こんにちは、ドクダミ淑子です。
以前、山下エミリさんの本を読んだと書きました。
その後、通える範囲で講演会があったので、そこに行ってみることにしました。
子育て関連の講演会は初めてでした
会場に向かっている時にふと思ったんだけれども、子育て関連の講演会に行くのは生まれて初めですね。
私は頭でっかちなので何かと本に頼るタイプなのですが、本で読むのと実際にお話を聞くのって少し違うじゃないですか?
本では筋に沿っていろんな話を学べるけれども、講演や講義になるとふとしたこぼれ話であったり、質疑応答の時間に出てくる 他の人の言葉だったりでいろんな学びがあるんですよね。
だから、「先生から話を聞く」って大事だなと思っている。
今も色々なことの勉強会とかは好きで、新しいことを覚えようと思うとセミナーに行ったり、詳しい人に 勉強会を開催してもらったりみたいな感じで、とにかく誰かから 一通りの基礎知識をもらう みたい流れが好きなタイプ。
まぁ、そんな私が山下エミリさんの講演会に行ったんですよ。
地元のコミュニティセンターみたいなところに行くと、たくさんの女性がいました。
10分前に到着したので、トイレに行ったりして時間をやりすごして会場にイン。
子育てに正解はある?
この講演会は本を読んでいない人も対象としているものでしょう。
なので自己紹介から始まり、本の内容を少し噛み砕いて話をしていくというような形でした。
自己紹介は本で読んでいたものの、やっぱり話を聞いているとすごく引き込まれる部分があってとっても楽しかった。
話を聞くうちに、彼女が「学術的に正しい」「研究結果として正しい」というようなワードが良く出ていたのが印象的で、「子供の発達に合わせた心理的に正しい子育て」について語っていました。
「子育てに正解はある!」「ただしその正しい子育てを学ぶ場がない」というのは、たしかに、と思った。
「正解はないからね〜(だから自己流でやるしかないよね)」で誤魔化さず、きちんと学んでそれを実践していけば道は開けるというような話をしていて、ここ最近本当に道が開けた感がした私はとても納得ができました。
(この「正解はある」で逆に悩む人もいるかもしれないけど・・・)
子ども一人一人は、成長のペースは違うとしても基本的にたどる道というのは共通することも多いのでしょう。
著書を読んで、また講演でもそういったことを学ぶことができました。
脳をコントロールして自律の手助けをする
1つ 印象的だったのが、「お弁当箱を出しなさい!」というのではなく、お弁当箱を出してもらう伝え方の話。
「出しなさい」という指揮命令ではなく、「お弁当美味しかった?」と会話にする。
会話をしているうちにお弁当箱の存在を思い出すので、そういう形で子供が自発的にお弁当箱を片付けるように声かけをしていく・・・というのがとても印象的でした。
これは、脳に意識させる、ということ。
最近私はちょっとこの辺で気になる部分があって。
子どもの通う保育園では、金曜日に上履きを持って帰るというタスクがあるのですが、私が「今日は何曜日だっけ?」と子どもに声かけている横で他のお母さんが「上履き持って帰って!」と言っていて、私は自分の言葉って回りくどいのかな?と思っていたのです。
今回の話を聞いて、そうやって回りくどい言い方をしながらも子どもに気づかせるというのが大事なんだろうなと改めて思いました。
急いでいるとストレートに指示してしまいがちなんだけれども、そこをちょっとステップを踏んでみるというのが、弁当箱の話と一緒なのだろう。
これからも情報を取りに行こうと思う
講演会に参加してみて、こういう機会も時々は取っていきたいなと思いました。
私はどちらかというと本になっている方が吸収しやすいんだけと、たまには違う手段で学んでみるのもいいのかもしれないなと感じたので。
どんな手段にしても、学び続けるのは大事だなと思うので、時と場合によって、手段は選びつつ、人の言葉から学ぶことも大切にしていきたいなと思ったのでした。
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