ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚40代女、ドクダミ淑子の毎日

育児(をしたママの記録)ノートを渡されるのは恐怖でしかない

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

はあちゅうさんの、育児ノート。

私は今まであまり言及していなかったけど、あれについてはちょっと鳥肌が立つタイプですね。

 

・・・ということで今回はその理由を掘り起こして行きましょう。

 

 



苦労話とか聞かされる身にもなってくれよ

私の母親はですね、わりと「はあちゅうタイプ」でして。

妊娠出産のつらい話や、つわりの時に何を食べまくったか(兄弟別エピソード)、出産時の陣痛が何時間あったか、子ども別の出生体重に自分の体重の増加状況&戻り状況かとか、この傷は子どもを庇ってついたものだとか、そんな話を散々聞かされてきたんですよね。

 

まぁ、それは愛情故だろうと思えるようになったんですけどね、最近になって。

つまり40年近くは「ウゼェ」「もう聞いた」と思いながら生きてきましたし、今もそう思わないわけではない。

 

・・・なので、口頭で伝承されてきたママの大変なエピソードがさらに紙でも渡されようものなら、多感な時代の私ならビリビリにやぶくか熱処理や溶解処理でもしてしまうかもしれない。

 

 

ママである私の大変さを理解し褒め称えよ

ここまで書いていると「意地悪だな」「実際のノートはそんな嫌な感じじゃないでしょ?」と思うかもしれないけど、育児ノートのコンテンツ、これですよ?

 

  • 表紙
  • このノートを書き始めた日
  • ママが妊娠中の記録
  • 生まれてきてくれた日のこと
  • 名前の由来
  • 生まれたときの身長・体重、生まれた場所など
  • 成長の記録
  • はじめて記念日
  • 名言記録
  • 我が家のルール
  • こんな子になってほしい
  • ママ・パパが子どもにさせてあげたいこと
  • ママ・パパが子どもの頃に好きだったもの、こと
  • ママ・パパにとって子どもの頃の一番の思い出
  • ママ・パパの子どもの頃の夢
  • ママ・パパが伝えたいことリスト
  • 一緒にやりたいことと、それが叶った日のリスト
  • 一言日記
  • プレゼント、お年玉などの記録
  • 予防接種、病気の記録
  • 旅行・お出かけの記録
  • 自由な記録用リスト(習い事、発表会、コンクールの記録、家庭内ニュースなど好きな記録用にお使い下さい)
  • 自由記入欄(罫線、方眼)
  • このノートを子どもに渡した日
  • 子どもへのメッセージ欄

 

中盤の「ママ・パパが子どもの頃に〜」とかね、もう子どもからすると「知らんがな」って思うもののオンパレード。

だいたいこれ読むと思春期の多感な子なんて「自分の出来なかったことを私に押し付けるな」ってイラつくだろうなと思うんですよね。

まぁ、私がそういうタイプだったからかもしれないけど。

 

とにかく、「余すことなくママ・パパの思想や思考を伝えたい!」って言うのが感じられて、そういう感じの親に育てられた私は、「もう無理」ってなった。

 

子育て大変だったのは、わかってるから!

感謝してるから、もう勘弁してくれ!

 

 

親の思う通りの子にはならない

このノートを見ていると、親が「こういう子に育ってほしい!」と思って、あれこれ考えていても、その通りにはならないことが多いし、そういう時に「子どもに対する親の願望」「子育てに対する親の憧れ」って邪魔でしかないんだよなと思う。

 

発達障害を持つお子さんに書いたノートを破り捨てたお母さんなんて、まさにその願望と現実とのギャップがものすごく大きかったって話ですよね。

親がいくら「こんな子になってほしい」と思ってもその通りにいかないし、「ママ・パパが子どもにさせてあげたいこと」には出来ないことが書かれていて、「一緒にやりたいことと、それが叶った日のリスト」なんて一生右側が埋まらないかもしれない。

そういう「親の理想」と「子どもの現実」を、後者に照準を合わせて行くのが、子育てだと思うんですよね。

自分の思い描くキラキラママに子どもを合わせていく作業は、子育てではない。

 

 

 

はあちゅうさんが書いた記入例を読んでいると、たぶん彼女は「子どもとあちこちお出かけしたり旅行したりするのに憧れていて、それを実行したい」って人なんだろうなと思う。

でも、実際に子どもが旅行好きかっていうと、動画の表情を見る限り、あまりそうじゃないんじゃないかな?

むしろ慣れ親しんだ場所で遊ぶほうが好きそうなタイプだと見受けられるんだけど。

 

マンガ家の倉田けいさんがその昔に「自分は絵が好きだから子どもとお絵かきするのを夢見ていたけど、息子は電車が大好きで絵には興味がない・・・けど、息子の趣味に全力で乗っかって楽しんでいる」みたいなマンガを描いていて、すごく共感したんだけど、親と子の「好き」「あれがやりたい」っていうのは、出来るだけ子どもに合わせるべきだと思う。

子どもの「好き」に乗っかりつつ、親として世界が広がるようなちょっとしたお手伝いをしてあげる。

そっちの方が大人になってから「本当はこれがしたかったのに、親に止められて出来なかった」っていうわだかまりも少なく済むんじゃないかな。

 

はあちゅうさん自身はそういうことを考えてなさそうだなと思って、これからも子どもにとっては楽しくないお出かけに連れ回す親街道を爆走しそうで嫌な気持ちになるのです。

 

 

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