ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

マミートラックについて考える、春

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

3月になり人事の発表等があって、マミートラックを感じずにはいられない今日この頃。

 

マミートラックの「トラック」はこれです。車じゃないほう。

 

マミートラックとは

マミートラックというのは ざっくり言うと子育てママが仕事の中で昇格やキャリアアップ等がなく、ぐるぐる回っているだけのように感じるというものです。

 

マミートラックとは、子どもを持ち働く女性が仕事と子育ての両立はできるものの、昇進や昇格には縁遠いキャリアコースに乗ってしまうこと。

マミートラックとは?【意味を解説】抜け出し方 - カオナビ人事用語集

 

「マミートラック」とは、出産を終えて仕事に復帰したママが、出世コースから外れて昇進や昇給の道が遠のいたり、閉ざされてしまったりするキャリアコースを指す言葉です。

以前は営業として第一線に立ち、バリバリ働いていた女性が、「子どもがいてフルでは働けないから」などの理由でキャリアダウンし、資料作成やスケジュール管理、報告書の作成などを行う営業アシスタントに異動させられる人事などを指します。

マミートラックとは?マミートラックのメリットとデメリット、対処法を解説 - tameni|マイナビの人材紹介事業向けメディア

 

3月になり、昇給や昇格のニュースを見て、ちょっとその言葉を思い出しました。

 

ちょうど私の2~3歳くらい年下の子達が、部長に昇格していく時期なのです。

 

 

入れ替わりの激しい業界にいます

私のいる人材業界は、とにかく入れ替わりが激しいので、まずは3年くらい生き抜けば中堅になり、5年くらいいたらベテランになり、10年を越えると仙人や妖怪クラスになります。

40代の仙人たち&妖怪がいるにも関わらず、平均年齢は常に28歳前後。

基本的に新卒は大卒からしか採らないので、22歳以降しかいないのに平均がそのくらいということは・・・おわかりですよね?

 

そんな中ですので、35歳前後でもう部長クラスになるんですわ。

 

対して私は主任クラス。

時短勤務なので、たぶんこれ以上の昇格はあっても1つか2つでしょうか。

 

そんな現状に「マミートラックゥ!」と悔しくも思うんだけど、その一方で、「彼らは私が帰ってる時も、夕暮れの公園で落書きしている時も仕事していたんだからな。当たり前だしむしろそれで昇格しなかったらアカンよな」と思う。

 

 

トラブル即対応の会社で時短勤務は致命的なのだ

私の働く会社も時代の流れに乗って労働時間は削減されているんだけど、だからといって残業はゼロになっているわけではない。

むしろまだ「遅くまで残業して頑張っていて、偉いね!」みたいな言葉を新人にかけるような人もいる。

 

それも問題なんだけど、トラブル対応なんかはやっぱり即日対応が基本で、とにかく早く対応して鎮火!とやるので、トラブル対応があれば、必然的に残業が発生してしまう。

そしてそれは自分だけだったら「トラブルを起こさない方向で」となるんだけれども、部下や後輩がいるとそうもいかない。

クレームを出した営業のフォローをし、次はこうしろああしろと顧客対応の指示を出しながら、社内対応もする。

始末書の作成・提出はトラブル対応当日中がマストになっている。

 

・・・となると、それが出来ない=昇格出来ないのは当たり前なのだ。

 

 

傍流・亜流の人間として生きるつもりではあるけれども

まぁそれ以外にも体育会系ブラック企業(ホワイトニング中)の場合は、社長との飲み会とか管理職間のパワーバランスを加味した発言とか、社内の人間関係(不倫・犬猿の仲含む)の調整とか、その他もろもろ面倒くさいことが多いので、管理職になるなんてまっぴらごめんなんだけどね。

ただ、そう思っていても自分の年下がどんどん昇格していって、自分がその子たちにとって厄介な人間になっていくのだろうな(年上の部下とか)・・・と思うとちょっと嫌な、というか彼らに気の毒な気分になる。

 

・・・と思ったらついつい、ワーママはるさんの本を買ってしまった。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略 [ 尾石 晴 ]
価格:1,650円(税込、送料無料) (2023/3/21時点)


 

感想はまた今度、読み終わってから書くけど、久しぶりに「人生」を考えてビジネス書というか自己啓発的な本を買ってしまった。

 

まだ復帰して1年経っていないんだけどね、そういえば。

 

春って、自分のキャリアについて考える季節でもあるんだなぁと思ったのでした。

 

 

こちらもどうぞ

www.dokudamiyoshiko.com