こんにちは、ドクダミ淑子です。
時々話題になる、ぶつかりおじさん。
道端で、向こう側から歩いてきて、「わざとぶつかってくる」みたいなことをするおじさんの件です。
まぁこれが、男性にはぶつからないのに女性にだけぶつかってくる=女性差別だ!女性への攻撃だー!というご意見があって、時々炎上したりしなかったりしているのですが、私はこの「ぶつかりおじさん」っていうのは、単に女性を攻撃するというタイプだけではないんだろうなと思うのです。
4パターンあると思うんですよね。
自分の行く道を邪魔されたくない人たち
私の見解では、ぶつかりおじさんのぶつかり動機で一番多いのは、これだと思うんですよね。
自分の行く道を邪魔されたくない。
多くの人は、向かい側から人が歩いてきたら、なんとなくお互いがずれて、なんとなくスムーズにすれ違うようにしているんですよね。
イワシの大群のように。
【魚たちがお互いにぶつからないワケ】 | 美ら海だより | 沖縄美ら海水族館 - 沖縄の美ら海を、次の世代へ。-
しかし、そうならない人達がいる。
進路を譲らない人の中ではさらに「出来ない」と「しない」に分かれていて、「出来ない」人は、身体が不自由ですぐに避けられないとか、自分のルーティン行動を変更するのに多大なストレスがかかる人(こだわり行動のある人)だったりする。
あとは、「しない」人。
こっちは、「自分が進路を変更させられる=自分の権利が侵害される」みたいに捉える人。
子どもと一緒に歩いていると、大体の人は子どもの行きたい道の先に自分がいたら道を譲ってくれるものだけど、逆に「絶対に譲らないぞ!」という強い意思を感じることもある。
そういう人を見ていると、きっと「子供を優先する=自分は迫害される」みたいに感じてしまうのだろうな・・・と思う。
まぁ、世の中色々な人がいるよね~で流すしかないし、私も「我が子様が通るぞ!道を開けい!」とやる気はない。
子どもは進路をふさがれるとぐずるけど。
歩きスマホ撲滅委員会の人
あとは、歩きスマホを撲滅させたいがゆえに、歩きスマホの人にわざとぶつかってくる人もいる。
これはマジでいて、見たこともある。
「歩きスマホしているからぶつかるんだ!気を付けろ!」と、若い女の子に対して怒鳴っていた高齢男性を見たことがある。
「自分がぶつかることで注意喚起しているんだ!」という、少し歪んだ正義感は気持ち悪いけれども、そもそも歩きスマホしていて視界がペットボトル1本分くらいしかないなら、危ないからやめた方がいい。
女性を攻撃したい、女性に触りたい人
まぁこのケースのぶつかりおじさんもいるんだろうなとは思うけれども、多分上に書いた人たちの方が総数は多いと思う。
こっちの例で、全てのぶつかりおじさん=女性を攻撃!と思われると、ぶつかりおじさん業界も混乱するのではないだろうか。
道を歩くときは、周りをよく見るのが一番です
私自身は、ぶつかりおじさんに遭遇したことはないんだけど、多分歩く時に周りを良く見ているからだと思う。
時々、上に書いたみたいに「自分の進路をどうしても譲りたくない人」みたいな人を見かけるけれども、そういう人って、オーラとか、そこまでの歩き方とか、そういうもので何となく「わかる」ものなんですよね。
「あ、この人はきっと道を譲らない人だ」って。
そういう人に会ったら、あらかじめこちらが方向をグイっと変更するとか、そういう対策を取っていれば、突然ボーンとぶつかられて、「お互いがちょっとずつ避けると思ったら避けなかった」みたいなケースがなくなるんですわ。
あとは、私はわりと堂々とした歩き方をしているというのも関係があるかもしれない。
背筋をできるだけピンと張って、前をしっかり見て、ズンズンと歩く。
・・・まぁそれだけが原因ではないと思うけれども、ぶつかりおじさんは、回避出来るおじさんと出来ないおじさんがいるとは思うんだよなぁ。
それを一概に、「女性が攻撃されている!」と言うのはなんかちょっと違うんじゃないか?と定期的に上がってくるこの話題を見るたびに、私は思うのだ。
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