ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚40代女、ドクダミ淑子の毎日

オープンな病院に通うことで高まる、私の医療リテラシー

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

最近、子どもの用事で耳鼻科と歯科に定期的に行っています。

歯科に関しては、子どもの定期クリーニングをする中で、自分も通いだして、クリーニングが終わったら「では次回は3ヶ月後ですが」と言われて自動的に予約を取っていく・・・というサブスク状態で通っています。

 

その、耳鼻科と歯科、両方とも、診察台が数台並んでいるスタイルなんですよね。

これがなんだか、自分にとっては新鮮で。

「耳」で検索したら出てきた、びっくりしている猫

 

診察室=個室のイメージだった

私の中では「診察室=個室」というイメージが強かった。

以前、虫歯と親知らず抜歯で通っていたところは完全個室の予約制で、受付したら個室で待機、先生や衛生士さんが来て処置、処置が終わって待合室に戻って座った瞬間くらいにはもうお会計で呼ばれる・・・くらいの感じで、他の患者さんとほぼ会うことはなかった。

あそこはあそこで特殊環境だったのかもしれない。

 

それに比べて、今行っている耳鼻科と歯科のオープンなこと。

耳鼻科は、待合室から「中待合」という診察室と同じ空間に呼ばれて、そこで待ったら、2台あるうちの診察台が空いたら呼ばれてスタンバイ。

隣の人の診察や処置の様子を耳で確認しながら、自分が診察されるのを待つというスタイル。

つまり・・・隣の人がどういう症状でそれにはどういう名前がつくのか、なんていう情報が筒抜けなのです。

これは自分が診察されている時も同じなんだけれどもね。

 

しかし、空いた台から案内されるので回転が良い。

土曜日なんかは先生が2人になるので、先生のご指名をしなければ早く診てもらえる。

時々、「今日は〇〇からバスで来ましてねぇ〜、そのバス通り沿いに△△クリニックがあって・・・」みたいな、診察に関係がありそうで無さそうなことを延々と話しているおばあちゃんの話を聞いたりすることもある。

その様子を見ていると「病院が混んでいる理由にはこういうこともあるのね」と思える。

その中から必要な情報を探してくれる先生もまたすごいな・・・と思いながら。

ほうほう、副鼻腔炎とはそういう理屈で起こるものなのね。

 

歯医者も歯医者で、この前クリーニングで行った隣で、院長先生が「症状」「診療方針」「今後のスケジュール」などを話しているのがずっと聞こえていた。

この先生、デカくて通る声でめちゃくちゃ話すんだよな・・・なるほど、歯というのは硬いので、表面の虫歯は小さくても、中で大きくなってしまうものなのか。

 

・・・という感じで、この耳鼻科と歯科に通うようになって、私の耳・鼻・歯・歯茎に関する知識がどんどん装着されていっている。

 

 

ギブアンドテイクなのです

まぁそれは「ギブ&テイク」で、私は私で他の人に豆知識を提供しているんだけれども。

 

たとえば、私は耳掃除をすると咳が出るんだけれども、「耳の中を触られると咳き込む人は一定数おり、それはどうやら遺伝らしい」とか。

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聞いた時「ほぇ〜そうなんだぁ」と思ったよね。

多分隣の診察台の人も、中待合の人も同じように思っただろうな。

 

まぁそうやって、私は他の人についての先生の話から情報をゲットし、私は私で他の人に情報を提供している。

そんなこんなで、歯科治療の詰め物で何を使うのが良いのか、耳の中はどうなっているのか、などの知識がどんどん蓄えられている。

それが何に役立つのか、分からないけれども。

 

 

オープンな病院の良さを感じている

多分、こういうのって「患者のプライバシー」とかって問題で、どんどんなくなる傾向にあるのだろうとは思う。

私は別に気にしないけれども、嫌な人は嫌だろうからね。

でも、開かれた空間で、患者もスタッフさんもごちゃっといるというのは、また別の良さもありそうだな・・・と思う。

両方とも、スタッフさんはチームワークで上手いこと連携しながらやっているし、のびのびしているように見える。

 

診察が長い人もいるけれども、「待ち時間の理由」がわかるので、穏やかな気持ちで待つことができる。

そしてなんだかんだで回転が良い。

中待合がありスタンバイ制度があることで、待合室で呼ばれて荷物をまとめて歩き始めるまでのタイムロスが減るのは大きいのだろう。

 

ただ、知られたくない情報なんかがあったら、そういうところを選ばない方がいいだろうなと思う。

近所の人や知り合いに症状が筒抜けになるからな・・・

 

まぁ、私自身はあまりそういうことを気にする人間ではないので、これからも近所のこの耳鼻科と歯科に通い続けるかな。

 

 

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