こんにちは、ドクダミ淑子です。
夏休みは夫の実家に帰省していたのですが、そこでちょっと衝撃を受けてしまった出来事がありました。
ショート動画漬け?
小学校高学年のイトコちゃんがいるんですけれどもね。
その子が、自分のタブレットを持っていて、ショート動画を見ていたんですね。
私は正直、TikTokとかYouTubeショートとか、あんまり見ないんですけれども、それを見ていたのです。
イトコちゃんはマイクラの配信者グループ的なものが好きらしく、彼らの動画も見ているんですけれども、間に全然関係ないものも挟まれてくる。
「フクギョウノ ドウガヘンシュウデ ゲッシュウヒャクマンエン」みたいな、変なイントネーションの音声のCM(たぶん)とか。
んで、そういう関係ないもの+自分の見たいもの+関連動画・・・みたいなのを、スワイプもせずにただただずーっと、ボーっとした顔で眺めているのです。
いやいや、これアカンやろ・・・

ショート動画はバカになる説
私はあまりその辺を知らなかったから、「ショート動画が良くない」というのを見ても、「へぇそうなんだ、でもそれってジェネレーションギャップ的な感じの話なんじゃな〜い?」と少しは思っていたけれども、あの姿を見た時にハッキリと「ダメだ」って思ったな。
なんていうか、「能動性」みたいなものが一切ないの。
とにかく、入ってくる情報をボーっと見て、自分の好きなものも嫌いなものも全てボーっと受け入れていて、記憶に残らなそうな感じ。
実際に、「さっき何を見ていたの?(ワクワク)」みたいな感じで聞いてみても、「え・・・動画・・・」くらいの反応で、おばちゃんちょっと震えちゃったもんね。
しかも、毎朝5時くらいに起きて、7時までベッドの中で2時間くらいアレをやっているらしい。
親もそれで何も言わないから、「そういうもんなのかな」と思いつつも・・・いや、アレはアカン!とやっぱり私の脳内では警告音が鳴っていた。
まぁ、親族とはいえ他人の子なので、口は出さないと思うけれども。
イトコちゃんはそういうお年頃なのか、何なのかはよくわからないけれども、目を輝かせるシーンをあまり見ることができなかった。
まぁそれが、「叔母(=私)がイケていないから」なら良いんだけれども、普段からあんな感じで、感情の波がなく、というか何を見ても心が動かないならば、私はちょっと心配だなと思う。
感想を語り合う
うちは動画に対してはわりと寛容にやっている方で。
YouTubeについてはもうほぼ見ていないし、見る時は10分程度のもので、連続して見ないと決めているけれども、とれたんずや素人のピタゴラスイッチは時々見る。
ただ、テレビ番組の録画を見せることの方が多い。
若者のテレビ離れとかテレビはつまらないとか言われているけれども、テレビのほうが構成があり、アニメには物語がある。
そして、できるだけ一緒に番組を見て、感想を語り合ったりその場でリアクションしたりするようにしている。
「あのシーン、かっこよかったね」とか「カルボウ頑張っていたね」とか。
「どこが面白かった?」と聞いたりして、とにかく「能動的に見てもらう」みたいなことは意識している。
パウ・パトロールも、YouTube公式の切り取りを見せるよりも、録画やDVDを見せる方が、きちんと物語があるからいいなと思った。
・・・とやっているので、ストーリーのない、切り抜きみたいな動画ばかりをボケーっと見ているのには、危機感を覚えてしまった。
でも、それはもしかしたら、私の硬い頭で考えているからかもしれないし、ショート動画のようなポンポンと出ては消える動画で育った子のほうが、柔軟な思考回路があってアイデアが出て・・・となるのかもしれない。
・・・って思うけどさぁ!
あの顔を、あの目を見ちゃうと、「いや、そんなことないだろ」って思ってしまったんだ。
・・・というわけで、我が子には引き続き、ストーリーのある動画を、能動的に見せるようにする、という方針は貫いていこうかな。
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