ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

「子どもと向き合う」って大変なことだ


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

「子どもと向き合う」という言葉って、口で言うのは簡単なんだけど、考えれば考えるほど難しいなぁ、と思う、今日この頃。

 

 

子どもの都合、親の都合

子どもがやりたいことがあって、それを出来るだけ聞きつつ、親のやりたいことに合わせていく・・・っていうのが子ども(特に幼児)を育てる時のベースになっていくんだけど、だいたい子どものやりたいことっていうのは親からしたら「やめてくれよ」「もういいでしょ?」「いい加減にしてくれ」ってなる。

 

ずっとお絵描きしていたいとか、帰りたくないとか、必要以上に物を買いたいとか、テレビやYouTubeを見続けたいとか、寝たくないとか・・・とにかく無限に何かをやり続けたいというのが子どものベースにある。

子どもには限度というものはないし、時間という概念も(特に熱中した時の幼児においては)、ない。

対して親には、時間という概念もあり、「タスク」というものもある。

タスク、つまり「やらねばならぬこと」との兼ね合いを考えながら、折り合いをつけながら、子どものことを考えていくのだ。

だから、「向き合う」って難しい。

 

向き合うと書きながらも、お互いの考えていること、やりたいことは相反していて、子どもの方には「譲歩」というものはない。

我々親が交渉しつつ、ほどよきタイミングで声をかけて促し・・・ってしながら、なんとなく上手い落としどころに着地させていくのだ。

それが、日々続く。

 

 

時間が無限にあれば、無限に付き合えるかもしれないけど

そんな中、もしも時間が無限にあれば無限に付き合えるかもしれないけれども、多くの場合はそうは行かない。

共働きで17時くらいにお迎えに行くとしたら、そこから寝る21時くらいまでは、たった4時間しかない。

4時間のうち、いつもより+1時間遊びたい!となると、どこで1時間の帳尻を合わせるのだ?となる。

21時就寝ならなんとかなるかもしれないけど、20時就寝だったら?18時お迎えだったら?・・・「遊びたい!」の答えはNOになるだろう。

 

それは、子どもと向き合っていないということになるのだろうか?(いや、そんなことはないと思う)

 

だから、「子どもと向き合う」っていうのは、難しいのだ。

 

 

「向き合う」に正解はない

たぶん、全ての親は「子どもと向き合おう」と思っているはずだろう。

各家庭の状況に合わせた形で。

 

でもそれに「正解」はない。

 

だから「これが正しい形なのだ」と信じながら進むしかないのだ。

 

私はわりと子どものやりたいことを尊重している方だとは思う。

けれどもそれも「正しいか?」と言われたら自信を持ってYESとは答えられない。

うちの子は私がそばにいすぎているからなのか、スーパー構ってちゃんに成長している。

仕事の電話を家で受けようものなら、必ずあうあうと電話の会話に乱入してくるし、普段そこまでやらないのに、「ちっち(おしっこ出た)」と股をバンバン叩き(この動作はどうかと思うが、私は教えていないので本人発想か保育園で覚えたのだろう)、「おむつ替えて」とばかりにゴロンと寝転がってこっちを見たりする。

常に、私(または夫)に見ていて欲しいという気持ちが見えて、これは構いすぎたか?とか悩むこともある。

まぁ、この辺は年齢と共に変わって自立していくところだろうとは思っているけれども。

 

 

時には親のワガママがあってもいいじゃないか

まぁそんな感じで、常に「子どもと向き合いたい」「親の都合もある」でせめぎあっているんだけど、時には私がワガママを言ってもいいんじゃないか?とは思う。

 

たとえば、最近よくわからんけど寝室で興奮して寝ない時があって。

おもちゃの持ち込みはしないようにしているんだけど、ジョイントマットの端とか、布団とか、寝室のアイテムで遊び始めて寝ない・・・ってなった。

「寝ようよ~」「ねんね~」とか声をかけながら2時間くらい付き合ったけど寝なかったので、ちょっと部屋を出て家事をしてみた。

 

10分くらいは1人で遊んでいたんだけど、なにせスーパー構ってちゃんなので、しばらくすると1人で寝室にいることに気づいて泣き出しました。

その間に私は家事を済ませ(食洗機をかけ洗濯物を干す)、泣いてからしばらくしてから部屋に入って、「ほらほら、ママいるよ!でも、もうねんねの時間だよ?ゴローンして?」と言って腕枕したらですね・・・寝ました。

 

どうなってるんだよ・・・?

 

でも、これもまぁ1つのやり方なんだろうな、と私の中で「とことん向き合う」以外の選択肢ができました。

 

 

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