ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

2歳から優しさをもらう


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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

「ママ、あぶ、なーい!」

 

2歳8ヶ月が突然言いました。

 

 

食卓でのワンシーン

「そうだねぇ・・・ママのお豆腐ないね。1個しかなかったのよ」

 

現場は平日夕食のテーブルで、私と子どもは2人でご飯を食べていました。

子どもは深めのランチプレート、私もニトリ製のランチプレートです。

 

こんな感じで、だいたい同じように盛り付けしている。
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その日は、豆腐が1個しかなかったんですよね。

ですので子どもだけにあげていました。

 

「あぶ」=豆腐だと気づいたのは、私のお皿の空白を指差していたから。

 

子どもは目ざとくパパやママの皿の上もチェックしていて、食べ終わったら「ママ、だっどぅーだっだー!(全部食べたー)」と褒めてくれます。

時々パパの量少ないかな?と香薫ウィンナーをのせますが、それは気づくと「<自分の名前>の~!」と横取りします(夫も喜んで渡す)。

私がご飯のお供に食べるラー油をかけているのも、もちろん把握しています(代わりに大好物の鮭フレークをあげる)。

 

話は戻って。

そんな我が子が、自分の皿にだけ豆腐がのっていることに気づきました。

 

「あい、どーじょ」

 

スプーンですくった豆腐の欠片をくれました。

 

 

いい子過ぎて泣けるのだが

何それ!?

 

超優しいんですけど・・・!!

 

いつも思っているけど、心の汚れた私の腹から生まれてきたとは思えない、めっちゃくちゃ心の清らかな子がそこにいました。

豆腐もね、大好物なんですよ!

その日のおかずラインナップの中でミニトマト(必ず1番に食べる)の次に手をつけるほどの好物。

でもそれを、ママには無いからといって分けてくれたのです。

 

保育園でも、「下の子が泣いていたら、誰も何も言っていないのにスッと自分の持っていたお人形を渡してくれて・・・」と報告されたけど、家でもママに自分の食べ物を分けてくれるなんて・・・と感動しました。

 

 

親が守らなければいけないシーンもある

パパの香薫ウィンナーは容赦なく奪うけれども、基本的に自分のものを他人に分けてあげることを躊躇せずにする我が子。

 

だからこそ、心配になることもあります。

 

例えば先日、室内遊園地でプラレールで遊んでいたら、年上の男の子が我が子のレールで遊び始めました。

一緒に遊べばいいか、と思っていたら、その子はレール上を自分のコレクションでいっぱいにして、うちの子を突き飛ばし、我が子が乗せようとした電車をどけて、しかもバラバラに分解してきました。

「俺のレールだ、邪魔する奴はこうだ!」ですかそうですか・・・

ショックでフリーズする我が子。

 

「ねぇ僕、ママどこかな~?」

 

ドクダミさんは強い女ですからね、ママを呼び出してもらい、やんわりと現状を伝えました。

すると、近くにいたママさんも「さっきからあんなことやこんなことをしていたんです」と加勢してくれました。

他のママさんも感じていたのね・・・ってか放置すな!

 

そんな感じで事なきを得たのですが、こういう時に、「自分のだ!返せ!」と出来ない我が子。

 

とりあえずは親が仕切っていくしかないのだろうな・・・

 

 

その優しさはどこから来るのか

何が言いたいのかというと、うちの子、超いい子なんですよ!って話です。

 

ただ、その優しさとか誰かと分け合うっていうのが、決して遺伝とか家庭での教育の賜物とかではない気がする。

私は基本的に自分の皿に盛られたものを食べろと教育しているし、ケチだし。

 

保育園での集団行動で学んでいるのかもしれないけど、それにしても優しすぎやしませんかね・・・

 

その優しさはどこから来るのか?

きっと生まれたときから持ってきたものなのでしょう。

 

・・・ということで、天使のように優しい我が子ちゃんです!という話でした。

 

おしまい

 

 

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