こんにちは、ドクダミ淑子です。
はあちゅうさんの日経xwomanの記事の後編を読みました。
前編についてあれこれと書いたのですが、後編も色々とツッコミどころが浮かんできたので、今回はその話を書こうかと思います。
休婚って、自分の意思だけじゃできないよねぇ
前編を読んでいる時から、いやその前に離婚発表した時から、私は「休婚」ってワードが気になっていたんですね。
たとえば休学みたいに、所定の手続きをして大学に籍は置き続けているものの大学には通わず単位取得という学生のミッションを休む、というのは、 わかる。
本人が「戻りたい」と思ったタイミングで、また手続きすれば戻れるんだけど、それって、休学という規定があるのが前提だけど、本人の意思で全てが決められる、っていうのがあると思う。
んで、「休婚」。
こっちは、休学と違って相手がいるものだから、1人の意思ではどうにもならないのだ。
もしも、その相手が100%ヨリを戻したいと思っていない限り、「私の意思で休婚してます」とは言えないし、別れた当時は「復縁前提」だったとしても、時間が経っても同じ気持ちでいるかどうかなんて、わからない。
よっぽど自信があるのだろうか?
そんな風に考えていたのですが、後半にはその答えになりそうなことが書かれていました。
ベースの信頼関係はお互いにまだあるんです。でも、一緒に生活したら険悪な瞬間がまたきっとあります。もしかしたら共依存の関係になってしまったのかもしれません。精神的にお互いに近くなりすぎてベタっとしているので、今は距離を置いて乾かしている、って感じですかね。
改めて言うのも変な感じですが、私は彼のことをとてもよく理解していると思っています。もちろん分からない部分もありますが、ほかの誰よりも、彼のいいところ、悪いところ、得意、不得意も分かっている。夫婦の形、家族の形って、本当に人それぞれ。ずっとけんかしていて、それでも「夫婦」でいられる人もいるけれど、私はけんかも自分を押し殺すのも苦手です。だから、今はお互いに自立したまま、良い関係を築くための実験期間ですね。
「お互いに信頼関係はある」「私は彼のことをよく理解している」と思っているから、彼がきっと休婚期間も自分に対して思いを持ってくれていて、自分が戻ろうと言ったらいつでも戻れるのだと思っているのだろうな・・・と感じた。
でも、こんな風に2人の取り決めをペラペラと取材で喋っちゃうような人、私はもう付き合いたくないけどな。
2人の間で、ゆるいルールはありますが、契約書みたいなものはないですね。夫から提案された養育費をもらう予定ですが、今まで全額負担してもらっていた家賃分よりは少ないので、今の家に住み続けるためには仕事をさらに頑張っていきます。気持ち的にはシングルマザーになったつもりです。
ちなみに家賃は約50万円な(しみけん氏出演のテレビ番組より)。
・・・と思ったけれども、朝日のAERAのインタビューを読んでいると、「完全に愛が冷めてますやん!?」ってなった。
良い母を演じようとしてない?
そんな、はあちゅうさんですが、とにかく「母」としての自分が前面に出てしまうことに悩みがあるようです。
出来る限り、子どもと一緒にいたい気持ちが強くて。先日も九州へ出張する機会があったのですが、仕事場の近くで地元の子どもを見かけると、「うちの子は今、何しているかな」「私はここにいていいのかな」と思ってしまったり、宿泊先のホテルで息子とLINE電話すると、たった1泊離れているだけなのに涙が出てきてしまったり。
息子君は人生初のお泊まりを5回もしているんじゃなかったっけ?
【改訂版】
— げす山げす美 (@kusogesumi) September 13, 2022
はあちゅうさんの息子さん、今度人生初のママなしお泊り(一ヶ月ぶり5回目)をするそうです。
体質も変わって、以前であればフルコースも食べられましたが、出産後はあまり食べられなくなったし。そもそも子どもと離れて、自分の食事に時間をかけるのがもったいなく感じてしまって。それより子どもと一緒にいることを優先したい。「自分」より先に「母親」の思考回路が出てしまうんですよね……。
6日ぶりのランチを「久々」と書いちゃう人のセリフとは思えません。
#はあちゅう さんは、本当に記憶力がニワトリ並なのか、それとも「久々=6日ぶり」なのか、お昼ごはんとランチは別なのか、ガストは外食カウントされないのか、単に嘘つきなのか…
— ドクダミ淑子 (@dokudamiyoshiko) October 5, 2022
←9/28、ガストでお昼ごはん
10/4、久々の外ランチ→ pic.twitter.com/TbTSzh0xDP
ちなみに最新のストーリーズでは、「久々のゆったりめのランチ」を楽しんでいます。
上の「そもそも子どもと離れて、自分の食事に時間をかけるのがもったいなく感じてしまって」を即ひっくりがえしてますけど?
私の人生は自分だけで考えるもの?
そしてまた「アイデンティティー」がどうのこうの、と書いています。
自分のアイデンティティーが「妻」「母親」になってしまうことから、今、変化を遂げたい、と。もう一度、自分の人生を考えなくては、という場所にいるのだと思います。
やっぱり、この辺はよくわからないな。
私は母になってもうすぐ2年(妊娠してからだと現在2年半くらい)だけど、自分が母親として生まれ変わった感覚も、自分のアイデンティティが「母」「妻」だという感覚もあまりない。
彼女の言葉を借りるなら、「本来の自分に母としての役割が追加された」って感じ。
それは、産休育休を経て、同じ仕事に(時短勤務で)戻っているからかもしれないけど。
退勤後お迎えに行ったらそこから寝かしつけまで「母」の仕事一色だし、寝落ちしたらプライベートの時間もないけれども、だからと言ってアイデンティティが失われるほど、自分の気持ちが何かに支配されていると思うほどではない。
ブログも、子育てネタがどんどん増えるけど、だからと言って「これは私のブログではない」なんて思ったこともない。
子育てを通して自分が何を感じ、何を考えたかを記録するのは、私が書く、私の記録だもん。
なんかそうやって「子育て一色で子育てしかネタがないくらい頑張る良き母としての私」を演出しようとしてない?と思ってしまう。
そんなに子育てばかりなら、平日の日中お子さんが何をしているか教えてくれないかな・・・?
っていうか、妊娠出産は女性のアイデンティティーの根幹とか、陳述書で言ってなかったっけ?
シングルマザー、レンタル彼氏を検討する
さてさて、そんな迷走中のシングルマザーは、ドライバー兼写真撮影係としてレンタル彼氏を検討されていたようです。
自立した強い女なのに、免許なくて取る気もなくてレンタル彼氏に依頼しようとするとか、意味がわかりませんね。
今まで、元旦那さんに頼りっきりだったんですね。
皆に良い顔するから、キャラがブレブレなのよ
そんな調子で、以前も書いた気がするけど、良い母だと思われたいけれども、遊んでいることはアピールしたいし、美味しいものをご馳走してちやほやしてもらえる女だと思ってもらいたいし、でも育児を怠けているとは思われたくなくて、元旦那との関係は良好だと思いたくて・・・とセルフイメージがごっちゃごちゃな、はあちゅうさん。
そうやって、八方美人をしているから、言っていることが矛盾ありすぎて、すぐにウォッチャーに突かれてしまうのよね。
「子供のことばかり考えている良き母」に見られたいなら、そういう行動だけを切り取る、次の男の気配があるよアピールしたいなら「子供のことしか考えられない!」とか言わない。
・・・そんな簡単なことで、疑問に思う人を減らせるんだけどなぁ、と思う。
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