ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

【本感想】子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

最近、子どもとの関係を見直していました。

 

子どもと私の意地の張り合いみたいなことが続き、約束しても破られて私がキレて、子どもが泣く・・・みたいなパターンが多くなっていて。

どうにかしたいと育児書に頼ってみて、読んだら新しい視点が生まれて、実践してみたら・・・子どもとのバトルが減りました。

 

www.dokudamiyoshiko.com

 

っていうか、子どものイヤイヤも減った。

子ども自身が理解できなかったり納得できなかったりすることがイヤイヤに繋がっていたのかもしれないなと改めて思いました。

 

さて、そんなこんなでもう一冊、気になっていた本も読みました。

それが・・・こちら!

 

 

 

どんな内容なの?

公式サイトによると、こんな内容です。

 

「心を揺さぶられた」「涙なしで読めない」「子育て全般が変わった」……
世界中から共感の声、続々! 世界46カ国200万部のベストセラー。
自分の親との関係を見つめ直し、感情を受け止めれば見えてくる
子どもが幸せになるための心がけ


長年、親子関係・人間関係の悩みに向きあい続けてきた英国の心理療法士が、さまざまな親子の実例をもとに、親子の絆を深めるための秘訣をまとめた話題の書。

赤ちゃんから思春期の子どもまで、子どもがいくつになっても、子育ては思うようにいかないことの連続です。たとえば、あなたがお子さんの言動に対していらだちや怒りなどの「負の感情」を抱くとき、その原因は目の前の子どもにではなく、「あなたが子どもだったころの親との関係にあるのでは?」と著者は問いかけます。

本書では私たちがどう育てられ、それが実際の子育てにどう影響するか、私たちがどんな間違いをおかしやすく、それにどう対処すればいいかを、深い洞察ととともに丁寧に解き明かします。

子育ての負の連鎖を断ち切るにはどうすればいいか? 親はどこまで厳しくするべきか? 親子の絆を深めるコミュニケーションの取り方、妊娠・出産期の悩みへの具体的な対処法、子どもの心の健康の育み方、思春期の子どもとの適切な距離感、自走できる子どもになるために必要なスキル、子どもの行動が変わる行動指針など、実践的なアドバイスを満載。

本書には世界中の読者から、「子育て全般が変わった」「多くの気づきに満ちた書」「最も実践的な育児書」「妊娠中から読みたかった」などの声に加え、「夫婦や職場の人間関係にも使える」「自分のことをより深く理解できるようになった」などの声が数多く寄せられ、広く人間関係全般に役立つ《実践の書》として注目されています。

 

上記のサイトには、目次や関連記事も掲載されているので、ちょっと気になる方は読んでみて、もっと気になる方はぜひ買って読んでみてください。

 

 

親を、自分自身に向き合わせる

先日紹介した『叱らない育児』と比べ、こちらの本は「親自身の幼少期の心の傷」みたいなのをグリグリとえぐってきます。

 

たとえば、「ママと離れて寂しいと泣いている子を見ると無性に腹が立つ親は、自分が小さい頃に親との離別を経験していたことがあった」とか。

「幼い頃の自分の姿を我が子に投影させてない?」とグリグリ、ズバズバと刺してくる。

 

「刺さる」ということは、きっと当たっていて、痛いところを突いてきているのだろう。

 

最初の方は読んでいてグサグサ来るのでしんどいなぁと思いながら読んでいたけれども、たくさんの事例で「あるある」が紹介されていて、それらの改善までのプロセスやその後の親子関係などがしっかり書いてあるので、読んでいてしんどいシーンも「ここから良い方向に展開するのだ」と確信しながら読むことが出来た。

この「つらい展開だけれども良くなると確信しながら読める」というのは結構大事だったりする。

特に、子育てがしんどい時は。

 

まぁそうやって、飴とムチで親たちを、「自分自身と向き合え」とやってくる本なのです。

 

 

いつからでも修復できる

著者は要所要所で「いつでも関係は修復できる」「気付いたら今から変えよう」と言っています。

これもこの本の「救い」なのかもしれない。

 

子どもが小学生になるまで、中学生になるまで、いやもっと大人になるまで(成人の子の親は読まないと思うけれども)、親子の関係が歪であろうと、今から言動を変えていけば親子の関係は良くなる。

ただ、その「今」っていうのは、早ければ早いに越したことがないと思うけれども。

 

 

子どもの気持ちを「受け止める」親になりたい

この本を読んで、すぐ実践したのが、「子どもの気持ちをいったん受け止める」ということ。

どんなワガママだろうと、滅茶苦茶だろうと、一旦は「○○がしたいんだね」と言ってあげる。

そこから、「でも××だから、明日にしよう」「△△をやって、その次に○○でもいい?」と交渉する。

・・・って、このステップ挟むだけで、子どもの納得感がマジで違うんですけど!

 

少し前まで、保育園に行くのを嫌がってた時期があって。

夫は優しく「パパやママがお仕事だから、保育園に行かなきゃいけないんだよ?保育園は楽しいよ!」とか言っても泣いていたんだけど、私が「行きたくないよね。まだ新しいお友達に慣れないよね」と言っていたら、そっちの方が落ち着いて行くようになったりもした。

そうだよね、「自分の気持ちを蔑ろにされた」「その感情は間違っていると言われた」の方が嫌だよなぁと改めて思った。

 

忙しいとついつい忘れがちになったり、「今すぐアレやらねば!」となるので、とにかく時間に余裕を持つことが大事になってくるけれども、ちゃんとステップを踏んで、じっくり向き合っていこうと思ったのでした。

 

イヤイヤ期が終わったからなのか、話せばわかるようになってきたのか、私の行動が変わったからなのか・・・よくわからないけれども、とにかく全体的に子どもが安定してきた感じ。

とりあえず私の育児書読書ブームは『叱らない育児』とこの本の2冊で落ち着きそうなんだけれども、これからも定期的に、子どものステージに合わせて色々と読んでいこうと思いました。

 

 

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