ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚40代女、ドクダミ淑子の毎日

自分のキャパを把握する

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

今年度からワーママとして復帰した人と、時々チャットやMeetで仕事の打ち合わせ兼世間話をしています。

そういう、どうでもいい感じの話をすることが仕事につながったりもするからさ・・・というのは言い訳で、単に話し好きのおばさんだからというのも大きい。

 

ただ、その子がですね・・・なかなか仕事のコントロールが苦手っぽくて、依頼物が期限までに上がってこなかったりするんですよね。

 

 

無限に働ける時代から

その子は、妊娠中も産休に入るまではずっとハードワークで、ハードワークすぎて入院した感じの子なんだけど、育休明けもその姿勢が抜けたかというとそうでは無く、気合いで仕事をして、子どもが体調を崩したら業務が崩壊したり、それをリカバーしようとして自分が倒れたりとやっていました。

 

いや、それ・・・頑張りすぎて逆に総労働時間減ってない?

 

とにかく、自分が「迷惑をかけないように期限内に出来る量しか受けぬ!」とやってきていたので、無茶して仕事を受けて現場を引っ掻き回して、「小さい子がいるから仕方ないよね」もなんか違う気がしてしまう。

 

 

自分のキャパを把握する

たぶん、彼女は時間制限がなく働いてきた記憶のままで、自分の出来る以上の仕事を引き受け続けているのだろうと思う。

 

ワーママをはじめ、時間制限のある中で仕事をするとなると、「自分のキャパ」っていうのはめちゃくちゃ大事で。

そういうことを言うと、「自分の無限の可能性に蓋をする」みたいになるかもしれないけど、無限に仕事を引き受けて全てが終わらないまま投げ出された方が困るわけで。

それよりも、「キャパを設定しつつも、それが余ったら違う仕事をする」って方がいいと思うんですよね。

 

とにかく、「自分のキャパシティ」というのを正確に捉えることが、時間制限のある中で働くとなると必要になるんですわ。

「状況把握」って大事だよね、のキリン

 

 

依頼側も期限を設定する

そんな話を、また別の営業側の人としていた時に、こんなリアクションが返ってきました。

 

「アップ希望日って、依頼する側が設定して良いんですか?」

 

は?

その人いわく、依頼する側が勝手に期限を決めるのは押し付けに当たって申し訳ないから、出来るだけ早く作ってくれればいいとのことでした。

 

まぁ・・・そうやって猶予をもたせるのは悪いことではないけれども、急がなくていいことと急ぐことをちゃんと決めて依頼をするというのも、依頼する側の優しさだと思うけれどもな。

 

なんか、こういう「個人の裁量で」という部分でぬるっとやってきた部分が、この新規事業部では多くて、それは良いことでもあるんだけれども、「ミス」が起こった瞬間に責任の所在とか「任せていたのに」みたいなことでゴタゴタが生まれるのが非常に面倒臭い。

だったら始めからちゃんとルールを決めて、それを守っていけばいいんだけどな・・・と思う。

 

 

曖昧さを許すかどうか問題

・・・という話をしていると、私の同僚の「曖昧さを許すおじさん」とかは、「ドクちゃん、それは違うよ」みたいなことを言ってくる。

彼いわく、「あえてルールを決めないことで保てる秩序」みたいなものがあるらしい。

 

まぁ分かるよ、分かるけれども、それって「相手を信頼すること」「高い能力と責任感でぬるっとした約束もちゃんとやり切ること」「なにかミスが起こった時に責めないで責任を被る覚悟があること」が全部無いと成り立たないんですわ。

んで、今そこまで決めきれていないから、ミスったら大変なことになるんですよね・・・

 

以前、(家庭ゴミの回収ではない)産業廃棄物処理の会社さんが「何日から何日の間に回収に行きますよ」として敢えて日にちを決めないことで、それぞれがちょっとサボったりして上手く調整できる余白を作っている」って言っていたんだけれども、そういうのって現代社会ではなかなか難しいんですよね・・・

笑って許せる環境とかだったら、また違うのかもしれないけれども。

 

なので、最初に戻るけれども「自分のキャパ」を正確に把握して、その中でちゃんと出来ることを実行していく、という方式の方が、世の中上手く回ると私は思ってしまうんだな。

 

 

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