こんにちは、ドクダミ淑子です。
はあちゅうさんの子育て論を読んでいて、なんだかちぐはぐだなぁ…と思うことがあります。
明るい人気者に育ってほしい?
はあちゅうさんは、自分の息子さんに「人気者になってほしい」「明るい子になってほしい」「しなかやにのびのび育ってほしい」などと希望を書いています。
それと並行して、自分の子供時代を「陰キャ」「スクールカースト下位」「我慢を強いられた」などと書いているので、自分のつらい過去の逆に育てたいのかしら?なんて思ったりもします。
陰キャ再生産な環境な気がするのですが
理想を語るのは大いに結構なのですが、彼女の子育て環境を見ていると、「それで果たして陽キャになれるか?」と疑問がわいてくる。
- 他の子と接することがほとんどなさそう
- 基本的に1人遊び
- 母親に対してパンチやキックなどで遊んでいる
- ケガさせられたりイタズラした動画を母親がSNSで公開
- 子どもの顔出しをし、父親がAV男優なこともSNSで公開
- 来春年少クラスなのに海外移住を検討している
1つ1つを取ると、「まぁいいんじゃない?」と思うんだけど、合わせると「大丈夫か?」って思ってしまう。
この写真なんかは、ママと子でやったら楽しいおふざけかもしれないけど、お友達にやったら暴力よな・・・と思う。
「痛くない強さなら殴ってもOK」とお子さんが勘違いしていないことを祈る。
ご自身も小学校で海外に行って、帰ってきてから暗黒時代が幕開けしたんでしょ?
これからずっとインターナショナルな環境なら問題ないのかもしれないけど、「日本人の社会」を経験させないまま、日本で生活する大人にならせるつもりなのだろうか?
これでいて、中途半端に「小学校から日本の公立で~」ってやるんだったら、なんだか息子さんが振り回されてかわいそうだなぁ・・・
集団生活について考えるママ達
育休中の後半(終盤)は、毎日午前に公園に行く生活をしていたんだけど、その中でも、「他の子とのコミュニケーション」について考えているママは多いなと思った。
お砂場遊びをしていても、縄張り争いや道具の貸し借り、お友達にどう気遣いをするのか・・・1歳になったばかりだったうちの子は「後輩」の立場で自由奔放にやっていたけど、もう少し上の子達のママは、うちの子を題材に「年下に優しくすること」を教えていた。
「一人っ子だし、保育園とか行ってないから他の子との接点が少なくて」
「うちもそうだから、プレプレに行かせることにした」
「こうやって他の子と遊べるのは勉強になるしありがたい」
一人っ子のママさん達の話を聞いて、早くから「コミュニケーション」について考えているし、悩んでいるんだなぁと思った。
だからこそ、彼女の「他の子との接点ゼロっぽい環境」が気になってしまう。
環境は、ある程度整えてあげるものだと思う
子どもの育つ環境って、ある程度は大人が整えてあげるものなんじゃないかな?と思う。
「子どもが好きなことをさせる」って、聞こえは良いんだけど、そもそも人生経験の短い子どもの興味の範囲や遊びのバリエーションなんてたかが知れているわけで。
その中で、自ら遊びを発見できたらいいけど、親が「こういう遊び方もあるよ」と教えてあげることは、大事だと思う。
親だけが教える立場だとそれも限界があるから、保育園や幼稚園の先生、ベビーシッターさんなどのプロの手を借りることも含めて。
はあちゅうさんがどんな方向性に進むのかはわからないけど、私は彼女の言動をウォッチしながら、自分の育児についてあれこれ考えたのでした。
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