こんにちは、ドクダミ淑子です。
最近、KindlePaperwhiteを買ってから、せっせと無料本を読んでいる、今日このごろ。
ただこれも、「タダだから」という理由でダウンロードして、「もったいないから読み切らなきゃ」と思ってさっさと読むのも考えものだなと思い始めていたりもする。
たぶん、1ヶ月くらいで飽きると思うので、その間は「ビジネス書強化月間」と思ってたくさん読むようにしよう。
そんなこんなで、ジムに行っても座り漕ぎのバイクで本を読んでいる。
たぶん筋肉の声を聞きながらやるよりも効果半減だろうけれども、ワーママにとっては時間の捻出というのは重要な問題ですからね。
1人でエスカレーターに乗っている間にさっと開くみたいなことをしつつ、せっせと読んでいます。
そんな中で、こちらの本をダウンロードしました。
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どんな内容なの?
公式サイトによると、こんな内容です。
「いい子だから、かわいがるのではありません。かわいがられるから、いい子になるのです」。人間関係が失われ、孤独な親が増えたこの時代に、幸せな親子を増やしていきたい……。2017年に逝去された、児童精神科医・佐々木正美先生がいちばん伝えたかったことを、お母さんたちの悩み相談に答えながら届けます。
お悩み相談の内容としては、「子どもが可愛いと思えない」「厳しく躾をしてしまうが正しいのか」「かんしゃくにどう対応したらいいか」「父親との関係について悩んでいる」などなど、子どものことや親子関係についてなど、様々。
その相談に対して、回答をしながら、育児について広く「こういう考え方で臨むといいですよ」と伝えてくれる本です。
「待つ」ということ
この本の著者は、児童精神科医をされていた方です。
そうすると、たくさんの様々な課題を抱えている子ども達と接してきているんですよね。
心身の不調、発達障害などなどで、苦しんでいる子も多いのかもしれない。
そういう子たちを見てきている方がとにかく言うのが、「変わるのは親」「親の安定が子どもの安定に繋がる」という言葉。
でも、その「親の安定」というのは、もちろん「子どもを置いて海外旅行にいってリフレッシュ!」「子どもに期待しない、無関心でいるから親として気を揉むことがなくて心が安定する」ではありません。
色々なことに向き合いながら、「この子はこういうところが良いところ」と思って、信じて待っていてあげること。
この「待つ」という言葉がすごく心に染みたな。
花の種を植えたときと同じです。毎日水をやり、肥料をやり、雑草を抜きながら芽が出るのを待ちます。「早く芽を出せ!」「まったく遅いんだから……」としかることはしないでしょう?子どもだって同じです。
そうやって待ってもらっている間に、子どもの心の中に自律性が育ってきます。自律とは、子どもが考え、行動して、失敗して、納得した、その先にあるものだからです。そのためには時間が必要です。そして親に信じて見守ってもらった経験は、親に対する揺るぎない信頼感と尊敬となって心の中に根づくのです。
こういう、温かいのにハッとさせられる言葉が本の中に散りばめられていて、ぐいぐいと心の中に入ってきます。
私も、わりと辛抱強い方だと思うんだけれども、どうしても他の子と比較してしまったり、「年下の子は出来るのにうちは足りていないな」とか、「一人っ子だから甘やかしてしまうのだろうか」とか考えてしまうこともあったりする。
そういう時に、「この子はこの子のペースで学び、成長しているのだ」と思えるってことは大事だなと思った。
1年経ったら、大きく成長しているから
そんな感じで、色々と心配なことはあるし、まぁ小学校に行ってもこの子は(私と同様)苦労するだろうなと思うことはある。
でも、1年経ったら大きく成長しているんだろうな・・・と思った。
先日、運動会があって、年少前半(=転園直後)にお世話になって産休に入ってしまった先生が見に来てくれていた。
「すごく変わりましたね」と声をかけてくれて、とても嬉しかった。
そうだよな、1年経てば子どもは変わる。
まだまだ課題はあるけれども、それでも信じて待つことで、子どもは伸びていくんだな・・・と改めて思った。*1
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*1:・・・という良い話なんだけれども、見に来てくれた義父母(とくに義父)に、もっと厳しくしろとあれこれ言われてちょっと凹んだりもした。それでも呼んであげているんだから、私の嫁力の高さは素晴らしいと思う。