ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚40代女、ドクダミ淑子の毎日

「人は簡単にバグる」という悟り

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

「人はバグる」ということをどのくらい考慮しているのだろうか?と思ってしまう、今日この頃。

きっかけはあるけれども、それだけの話ではない

 

 

移民推進の話で思うこと

たとえば、移民の問題とかもそうだ。

日本に来た時には、いい感じに働ける体調・精神状態だとしても、その後にどうなるかなんてわからない。

数十年後の話かもしれないけれども、もしかしたら数年後かもしれない。

そういう時に「移民を受け入れた側」としてどのくらい責任を持って、彼ら彼女らをケアできるのだろうか?

 

日本語をマスターする前にそうなってしまうかもしれないし、マスターしたとてその辺の記憶がすっぽり抜けて母国語でしかコミュニケーションできない状態になっているかもしれない。

とにかく「その辺」をどこまで考えた上で受け入れるとか外国人労働者を増やそうと言っているのだろうか?と疑問に思うのだ。

 

 

高齢者福祉への「不公平だ」にも思うところがある

そして、高齢者福祉に対して「金を使いすぎだ」についても同じようなことを思うことがある。

それでは、高齢者の心身の健康を保っていくための支援がなくなると、どういうことが起こるのか、どこまで想像ができているのだろうか?と思ってしまうのだ。

人が道端で倒れる、電車の中で倒れる、自宅で亡くなったまま長時間経ってしまった、錯乱状態の人間が街中で騒ぎを起こしている・・・そういうことが最小限に抑えられているから、世の中平和に回っていることも多いんじゃないかなと私は思う。

 

家族が介護をすればいいと言う人もいるかもしれないけれども、働き盛りの世代が経済活動から離脱すること、その積み重ねの社会への「損失」は大きくなると思うんだよな。

そしてそれも「自分の家族が」という想像までしての発言なのだろうかと思ってしまう。

「他人事に無駄金を使っている」と思う人もいるかもしれないけれども、回り回って自分のためになっている部分も大きいんじゃないかな。

 

今まで頑張って働いたんだから、少しくらい楽してね、その分私は頑張って働くから!と思っているし、社会全体がそういう気持ちになれるくらい「余裕」があるといいなぁと思う。

 

 

自分がバグらない保証もない

そして、自分自身についても。

私は昔から、「自分がバグるかもしれない」ということは常々考えている。

 

身近な友人で休職した人が続出した時、義母がどう考えてもボケていると気づいた時、Twitter(現X)で「妊活中」と称していた人が旦那すらいなかったと知った時・・・今考えると色々な人がある日突然、心身の具合を悪くして、「それまでとは違う人間」担ってしまったことがあった。*1

仲良くしていたと思っていた職場の5つくらい年上の先輩が、次第に距離感がおかしくなって、最終的に「ドクダミにいじめられている」と言いふらして、会社で号泣しだして、辞めていった時とかも。

 

まぁ、色々な人がいるし、私もその例外ではないだろうなと思っている。

 

出来れば、バグった時に「あなた、おかしいよ」と言ってくれる人がいたらいいなと思うけれども、現実ではそれは難しいんだろうな。

まぁ、そっと距離を置いて、「昔のドクダミはまともだったな」と思ってくれればいいのかな。

できればそういうことはなく、子どもや夫に迷惑をかけることなく、いい感じに年を取れれば良いなとは思っているけれども。

 

話は戻るけれども、だから「人はバグる」ということについては、頭の片隅に置いていくるようにしている。

自分が少しでも正常な意識を保っている時に、自分自身を見て「やばいじゃん私」と思えるように。

他人に対しても「もしかしたらこの人やばいかもしれないな」と思って、余計なことを言わないように。

 

それが私の「悟り」なのかもしれないな。

 

 

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*1:自称妊活のXアカウントについては、元がどういう人だったかは分からない。2024年の7月に「陽性」と言っていたので、もしかしたら子どもが産まれているか、架空の子どもを公開し続けているか・・・現状は分からないけれども、怖いので見たくない。