こんにちは、ドクダミ淑子です。
私が勝手に、「ガチャガチャの墓場」と呼んでいる場所があります。
アパートの軒下に、色々な置物が置いてある場所で、主に猫の置物がおいてあります。
ご飯を食べる猫、自転車に乗る猫、バスケットボールを持っている猫、箒とちりとりを持っている猫・・・
色々なシチュエーションの猫が、20体くらい置いてあるのです。
その上ミニカーや小さな電車、ミニチュアの椅子とテーブルのセットや、観覧車のおもちゃやらが置いてあって・・・「さぁ、ここで遊びなさい」といわんばかりに子どもたちを待ち受けています。
前まで通っていた保育園の通園路上にあっったので毎日そこで立ち止まっては、「クソ、今日もガチャガチャの墓場に引っかかってしまった」と愕然としたものです。
最近は保育園が変わったことと、大きくなってそこまで道端のおもちゃに関心を持たなくなったので最近はご無沙汰になっていたのですが、先日久しぶりにそこを通った時に、その場に座り込んでしまいました。
クソ・・・久しぶりの墓場トラップだぜ・・・
ワクワクの塊
それにしても・・・なぜ子供というのはなんでもないようなおもちゃ、家に帰ればたくさんあるようなおもちゃに惹かれてしまうのでしょうか。
この前なんて家にある『はらぺこあおむし』の絵本を図書館で見つけてほくほくしていたし・・・
・・・とか書いているけど、まぁその気持ちもわからなくもない。
外で「たまたま出会った」というのと、家の中にすでに置いてあるのとは、ワクワクの次元が違うのだ。
その日はそこまで暑くなかったのと、朝に出来上がっていたカレーがあって夕飯はそれをかけるだけの予定だったので、まぁいいやと遊んでいくことにしました。
ガチャガチャの墓場の主
そう言えば、私がガチャガチャの墓場と呼んでいる場所なのですが、一体何がどうしておもちゃが軒下に並べられているのでしょうか。
初めて見た時は、いらなくなったガチャガチャの置物を色々な人が捨てに来ているのではないかと思っていたんですね。
そう思うくらい、1人で集めたとは思えない量なんですよ。
まぁ、あるタイミングで墓場の主には会えたんですけどね。
「遊んでくれてありがとう!また買ってくるからね!」って言う、おじいさん。
あれはたぶんこのビルのオーナーだろうな。
じゃないと「変なジジイが勝手に軒先にいらん物を並べてるんですけど」って言われるだろうし・・・
大体の母親(または父親)は、こんな所に余計なものを並べやがって・・・と思っているだろうけど、子どもと墓場の主は喜んでいるからハッピーなのだろう。
名称変更を余儀なくされる
そんなこんなで、久しぶりに墓場にハマったので、帰ってきた時に在宅勤務でちょこちょこ顔出してくる夫に報告しました。
「ガチャガチャの墓場に引っかかったわ」
すると我が子がリピートし出しました。
「ガチャガチャのはがぱ、いってきた」
アカンアカン!
そういう悪い言葉は教えてはアカン!
いや、別に悪い言葉ではないのか?
もうわからん、とりあえず禁止!!
じゃあなんて呼ぼうかな・・・でも「ガチャガチャの墓場」以上にいい表現が思いつかないのです。
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