こんにちは、ドクダミ淑子です。
Twitter(現X)で、しゅんき氏のnoteというのが流れてきました。
タイトルをザザーっと眺めるだけで、「ああ・・・これは・・・」と思うところがある。
- 推し活を始め、推しに認知され、SNSをブロックされるまでの1年半
- 私のLINEを未読無視した美容師へ
- 本当に好きなのか?「好きだ」と自分に言い聞かせているだけなのか?
- 恋愛できない。そもそも恋愛の仕方がわからない。
- バンド結成のお誘いを受けましたが、メンバーが集結した初日に揉めて解散しました。
そして読んでみると、「ああ・・・」となる。
恐ろしいほどの「自分目線」
冒頭に固定されている記事、「推し活を~」っていうのを昔読んで、今回流れてきた「私のLINEを未読無視した~」も読んだ。
2つの文章の流れはほぼ一緒だった。
まず、ふとしたきっかけで、対象と出会う。
初めはそんなに好きってわけでもなかったけれども、何度も会ううちにどんどん好きになる。
相手は最初は優しかったけれども、通い詰めるうちに少し様子がおかしくなる。
何となく距離を置かれている気がするのだ。
・・・んで、ここからが彼の特徴。
彼はそういう「距離を置かれている気がする理由」を考え始める。
①から、考えられるすべての可能性を書き出し、そしてそれが正しいかどうか検証し始めるのだ。
この可能性というのが、とにかく自分に都合のいい内容なのが面白い、いや怖い。
プロに対して「いや、しなくていい!別に推しじゃないし!俺、推し美容師とかいないですよ。なんですか、美容師で推しって!そんなのないでしょ。タダで良いならタダの方が良い!絶対!」とか言っている人を、昔からのよしみで特別にタダで切ってあげたいと思うか?
普通に失礼じゃん・・・
でも、彼はそれに気づかないのだ。
なぜなら、彼にとってそういうセリフは失礼でもなんでもないし、ただただ自分の思考回路を垂れ流しているだけなのだから。
そして、距離を置かれる。
距離を置かれてから彼はどんどん相手のことに執着し出す。
それが本当に怖い。
ストーカーになる人って、こういう思考回路なんだなと思ってしまう。
しゅんき氏の言語化力は高いのか低いのか
このnoteに対して、「言語化力が高い」という評を見た。
たしかに、彼は自分の思考を言葉にする能力にたけていると思う。
でも、それは言語化力が高いというか、むしろ「言語でしか物事を考えていないのではないか?」と思う。
普段から彼は、言葉が脳みそを駆け巡っているタイプなんじゃないかな・・・と思う。
だから、その普段から流れている言葉を文章に落とすことなど容易なのではないか。
・・・と思うのは、私もどちらかというとそういうタイプで、常にごちゃごちゃと色々なことを考えている。
そう思ったのは、彼は「言葉」でしか判断しないからだ。
noteを読み返したけれども、これだけ執着している美容師について、「表情」についての記述は1つもなく、とにかく彼の言葉だけを拾っている。
だから、苦笑いしながら言ったことと、真剣な目をしながら言ったことと、ニコニコ笑いながら言ったこととの区別が全然つかないのだろう。
昼間に来ることをちょっと勧められただけであって、
もう夜にタダではやってあげないぞと言われたわけではない。そもそも私が「昼間とかカットいけないっすか?」と聞き出さなければこの話がされることはなかったはずだ。
別に、課金しなければいけないなんて言われていない。
確かに「言われていない」んだけれども、言われていない=そうしなくていい、というわけではない。
その後の「タダだからあなたを選んでいるんだ」と言うことで相手を傷つけているということにも全く気付いていないのが怖すぎる。
美容師も彼に「その言葉は失礼だと思う」と言ったら展開は違ったのかもしれないけれども、普通の人、特に接客業の人はそういうことは言わないだろう。
彼はそういう「人とうまく接してナンボ」な客商売の人たちと、これからも「言われていないからそうしなくていい」を続けて、相手にとって失礼なふるまいをして、少しずつ、少しずつ避けられていくというのを続けていき、相手の言葉だけを拾って自分の考えとブレンドさせたトンチンカンなnoteに綴っていくのだろうなと思った。
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