こんにちは、ドクダミ淑子です。
仕事をしていないわけじゃないんだけれども、細々したタスクに忙殺されてしまい、肝心な仕事が出来ていないような気がする。
なんでだろう?と考えてみたんだけれども、色々考えた結果、「忙しいと感じているだけだろう」という結論にたどり着いた。
仕事量がいきなり増えるというわけではなく、いつもコンスタントに忙しい。
けれども、ここ最近「忙しいなぁ」と思う感じになっている。
まぁこれは定期的に出てくるので、定期的にそういう気分になるか、定期的に業務が詰まってくるのかよくわからないけれども・・・でも数字の部分を見る限りだと「気分の問題かな」と思う。
仕事を追いかけていると感じているか、仕事に追われていると感じているか・・・
だったら自分で自分に暗示をかければ良くない?と思うけれども、問題はそう簡単ではない。
やはり具体的な行動を変えることで、自分の感覚を変えていかなければいけないな・・・そんな風に思ったので、こちらの本を購入しました。
どんな内容なの?
公式サイトによると、こんな内容です。
シリーズ25万部突破! 100冊分の重要ノウハウを1冊にまとめました。
数多くの時間術のベストセラーの著者たちは、
「時間は命そのもの」と述べています。時間について学ぶのは、命について学ぶのと同じ。
時間をムダにするのは、命をムダにするのと同じです。効率化やスピード化、段取りなどの「ノウハウとしての時間術」と
限りある人生の一瞬一瞬に集中して「今を大切に生きるための時間術」を、
あなたも身につけてみませんか?時間に追われず、やりたいことを実現するための
「自分の時間の使い方」を、ランキング形式で紹介します。
以前、ブログでも嘆きながら書いたんだけれども「たくさんの本でてくる内容=良い内容」という実に長い物には巻かれろ的な本。
だけれども、多数決という方法で時間管理術をまとめているだけあって、なんというか「マニュアル本としては優秀。ただし内容が面白いかというとそうではない」という感じの時間管理術の本でした。
ビジネス書って「その人の経歴」というのが内容にかかわってくる。
大きなプロジェクトの企画をする立場の人なのか、実務も含め多くのタスクをこなす人なのか、で考え方というのは変わってくる。
本書はそういう「人による」という部分を「多数決」というもので排除することで、普遍的な時間管理のポイントみたいなものを洗い出す本なのだ。
自分の仕事を見つめなおすのにはピッタリ
そういう意味で、面白みはないけれども、40の時間管理のポイントを読み直して、「ああ、そうだよな」と改めて思うことが多かった。
私もいい年&ビジネス書に自分の仕事のヒントを求めるようなタイプの人間なので、この手の本は若いころに読み漁ったんだけれども、改めて読んでみて、チェックリストというか、復習というか、再確認というか・・・みたいな感じで使った。
「まぁ、そうだよね~」という内容から、「ここは忘れがちだけど意識したいよね」という内容まで。
ちなみに1位~5位はこんな感じ。
- 「締め切り」の決め方で充実度と達成度が変わる
- 「優先順位」を決めて行動する
- ゴールを起点に考える
- 大事なことほど「朝」にやる
- 完璧を目指すより、まず「終わらせる」
・・・わかる!知ってる!って内容だけれども、復習的な観点で、ザーッと読んだ。
あとがきが良かった
さてさて、そんな「マニュアル本」って感じの本だったのですが、あとがきを読んで「ほう!」と思いました。
様々な時間管理の本を読んで、筆者2人がそれぞれ感じたことは、「時間管理が何に繋がっているか」という話。
単純に時間を効率的に使うことを考えるだけではなく、その先に何があるか・・・それを考えると「人生を充実させる」という話に繋がっていく。
改めてそういうコラムを読めたのは、よかったなと思いました。
できるだけ自分の人生を主体的に楽しめるように、仕事は効率よく。タスクは効率良く終わらせて、本当に大事なことに注力できるように・・・そうやって、もう少し仕事を追いかけていこうかなと思ったのでした。
・・・というわけで、これは「時間管理の基本を学ぶ」のにも、「今までの自分の知識を総復習する」にもわりと良い本なのかもしれません。
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