ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

【本感想】即答力 自分の仕事のスタンスを確認する1冊

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

今回は、少し前に読んだこちらの本の感想を。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

即答力 (朝日文庫) [ 松浦弥太郎 ]
価格:638円(税込、送料無料) (2023/1/29時点)

楽天で購入

 

 

どんな本なの?

公式サイトによると、こんな内容です。

 

成功は「一瞬の返答」ですべて決まる! 元『暮しの手帖』編集長が、自身のキャリアをベースに、グローバル時代に求められる「コミュニケーションの反射神経」の必要性とコツを説き、ゆたかに働き暮らすための方法を提示。

 

「即答」をテーマにして、著者が仕事で大切にしていることを語っています。

 

 

ビジネス本の読み方

私は、仕事術的な本の読み方は2通りあると思っていて。

 

1つは、自分にない考え方や、自分に欠けているものを補うような、「新たな学び」みたいな読み方。

 

以前紹介した、『圏外編集者』はどっちかというとそれで、骨の髄までサラリーマンの私にはないものがたくさんあった。

www.dokudamiyoshiko.com

 

そしてもう1つは、自分の中に既にあるものを確認したり、言語化して固めたりする、「見直し」みたいな読み方。

 

今回紹介する本は、完全にこっちだった。

 

 

即答力とは

ざっくり言うと、この本は「即答していくことで信頼を得たりチャンスをつかんだりしようぜ」って話なんだけど、もちろんただやみくもに「ハイ喜んで」と即答すれば良いというわけではない。

まず、「やります」と即答するための準備をきちんとすること。

自分の身の丈を知り、「やれます」と言える範囲をきちんと把握すること。

そして、いざというときにきちんと答えられるように「身の丈」をストレッチして伸ばしていくこと。

即答したからには、きちんと達成すること。

仕事を選ぶのではなく、指名された仕事をきちんとやること。

まずい状況の時こそ、即答(即訪問)すること。

 

そんな感じで、「即答」と書いているけど、その前の準備段階もあり、即答のその先の仕事についてもあり、仕事が終わった後についてもある。

それを読んでいくと、自分の仕事のスタンスとかぶることろがたくさんあった。

 

「そうそう、それ大事よね!」

「やっぱり?そう考えます?」

そんな感じで、自分のことを見つめ直しながら、スラスラと読めた。

前回感想を書いた本があまりにも読みづらかったのと対照的で、自分の考えと重なりすぎてすぐに読めるという、逆に「大丈夫か?」って心配になる展開になった。

 

こういう共感の塊みたいな本ばかり読み続けていると、今度は考えが偏りそうだけど、時々はこういう風に、「そうそう、私はこう考えていたんだよ!」みたいな読書もたまにはいいかもしれないな、と思いました。

 

 

こちらもどうぞ

www.dokudamiyoshiko.com