ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

なぜその状態で突き進もうと思えるのか ~確認することの大切さ~


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

先日、久しぶりにヤバそうな後輩のお世話係になったというブログを書きました。

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そして早速、むむむっと思う出来事が起こりました。

 

早いよぉ・・・

 

 

フリーダイヤルにかける営業

最近、その子が独自に作っている顧客リストの見直しをすることになりました。

 

んまぁ・・・なんて神エクセルなのでしょうか!?

 

つまりは、ごっちゃごちゃなんですけどね。

 

名前の欄に「結婚して苗字が変わった。ヤマダさんからタナカさんになった」って書いてあったり、メールアドレスのところに(〇〇担当専用アドレス)とか書いてあったり、電話の欄にメールアドレスと担当者名が書いてあったり・・・と、とにかくごちゃごちゃだし、接触した履歴も全部Altキーで改行して1つのマスに詰め込んであって、何がどうなのか全くわかりませんけど!状態。

 

そして気になったのが、電話番号の欄に書かれている「0120」から始まる番号。

 

これって・・・フリーダイヤルじゃないか!

 

私はさっそく、彼女に電話して聞いてみました。

 

「0120から始まる番号は、フリーダイヤルって言ってね・・・普通はかけた方が通話料金を払うんだけど、フリーダイヤルの場合は受けたほうが通話料金を負担するのよ」

 

「はい」

 

「って知ってた?」

 

「知ってました!」

 

なにィ!?

 

 

知っていたのになぜかける?

「そっか、知ってたのね」

私は心のなかで深呼吸をしました。

これは「知らなかったですぅ」の方がよかった、数倍よかった。

 

「じゃあ、なんでフリーダイヤルにかけていたのかな?お客様のお客様の金銭的負担を減らすために設置しているものに営業の電話するって、お客様にとってはいい気分にはならないと思うけど?」

さぁ・・・どう出る?

 

「そんな気はしていたんですけど・・・そのままかけていました」

 

なんでなんでなんでー!?!?!?

わからん!その思考回路がわからんよ!

 

迷惑かもしれないなと思っていてそれを確認せずに突っ走る思考回路が、わからんよぉぉ!!

 

「そうなんだね・・・じゃあ、今後はフリーダイヤルが載っているところだったら、Google検索で固定電話を調べてそこにかけるのと、リスト内の番号も直してね」

 

「あの・・・調べてもフリーダイヤルしかないところはどうすればいいんですか?簡単に諦めていいんですか?」

 

逆に問いたい、貴様は簡単には諦めずにフリーダイヤルに営業電話をかけ続けるつもりなのか?

 

「そういう時はメールにしようか。あとは、1回目にかけたときに固定電話も聞くとか。それでも困ったら相談して」

 

はぁ・・・・

 

 

常識がない人ほど自分の感覚が常識だと思っている説

私はこの時点で、過去にお世話していた、「脳みそマシュマロ女子」と、このブログで読んでいた後輩のことを思い出しました。

 

同じ予感しかしない・・・

 

何が同じかというと、「自分の常識=世間の常識だと思っている」というところとか、「自分がアホであるということに気が付いていないほどのアホである」というところ。

自分がアホだと気づかないから、自分の考え=皆がそう思うはず=常識=つまり正しいみたいな思考回路になってしまい、とんでもないことをしていてもそれに気が付かないのです。

むしろ「自分は賢い」と思っているくらいのフシがある。

 

・・・と書いていて、「はて?フリーダイヤルに営業電話をかけるって、本当に非常識なんだろうか?私がアップデート出来ていないだけ?」とか考えてみたけれども、どこからどう考えても(今回の場合)私は間違っていないだろう。

「お宅んところに営業電話かけるから、100円払ってね」とか意味わからん。

 

え?もしかして平成生まれって全部こんな感じ?(クソデカ主語)

 

 

根気強く、向き合うしかない

今回の「ダメな気がしていましたけど他に方法がないのでやり続けていました」と、「フリーダイヤルしかないからって簡単にあきらめていいんですか?」のコンボで、私の今回のお世話も、長く、根気強さが必要な道のりになるのだろうな・・・と悟った。

成長は遅く、3歩進んで2歩下がりながら、結局退職か異動まで付き合い続けていくってやつだ。

全て書いていたらきりがないけれども、わりと上記みたいなことは既にいくつか起こっていて、私はそのたびにズッコケている。

 

こういう子を見るたびに、「どういう風に育ったらこんな感じに、自己認識と実力のギャップがあるまま30歳近くまで生きてきているんだろう」なんてことを考えてしまう。

そして、その研究結果は、我が子の教育にしっかり反映させたいと思っている。

 

そう、これは会社のための育成ではなく、私の、我が子のためなのだ。

・・・そんな風に思っていないと、やってらんねえよなぁ!?

 

 

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