こんにちは、ドクダミ淑子です。
はあちゅうさんのnoteを見て、「んんん?」ってなりました。
はあちゅうさんの土曜日noteを読んだけど、「私が子育てで大切にしていることは、息子が私から愛されていると思ってもらえるような言動を取ること」という内容で、「んんん?」ってなった。https://t.co/PXZeB45bTa
— ドクダミ淑子 (@dokudamiyoshiko) February 11, 2023
…なったんだけど、この違和感が何からくるのかをまだまとめられていない。
一見良いことが書いてある風なのだが
ざっくり書くと、こんな感じ。
- 母が与えてくれた一番のものは「愛された記憶」だと思っている。
- 私は、息子に自分が愛されていると知ってほしい。
- 息子には、自分を大事にして、幸せに生きて欲しい。
- つらい時は息子が母が愛していることを思い出してほしい。
サーッと読むと「良いこと言っている」と思わせるような文章なんだけど、私は読んでいて色々なところで引っ掛かってしまった。
それは私の心が汚れているからか、はあちゅうさんを批判的な目で見ているからなのか・・・
我が子を愛するって当たり前じゃない?
まず違和感に思ったのは、「我が子を愛するなんて当たり前のことじゃないか」ということ。
それを「私が子育てで大切にしているのは、子どもを愛することです!」みたいに仰々しく書いて、「はぁちゅうさん、すごい…感動…」みたいにDMを送ってくる人が多数存在するのが意味不明だった。
「私がサッカーをプレイすることで大切にしているのは、サッカーを好きであることです」みたいな感じ?
「仕事だからやる」じゃなくて、「好きだから仕事にしている」みたいな感じ?
・・・とか思ったけど、冒頭のよくわからんおことわりを読んで、きっと違うことを想定しているんだろうなと思った。
※以下は私の経験と考えに基づく文章ですが、自分の考えを押し付ける意図はありません。また親の愛がなければ、子供は育たないとも思っていませんし、愛をくれるのが親だけとも思いません。ただ、私の人生で私が支えにしているものをシェアするだけの記事なので、「へ~」くらいの感覚で読んでいただければ嬉しいです。
たぶん、はあちゅうさんの想定する(またはDMくれる)読者の中には、こういう意見もあるのだろう。
「私は親に愛されずに育って、自己肯定感も自尊心もありません。はぁちゅうさんのこの文章を読んで、私がダメだと言われたような気がしました。」
「子どものことを愛せない私はダメってことですか?」
「私は両親を早くに失くして祖父母に育てられました。親の愛がなくても子は育ちます」
・・・まぁそういう方もいるんだろうとは思うんだけど、レアケースな人の方ばかり向いているとそんなに良いことがない気がしてしまう。
その結果「子育てで大事にしているのは、子供を愛することです!」みたいな、多くの親にとって当たり前のことをドヤ顔で書いてしまうことになる。
「愛する」ではなく「愛されていると感じさせる」
それに、よく読んでみると、「私が息子を愛する」ではなく、「私が息子を愛していることを、息子に感じてもらうようにする」なんですよね。
ここも超・違和感!だった。
はあちゅうさんのお母さんは、きっと「娘が母から愛されていると感じさせるために、○○をする」みたいなことは考えていなくて、きっと「娘を愛する」をしてきただけだと思うんですよね。
でも、その娘は、「私の愛を息子に伝えて、息子が私の愛を感じさせることを目指します!」みたいに言っている。
「5ギブ1テイクだからまずはギブする」みたいなものを感じる。
「自分の考えを押し付ける意図はありません」とか書いてるけど、めっちゃ愛を感じさせる!って押し付けてるやん・・・と思った。
他人はコントロールできない
私が彼女の文章を読んでいて感じてしまうのは、彼女の「他人を自分の思う通りにコントロールしたいという欲望」だ。
自分の書く文章ををこうやって読んで欲しい(今回の冒頭の注釈含め)、こういう「キャラ」だと思って欲しい、「育児や家事をラクして怠けている人」だと思わないでほしい、元旦那がいいパパなんて褒めないでほしい、私が出来た元妻だと思って欲しい、Amazonレビューで星1つをつけないでほしい・・・そうやって、常に他人からの評価を気にしてコントロールしようとしている姿を見ているから、息子さんに対しても「私の愛を感じてほしい、そのお陰で自己肯定感高く生きてほしい」と押し付けているように見えるのだ。
今回のnoteにも、こんなことが書かれている。
【お知らせ】いいねが1000以下の過去記事を、有料読者用とすることを考えています。その時はまた、改めてお知らせさせて頂きます。
「いいねしてくれないと有料にするぞ?」という脅迫まがいに感じたのは私だけでしょうか?
こんな感じで通りすがりの読者までをコントロールしたがる彼女が、息子さんが自分の思う通りに育ってくれなかった時にどうなるのか・・・今からちょっと怖い。
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