こんにちは、ドクダミ淑子です。
最近、祖母のあれこれで私の母と話をする機会が増えていました。
時には私の家に泊まって、一緒に食卓を囲んだりもあった。
そんな中での、ゆで卵の話なのです。
ゆで卵メーカーの伝道者
我が家では、機械を使ってゆで卵を作っています。
これがもう、ポンコツにはたまらないんですよね。
何もしなくても勝手に、いい感じの、殻がつるんと剥けるゆで卵が出来ちゃうんですもの。
泊まりに来た時に朝食にゆで卵を出し、その素晴らしさについて熱弁しました。
うちの母はゆで卵が好きなので、その時も少量の水で蒸すようにするとか、爪楊枝で穴を開けてレンチンとか、まぁ色々とゆで卵テクニックの話をしていました。
その時は一旦それで終わりました。
布教活動の成果?
さて、そんな布教活動の成果なのでしょうか。
母がゆで卵の調理法について家族(女性のみ)のグループLINEにゆで卵情報を送ってくるようになりました。
- 水から始めることで茹で加減を確実なものにする方法
- 酢を入れることで剥きやすくする方法
- 少量の水で蒸すような方法
- 爪楊枝で穴を開けてレンチンする方法
前述した通り、我が家には何も考えずに作れるゆで卵メーカーがありますので、そんな情報は不要です。
そして、その他のメンバーはそこまでゆで卵に関心がありません。
つまり、いらん情報の洪水・・・
しかも、グループLINEで書いているのにも関わらず、会ったらまた言うんですわ。
「うん、聞いたよ・・・っていうか、うちにはメーカーあるからもう聞かなくても大丈夫だよ」
「わかってるわよォ」
・・・じゃあなぜ、話す?
専業主婦あるあるなのか?
うちの母は昔からこういうところがあって、いつもペラペラとその日の出来事を私に話していた。
今日、豚肉が100グラムあたりいくらでとか、割引シールがどうのとか、そんな話を。
私は、ゆで卵の一件でそれを思い出してしまった。
時々、こういう話を真剣に聞かない旦那さんはけしからん!みたいな話を見かけるけど、女の私だって「しんどいな」と思っちゃうよ。
でも、それは別に「専業主婦だから」というわけではなく、本人が好きなことを語っているだけなのかもしれない。
ドラマ好きだからドラマについて語る、アニメ好きだからアニメについて語るみたいな感じで、料理が好きでゆで卵が好きだから語るみたいな・・・
もしくは、私がゆで卵メーカーを買うほどのゆで卵好きだと思っているからかもしれない。
でも、メーカーで作っているというのは、「作る」ことに情熱が注げないからなのよ・・・わかって・・・
年寄りが何度も同じ話するやつ?
もしかしたら、年配者が何度も同じ話を繰り返す現象なのかもしれないな。
うちの母は、昔から「自分が話したいと思うことは話さないと気がすまない」って感じの人で、「いや今それ言うタイミングじゃなくない?」みたいな話を延々としていたから、もしかしたらそれが加齢でパワーアップしたのかもしれない。
違う話題を作るしかない
そんな感じだから、娘としては「ゆで卵以外の共通の話題を作るしかねぇ!」となっている。
なるべく、私も何度も聞いても楽しめる話題を・・・ってこれまた難しいのよね。
好きな話でも、何度も同じ話をされるとまた参ってしまうし。
そう考えると、新たな話題をどんどんぶっ込んでいくしかないのか・・・
まぁ、でもそれが「離れている家族との会話」なのかもしれない。
新しい話題がなければ、前回の話題が最新情報だし、それに「昔から何度も語られてきたテッパンの話」を挟ませる、みたいな。
そういう「離れた家族とのやりとり」みたいなものも、私自身が慣れていかないといけないのかもしれないなぁ・・・
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