ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

「私は悪くない、社会が悪い」と言う方が簡単だけど


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

先日、仕事で、あるクライアントの営業担当をはずされました。

一緒にやっている別の営業が、顧客から「担当を変えてほしい」と言われたそうで、理由をいくつか聞きました。

 

よかれと思ってやったことに対してのお互いの認識の相違があったこと、私の配慮不足などが主な理由ですが、最後にちょこっと、こう言われました。

 

「時短勤務だし」と。

 

 

個人の行動の問題を、働き方とすり替える

私は、日頃から、自分の問題に対して「社会が悪い!」って言う人に疑問を抱いています。

「私が冷遇されているのは女性だからだ」とか言われると、「いやいやそれは女性だからじゃなくて、あなた自身の問題じゃない?」と思うことも多いし、「男性が家事をしなかったり育休が取れないのは社会問題だ」とか言われると、「いやいや育休取れる会社も増えてるよ?旦那が家事をしないことを社会問題にするより、まずは家庭でしっかり話し合えよ」と思う。

 

だから、冒頭の件についても、「私に至らないことがあったな」と反省した。

 

・・・なのだけれども、もしかしたらこれを「私が時短勤務だから担当変更させられた!働く女性への差別だ!社会問題!」とか考えてしまう人もいるのかもしれない、と思った。

 

今回のケースだと、時短勤務っていうのはダメ押しになったかもしれないけど原因は別のところにある。

でも、「私はワーキングマザーだから冷遇される」みたいな思考回路になっていると、そういう、私自身の至らぬ対応よりも「時短勤務だから」という言葉が残ってしまうのではないだろうか?

 

 

「私は悪くない」の一種なのだろう

仮にだけど、私が自分の仕事ぶりを否定されたくない!と強く思っているタイプの人間だったら、その前に言われた、対応の悪さみたいなところから目を背けて、「私が時短勤務だから担当変更させられた!」と思っておいた方が自分の心の平穏を保っていられるのだろう。

だって、それって「仕方ないこと」「自分の意思では変えられないこと」なのだから。

 

・・・今回は私の例だけど、世の中にはこういう「本当の問題は別にあるのに、なんだかんだで問題をすり替えていること」があるのではないか、と思う。

そういう風に思っているから、すぐに「社会のせいだ」という人に違和感を抱いてしまうのだ。

 

ちなみにこれは「男女差別」とか「働く母の否定」でもない。

なぜなら、担当をはずして欲しいと言ってきた人も、私と同じく子どもを保育園に通わせながら働くワーキングマザーなのだから。

彼女が時短勤務かどうかはわからないけど、とにかく「そこ」が原因ではない、と言うことだけ書いておく。

「女同士の方が厳しい眼で見られる」もあるかもしれないけど、そういうざっくりした「女の敵は女」みたいな次元に落とし込まれるのも何かが違うな、と思う。

 

 

時短NG?どうぞどうぞ

話は少し変わるけど、「時短勤務の人は担当しないで欲しい」と言うクライアントがいて、その担当を外されるのは歓迎だ。

おそらくそのクライアントは、即対応を望んでいるから、その点で夕方にはさっさと退勤してしまう私には合わないのだろう。

 

例えば、18時くらいに「今日中にご回答ください」と言ってくるとか、そういうところ。

自分はボールを持ち続けているのに、締切直前になって投げ返してきて、今すぐ打て!みたいなところ。

例を挙げればきりが無いけれども、そういう、「即対応」を望んでくるクライアントは、正直付き合うのがしんどい(妊娠出産関係なくてもしんどいから嫌だった)。

 

過去にブラック企業も担当したこともあったけれども、ブラック企業を担当すると自分もブラック企業みたいな働き方になる。

だから、そういうクライアントを減らして、「ドクダミさんはちゃんとしているから、勤務形態は関係ない」と選んでくれるクライアントを増やしたいのだ。

 

・・・と思っているから、対応が悪くて担当を外された、というのはちょっと凹むなぁ。

 

 

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