こんにちは、ドクダミ淑子です。
最近お世話をしている後輩ちゃん。
やっぱり何かちょっと、抜けているところがあるなと思います。
「私、パソコン苦手なんですぅ~」と言う彼女なんだけれども、「苦手」っていうか何と言うか、根本的なところか色々なってないんじゃないか・・・と思うことがあるのです。
最近、そう思ったきっかけは、Google Meet。
弊社ではメーラーはGmailを使っているので、オンラインミーティングは社内の場合だとGoogle Meetの場合が多い。
社外の場合だとZoomが多くて、お客様の希望によってはTeamsを使ったりもするかな。
まぁ、そんなGoogle Meetの中で彼女が資料を投影すると、いつも必ず「無限ミラーリングが発生してしまいます」と表示されるんですよね・・・
「なぜなんだろう?」と思っていたのですが、最近 2人でミーティングをしていて気づきました。
「画面共有の仕方がわからないのかもしれない」と。
答えはそこに書いてある
彼女に聞いてみるとやっぱりそうでした。
「どうしたらスムーズに画面が 投影できるのでしょうか?」と質問をしてくれたので、一緒に画面を見てみました。
「まず画面共有の仕方の部分で間違えているかな。 共有するのは画面全体でもウィンドウでもなくて、Chrome のタブにするといいよ」
最近だとエクセルもあまり使わなくなり、スプレッドシートでいろんなものを管理することが増えてきました・・・ということでタブを共有すればだいたい何かなります。
「え?じゃあ。その投影している画面をやめて次の画面を見せたい時はどうしたらいいんですか?」
「私はいつも画面を閉じて、そこからまた新しい共有をするを選んでいたんですけれども」
「うん、それもね、次に話すから ちょっと待っててね!じゃあ、次に投影したいタブを開いて」
「自分の中ではこっちは見えているけれども、こっちはお客様には投影されていないって感じになるよね」
「はい、そのまま画面の上の方を見てください!」
「”代わりにこのタブを共有”って書いてない?」
「・・・書いてありますね」
「押してみようか」
「はい、変わりましたね」
「そうやってパッと切り替えることができるんだよ」
「すごいですね!ありがとうございます!」
「こんな感じで出来るので、会議や商談の時には 投影する可能性があるものは全部開いておいて、それでパッパッと切り替えをしてみるのがいいんじゃないかな」
「あの、もう1個質問してもいいですか?お客さんに動画を見せている時に音が聴こえないって言われることがあるんですけど・・・」
「うん、それも書いてあるね」
「だからやっぱり”Chromeタブを共有”をベースにしていこうかね。タブの音声も共有するにしてね」
書いてあるものが読めない人
先日、「高齢者はディスプレイに書いてあることが見つけられない」みたいなつぶやきをどこかで見かけたことがあるけど、私の感覚だと、それは高齢女性に限定した話ではない。
何歳であろうとも、女性でも男性でも、そこに書いてある文章が読めない人は一定数存在するのだ。
書いてあるものが読めない人を、加齢だけのせいにしてはいけない。
先日も、「エラーの理由は赤字で書いてあるから、赤字を読んで直せばいいのでは?」と思うような事態に遭遇した。
なぜその状態で正しい手順と思えるのか
さてさて。
私は彼女とこういうやりとりをしている時、ちょっと気になることがあるんですよね。
今まで彼女がAという方法をとっていて、それに非効率で課題があるとする。
んで、私が「それは効率悪いからBにしようよ!」と提案すると、必ずと言っていいほど「じゃあ、こういう場合はどうすればいいですか?」と返ってくる。
仕事のイメージが付いていると思えば良いことなのかもしれないけど、なんかそうではなく「今までの方法は私が色々考えた上で正しいと思っているやり方なんです!」みたいなニュアンスを感じるのだ。
いや、考えたとしてもそれが非効率だったら変えた方がよくない?と思いつつも、その「考える」の芽を摘んでしまうのはよくないのか?
いや、そもそもちゃんと考えたら方法Aを選ぶか?(選ばない)
・・・と悩んでしまう。
こういうのって、年季入った事務のおばちゃんとかにありそうでしょ?
ところがどっこい、彼女は私よりも10個くらいの年下なのよ。
画面の文字読んでない問題と同じく、年齢は関係ないもんだな・・・
まだまだ、私の育成のお悩みは続きそうです。
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