ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

【マンガ感想】女ひとり、インドのヒマラヤでバイクに乗る 旅気分に浸る

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

なんだか、お疲れ気味の今日このごろ。

 

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そんな中、仕事の合間、電車の時間待ちが10分ほどありました。

コーヒーを飲むにしても時間がかかるし、注文してドリンクが出てくるのを待って座ったら、もう発車の時間になってしまいそう。

それよりも・・・近くの書店に行きました。

 

今読んでいるビジネス書よりも、もっと心の栄養になりそうな本を読みたい。

そう、エッセイとか・・・

 

 

コミックエッセイの棚に目がいく

いつもは行かない書店だったということもあり、勝手がわからずうろうろしていると、コミックエッセイの棚が目に入りました。

そうか・・・コミックエッセイもありかもな。

疲れている時って、なかなか活字を読みたくなくなるよね。

今回はそこまでは疲れていないけれども、コミックエッセイ・・・いいかもしれない。

 

とうことで、こちらともう1冊を購入しました。

 

 

 

どんな内容なの?

公式サイトによると、こんな内容です。

 

メンタル不調の30代会社員が意を決して自分を取り戻すための旅へ。
ラダックに行けばなにか変わるかも…

「感染症がいくばくか落ち着いた2022年夏。東京での生活に消耗しきった私は、1 か月の夏休みを取得し、夢だった“ライダーの聖地” ラダックへ向かった。」

有用でなければ生きていけない―。メンタル不調の30代会社員が意を決して自分を取り戻すための旅へ。向かった先はインド最北部・ヒマラヤ山脈の西端にある秘境ラダック。高山病と腹痛にあえぎながらバイクでヒマラヤを駆け回り、1か月の旅を経て見えた景色とは…?

里中はるか(はるか180cm)初のコミックエッセイは、同人誌活動とSNSで話題になった作品『ワンマン夏休み』に大幅加筆、100ページを新たに描き下ろした“ひと夏の冒険物語”。

 

インド最北端、チベット仏教が色濃く残るラダックの、写真・イラスト・マンガ(+動画リンクもあり)の旅行記です。

 

 

絶景、いいなぁ!と思う

内容は「都会では有用であらねばという圧を感じてしまう」という女性がラダックに行く・・・って話なので、メンタル面の話もちょろちょろあるんだけど、私はわりと旅行記として読んだ。

電線や電柱、街灯などない、そして高山なので草も生えない、そんなヒマラヤの大地を駆け抜けるバイク・・・単純に楽しそうで、その景色を見るような読書体験ができた。

動画のリンクもついているから、自分もバイクで走っているような、街を歩いているような気持ちになる。

 

絶景かぁ・・・いいなぁ・・・そう思いなからサクサクと読んで、今地図を見直したりしながら2回目を読んでいる。

 

 

旅で人生は変わるのか

かの有名なはあちゅうさんは、かつてブログで「旅で人生が変わったとか言う人は中身がゼロなのです」という名言を残しました。

(そしてその数年後、旅で人生観が変わったと何度も発言している)

 

旅で人生が変わるのか?

・・・この本を読んでいると、その答えは「変わる!」なんじゃないかな?と思う。

 

絶景を見れば変わるわけではなく、他の国の人の生活を見て変わるわけではなく、自分がインターナショナルでカッコいい人間だと思い込むことで変わるわけでもなく・・・旅を通して普段、当たり前のように過ごしている暮らしを、自分を、客観的に見つめ直せた瞬間に、人生が変わるんじゃないかなと思う。

あと、自分自身だけの感覚を信じて、自分の行動に自分で責任を持って、自分で決めるみたいな経験をした時にも。

いつも「誰かの意志を尊重して」で動いている人なんかは特に。

 

この旅行記を見ていると、旅には人生を切り開くパワーがあるなぁと思う。

どこに行こうと、自分は自分・・・なんだけど、自分を見つめ直すきっかけとして、旅が作用することも沢山あるのだなぁ、と思った。

 

 

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