ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

夏の思い出と、パチンコ屋さん


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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

秋が深まっていくにつれてどんどん日が短くなってきていますね。
私は関東に住んでいるのですが、ここ最近だと18時過ぎると真っ暗になっています。
 
今回のブログは、そんな今よりも少し前、むしろ「日が長い・・・早く暗くなれ!」と思っていた、夏の話です。
 
日が長くて、19時を過ぎてもまだ明るい時期、私と子どもは、果てしない寄り道をしていました(今も30分~1時間寄り道をしているけど)。
少しだけ涼しくなった、けれどもまだ歩くと汗がじわっと出てくる屋外の、駅のロータリー付近をよくうろうろしていました。
 
そんな中、子どもがスイーっと引き寄せられていった場所があります。
それは・・・パチンコ店。

 

 

ギラギラのパチンコ店に吸い寄せられる

店の前にはレインボーのライトがぐるっとついた看板が置かれて、「新台入荷」だの「人気アニメの台、ありまっせ!」だの、とにかく激しくアピールしている。
 
余談だけど、最近BOØWYのパチンコがあるのを見かけて、「もしもラルクのパチンコが出たら、私は打ちに行くだろうか?」と真剣に考えている。
今までの人生でパチンコをしたのは、夫がやっていた時代に1 回だけ付き合って行った時だけだった。
待ち合わせ場所になかなか来ない夫と連絡を取り合ったら近くのパチンコ店にいて、よくわからないまま「このレバーを持っていて」と言われるがままにしていたら、大当たりして10万円くらい勝ったらしい。
何が楽しいのか全然わからなかった。
ラルクのパチンコが出たら・・・悩む。
 
話は戻って。
 
レインボーの光だけでも目を引くのに、それに追加して、傘をクルクル回すお姉さんまでいるので、うちの子への吸引力がハンパない。

ついつい、寄っちゃう仕事帰りのサラリーマンのように、うちの子もフラフラとそっちの方向へ行き、吸い寄せられていく・・・のを後ろからキャッチ!

 

しかし子どももそれで簡単に諦めるような子ではない。

肩の力を抜いて液状化して、抱っこできないように対策!

それならば、と私は足の付け根あたりに手を入れて持ち上げ・・・られる前に子どもは逃走!

 

 

お姉さんの一言

・・・とやっていたのは、パチンコ店の前。

 

傘をくるくる回すお姉さんが一部始終を見ていました。

 

「君にはまだ早い!」とか声をかける私に、早くない!何がなんでもパチンコ店に入ってやる!としている子どもが捕まえられて、連れ去られていくのを見て、一言。

 

「大きくなったらまた来てね~」

 

・・・なんだか、身体の力が抜けてしまった。

 

別に私は17年後に子どもがパチンコ店に通ってほしいとも思わないけど、1歳のよちよち歩きで、今は何もわからずにキラキラの装飾に吸い寄せられている我が子が「大きくなる」かぁ・・・と想像したら笑ってしまった。

 

 

それも街の風景なのだと思ってしまう

今私の住んでいる街は、そこそこお上品な街ではあるんだけど、ちらほら、パチンコ店やキャバクラがあるし、いかがわしいマッサージ店も(私の観測範囲だと)1店舗ある。

 

私はそういうのにあまり嫌悪感を抱かないというか、「まぁそういう場所もあるでしょ」としか思ってない。

子供向けのものも大人向けのものも色々なものが共存しているのが「街」だと思っているからだろうか。

逆に「山を切り開いて駅とその周辺全部新しく作りました!」「我が街のコンビニは23時で閉まります」みたいな新興住宅地の方が住みにくそうだなぁ、と思ってしまう。

コンビニにたむろしたり、カッコつけて紙巻タバコをふかしちゃう若者も、まぁ青春の1ページだよねぇ・・・と見てしまう(これは他人事だからで、自分の子がそうなったらキレるかもしれないけど)。

 

そんなこんなで、パチンコ店のお姉さんの言葉で、ほんわかした気分になって、果てしない寄り道がちょっとだけ楽しさを増した。

 

 

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