ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

今回の夏帰省はドキュメンタリーを読んだ

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

夫の実家に帰省すると、いつもよりも読書タイムが増えます。

夫もいつもよりも張り切って寝かしつけなんかやってくれるし、大人が多かったりイトコがいたりするので子どもを見ている時間も減る。

そして夜の時間をゆっくり過ごすことができます。

 

やっほーい!

 

普段だとミステリー小説を読むことが多いのですが、今回はちょっと変えて、ドキュメンタリーやルポルタージュを読みました。*1

 

 

小説も読みました

そういえば、読みかけだったこちらの本も読み終わりました。

 

持ち寄り本棚みたいなところにあって、何かのご縁かな?と思って読み始めたのですが、どうも私は林真理子の小説をなかなか受け入れられない体質のようです。

 

女の魅力をプリンプリン・パツパツ・ボンキュッポンみたいなこと(もっとちゃんと表現している)を言葉にするのが毎回受け付けないし、文章を読んでいてもどうしても「あの顔」がちらついてしまう。

リアルの顔写真もそうだし、美女入門のあの自画像もそうだ。

 

「あの顔がちらつかなければ、私はもっと楽しくこの小説を読めたのだろうか?」と思いながら本を閉じて、当分林真理子はいいかなと思った。

 

 

ドキュメンタリーを読む

読みかけだった1冊を終わらせて、次は何にしようと思った時、Twitter(現X)で流れてきたこちらを読みました。

 

そういえば、私のGoogleのToDoリストに「読みたい本」を入れていたんだけれども、その中にこれが入っていた気がする。

 

なぜ入れたかというと、三浦しをんさんの本についての本を読んだ時に入れた気がする。

 

 

ちょうど良いタイミングだしと、電子書籍で購入しました。

スマホアプリで読むんだけれども、登場人物の名前と地名がなかなか覚えられず、初めの方のページをスクリーンショットして時々見返しながら読みました。

 

これは2012~2013年という「今」と、事件が起こった1959年前後を行ったり来たりする物語の構成になっているのですが、その辺のまどろっこしさはなく、さすが映画監督をしている方だなあというぐらい、するすると読めるものでした。

 

外に出たら間違いなく死んでしまうようなシベリアの冬の雪山にどうして若者がこぞって訪れようとしたのか?私はその魅力が全然わからないなあと思うんだけれども、きっとそれは当時のロシアの空気であったりとか若者の有り余るパワーの矛先がそこにしかなかったんだろうなと思いました。

 

2012年、つまり今から12年前でもなんとなく感じられる、その謎を解き明かそうとした時の閉塞的な雰囲気に、ロシアの闇みたいなものを強く感じるととともに、闇をかき分けてでも謎を解き明かしたい!と思う人間の熱意はどこから来るんだろう?ということを考えながら読んだ。

 

 

年2回の、読書が出来るまとまった時間

さらにその後、「あ、これ読んでみたい」とぼんやりと思っていた本をダウンロードしました。

さっきのは楽天Kobo、今度はkindleで。

 

その感想はまた別のブログで書くことにします。

 

お盆と年末年始のこの期間は、ずっと本が読める貴重な日々。

夫側の親戚からは、ずっと本を読んでいる変わった子だと思われているかもしれないけれども、そんなことよりも自分の読書タイムを大切にしたいよね。

 

ほら、日中は遊びに行っているしちゃんと付き合いもしているからさ・・・

 

 

こちらもどうぞ

www.dokudamiyoshiko.com

 

*1:改めて定義を見直したけれども、ドキュメンタリー=記録などを元に構成するもので、ルポルタージュ=現地に赴いて取材した内容のまとめ、だそうです。