ドクダミ淑子の毎日

アヤツジストになる

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

ここまで来てしまった・・・

 

最近、綾辻行人氏の「館シリーズ」なるものに、うっかり手を出してしまい、なんだかんだで6作まで読みました。

 

のめり込みすぎな気がするぞ・・・

 

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週1冊ペースを超える

最初に『十角館の殺人』を読み終わったのが、5月11日。

 

そこから、あれよあれよという間にシリーズ6作まで読んじゃったわけですよ。

『時計館の殺人』なんかは600ページあるけど、金朝くらいから読み始めて日曜の夕方には終わっていたからな。

そして日曜、閉店間際の書店に駆け込んで次を買うという・・・

 

 

最初の方は「生活に支障をきたさないように、土日だけにしよう」とか言っていたくせに、気づけば平日も通勤時間や昼休みなどなどを駆使して読みまくっていたからな・・・

ジムで座りバイクを漕ぎながら読める!と思ってしまったらもう最後、ジムも読書目的で行くようになってしまった。

お前はちょこざっぷのデスクバイク向けの人間だ・・・と思ったけれども、ちょこざっぷは退会したしあのバイクは短足に優しい作りではないので好きではない。

 

 

しばらく休むと決意する

そんなこんなで、空き時間をどんどん投入して読みまくっていたのですが、次は『暗黒館の殺人』になりました。

これがですね・・・長い。

 

文庫で4巻仕立てになっていて、総原稿数2500枚。

1巻だけでも600ページ超えという、とんでもない文量なのです。

 

これは・・・読むまでに少しパワーを溜めたほうが良さそうだぞ。

『黒猫館の殺人』を読んでいて思ったんだけれども、やっぱり叙述トリック系*1って、集中して、注意深く読まないと行けないわけですよ。

「あれ?」と思う違和感を持ち、そこをしっかり覚えておき(付箋を貼ってもよい)、その伏線が回収された時に、「やっぱり!」と思いたい。

そのためには、やっぱりボケーっと読むのではなく、ある程度集中して読むことが大事だと思うんですよね。

まぁ、集中したとて、推理しきれるかというと、絶対に出来ないんですけれども。

 

・・・ということもあって、暗黒館はもう少しじっくり読める時にしようかなぁ、なんて思ったりもする。

そうすると、夫実家に帰省したときが1番いいんだよな。

私の「寝落ち」がなくなるから、夜にじっくり読書出来るし、夫が休みだから子どもと夫の時間が増えるし(2人だけの時間を増やしたい)、いとこがいるからママママーじゃなくなるし・・・

 

とか言いながら、2ヶ月も耐えられなくなって週末に本屋に駆け込む姿がちらつくんだけれどもね。

もしかしたら平日昼休みに駆け込んでいるかもしれない。

こういう人は意外といるからか、私の行く大きめ書店には「館シリーズ」が全館揃っているのがありがたい(けど困る)。

 

 

6作までの感想を

今まで読んだものの感想をネタバレなしで書いておくので、気になる方は一緒にハマりましょう。

 

十角館の殺人

「どんでん返し」といえば、の1冊。

これはねぇ・・・犯人は絶対にわからない。

 

わからないんだけれども、ページをめくって、「あの一行」を見た時に、「ええええええええっ!?!?!?!?!?」と驚くと同時に、「ああ、そういうことか・・・」と謎の糸がスルスルするっと解けていく感じがたまらなかった。

最後に真相はかなり丁寧に解説されているので、「叙述トリック」系の中でも読みやすいと思う。*2

 

これで完全にハマってしまった。

 

水車館の殺人

そのまま第二作も買ってしまったんだけれども、これもまた良かった。

重苦しい雰囲気、人里離れた屋敷に年に1回集まる人たち。

1年前の「事件」の暗い影を封印しようとしながらも、また起こる殺人・・・

 

これも「テキスト」だからできるようなトリックを使っているんだけれども、なんとなく違和感を抱きながら読み進めていく中で、探偵役が真相を語るシーンで「そうか!」となるのが良かった。

最後のシーンは殺人とは関係ないけれども、「運命とは」を感じさせる良いシーンだった。

 

 

迷路館の殺人

こちらも良かった。

館シリーズというか、長編ミステリーって初っ端から人が死ぬんじゃなくて、キャラクター紹介も兼ねて殺人が起こる前に登場して食事したり会話したりみたいなシーンがあるんだけれども、私は結構それも好きなのかもしれない。

短編だと紹介もそこそこに人が死ぬからな・・・

まぁ、長編でも冒頭で死んでいるケースもありますけど。

 

迷路館についてもそういうところがあって、登場人物のキャラクターが見えながらも、逆に「この人のキャラが読めないぞ?」と思っていた人がいて、その人が鍵を握る人物だったりもしました。

 

 

人形館の殺人

今までは閉ざされた館の話なんだけれども、これは異色で、京都の街中での話。

普通に読んだら「この人が犯人でしょ!」と思うような人が出てくるんだけれども、さすがにそれは・・・と思いながら読み進め、「もしかしてこれって・・・」とほんのり思いながら読んでいると、やっぱりそうだった、という感じになる。

 

けれども、まぁ騙されるよね!

 

 

時計館の殺人

私はこれが結構好きだった。

十角館と同じくらい好きかもしれない。

 

異様な空間、密室、謎の美しい少年少女、意味深な遺言、過去の事件・・・

 

アレが怪しいと思うし、ヒントが散りばめられているのに解けない。

探偵に言われて初めて「あ、そういうこと!?」ってなる。

そしてトリックが「そう来たか!」という感じだった。

 

館についても「そこまでやるぅ!?」となる、意味のわからなさ。

いや、「彼ら」にとっては意味のあることなんだけれどもさ・・・という話。

 

 

黒猫館の殺人

これも「そこまでやるぅ!?」という話でした。

 

これについては、犯人と正体は予想がつく感じなんだけれども、予想がついたとて「証拠はありますの?」と聞かれると答えられないような状態で。

ただ、文章を注意深く読めば出てくる「違和感」みたいなのがあるんだけれども、私はそこまでちゃんと読んでいなかったな・・・と反省した。

 

・・・というのもあって、「もっと集中力を持って読まねば」ってなったわけでした。

 


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そんなこんなで、6冊読んで7冊目で悩む今。

気になった人は、是非読んでみてほしい。

 

けど、「時間がない」という方はくれぐれも手を出さぬよう・・・でも無いと思っても捻出できるぞ☆

 

ちゃんと順番どおりに読むのだぞ・・・

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫) [ 綾辻 行人 ]

 

 

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*1:叙述トリックとは、読者の先入観や思い込みを利用し、一部の描写をわざと伏せたり曖昧にぼかしたりすることで、作者が読者に対してミスリードを仕掛けるトリックである。ニコニコ大百科より

*2:余談だけれども東野圭吾氏の『どちらかが彼女を殺した』も証拠は文章の中にという内容だったんだけれども、謎解き編がなくて続編を読む気力が失われてしまった。