こんにちは、ドクダミ淑子です。
はあちゅうさんの誹謗中傷訴訟の判決が次々と出ている、今日この頃。
先日、げす山げす美さんの判決も出ましたね。
ここで、彼女がなぜ、何百件も、手当たり次第に訴えることにしたのか、その理由を考えてみます。
私が何を考えようと、それは想像の範囲を出ないのですが、出来るだけ本人の声を拾いつつ、やっていこうと思います。
誹謗中傷を訴えることにしました!と言い出した頃語っていた目的
まずは、初期に語っていた目的について見てみましょう。
2020年6月27日のブログがこちら。
開示請求が認められました! (誹謗中傷訴訟の進捗ご報告) | はあちゅうオフィシャルブログ「お買い物日記」Powered by Ameba
中立な司法機関である裁判所が
私に対する書き込みを、
誹謗中傷等の権利侵害だと
認定してくれたというご報告です。
彼女はこの辺りでは「(たとえば集団で児童相談所へ通報するなどの)アンチ活動」「私や大切な人の人生をストレスのはけ口に使うな」と語っていますね。
続いての報告では、「妊活詐欺」は違法認定と鼻息荒くしています。
105件の書き込みが違法認定されました(一部示談も成立しました) | はあちゅうオフィシャルブログ「お買い物日記」Powered by Ameba
今回は「妊活詐欺」やそれに等しい言葉を含む
書き込みが全て違法認定されました。
「妊活詐欺」を狙い撃ちにしてきた時期ですね。
また、2020年8月10日には、R25で「私、訴えます!」みたいな宣言をしています。
「選挙の1票のようなもの」と裁判を決意。“誹謗中傷をしてきた人にアンケート”したはあちゅうの覚悟|新R25 - シゴトも人生も、もっと楽しもう。
訴訟に踏み切った理由は、「選挙の一票のようなもの」とたとえ、こう語っています。
自分が1票入れたところで何かが大きく変わることはないかもしれないけど、それでも動かないよりは、世の中を変えていく“一石”は投じられるのかなと。
<中略>
私が声をあげたことで、また別の誰かが声を上げる。そういう連鎖の一部になれたらなと思います。
YouTubeでは「無料受任の件で(有料受任*1の)はあちゅうさんにお越しいただきました」ということで、色々と弁護士さんに依頼するに至った経緯について触れています。
その中で一番力を込めていたのは、「ボタンの付け方がどうのこうのみたいな細かいところを見られていて、集団であれこれ言ってくるのが嫌だし、アンチ達で盛り上がっているのも嫌!」という話でした。
「通報祭り」とか言っていたけれども、それよりも「ボタンの付け方が」とか「外食多すぎじゃないですか?」とか、そういうアンチ達が嫌だったっていう方が尺めちゃくちゃ長かったな・・・
FLASHでも「口に出すのもはばかられる、罵詈雑言の数々」と下の絵を取り上げています。
いや・・・「なんでそんな写真をアップしたんですか?」とか全然口に出しちゃうけど・・・ダメですかね?
なぜ彼女は大量に訴える決断をしたのか?
色々なところで、色々な理由をつけて語っているのですが、結局彼女は、こんな大量に、手当たり次第に訴えることで、どんな世界を目指していたのでしょうか?
私なりに「仮説」を立ててみようと思います。
自分の身や家族に危機を感じた
はあちゅうさんは、その昔に自宅にグロ写真が送られてきたとか血の付いた刃物が送られてきたなどの話をしていました。
だから裁判に踏み切った、と・・・したら、裁判じゃなくて警察案件だと思うのですが。
そんなことを書いておきながら、自分の家族の顔写真をドーンとSNSで大公開しちゃっているんですけど、大丈夫ですかね?
自分に対する否定的な声が許せなかった
訴えた中には「壊滅的なブス」などの誹謗中傷もあったそうですね。
壊滅的なブス・・・
彼女は、昔から「美人だと思われたい」という気持ちが強かったようですから、「壊滅的なブス」なんて言われたら、言った人の住所を突き止めて、夜にその人の家に侵入するくらいの勢いで怒っていたのかもしれませんね。
そういえば、小学校2年だか3年だかの時にクラスの男子が「美人な女子ランキング」を作っていたことがあった。
今考えると、なんでそんな風に序列をつけられなければならないのか意味がわからないのだけど、
当時の私は、どうかそこに名前を入れてもらえますようにと切実に願い、名前が入るならどんなことでもします、という気持ちになっていた。
夜に学校に侵入して投票箱の中身を全部入れ替えてやろうかとすら
思った。それほどまでに、そのランキングに入ることは私の中で重要だった。
ママインフルエンサーとしての商売の妨げになるから排除したかった
彼女は「妊活詐欺」という書き込みを大量に訴えたりしていましたが、それもどうしてだろう?と考えると、「ママインフルエンサーとして商売したかった」という可能性もあるなと思いました。
ママインフルエンサー、ママとしてのキャラで商売する上で、「妊活詐欺」「児童虐待疑惑」なんて最悪ですよね・・・
それを一掃して、「もう、妊活詐欺のはあちゅうとは言わせない!」としようとしていたのでしょうか。
逆に「真実」と裁判所から判決下されちゃいましたけど・・・
証券非行被害者救済ボランティアのブログ : はあちゅうの「妊活詐欺」を認定した判例 - livedoor Blog(ブログ)
誹謗中傷問題の第一人者としてメディアに出られると思った
はあちゅうさんは、初期の段階では「私、訴えます!」と数々のメディアに出て、意気揚々と、鼻息フガフガで語っていらっしゃいました。
この時には、いくつかのメディアに出ていましたから、きっとこれを機に、誹謗中傷に苦しむブロガーで作家のはあちゅうさんの名前をもう一度売り、誹謗中傷問題の時にコメンテーターとして使ってもらう・・・なんてことを夢見ていたのではないか、と妄想しました。
簡単にお金が稼げると弁護士にそそのかされた
私は、はあちゅうさんはお金が大好きというイメージがあります。
旦那さんのクリスマスプレゼントに「1粒490円です」とわざわざカードに書いて渡したり、何かと「***円だった」「コスパ良い」などと発言されています。
志村けんさんが亡くなった際も、アフィリンク付きで「シェア」しています。
そんなはあちゅうさんですから、もしかしたら弁護士さんに「訴訟をしても少額しか賠償金は得られないけれども、示談金でがっぽり儲けられる」と言われて、その気になったのかもしれません。
「示談した方がたぶん得」なんてツイートもしていましたね。
結局、「たぶん得」だったのは、示談された場合のはあちゅうさんの方でしたけど。
「誹謗中傷」裁判で得たものは
色々と想像してみましたが、どれが彼女の動機になっていたかなんて、本人に聞かなければわかりません。
ただし、彼女は「他人からの見られ方」をとても気にする人のようですから、とにかく「自分が悪いと思われている」というだけで耐えられなかったのかもしれません。
手当たり次第に訴えた結果、彼女が思い描いていた世界になったか?というと、残念ながら違う方向に行った気がしますが。
はあちゅうさんが、この大量の訴訟で得たものはなんだったのでしょうか?
「妊活詐欺」が真実であるという判断
残念ながら、「はあちゅうは妊活詐欺をした」が誹謗中傷ではない、それどころか「おおむね真実である」とまで裁判所からお墨付きをいただいてしまいました。
嘘つきの称号
彼女は「童貞いじり」について「ほんの20回、だいぶ昔にいじっただけだもん!」と主張していましたが、「いやいや、君、それ以降もいじってたやん」と、判決文に記載されてしまいました。
はあちゅう(伊藤春香)vs高橋事件判決全文 https://t.co/RpGLkaSqqS
— 高橋雄一郎 (@kamatatylaw) May 31, 2022
そうすると、本件陳述書が虚偽の内容を記載したものではないという原告の上記主張は採用することができない。
つまり「陳述書で嘘を書いている」ってことですよね?
おさわり厳禁、名前を呼んではいけないあの人
もう、Twitterで「はあちゅう」の名を出すのはタブーになってしまいましたね。
書いているのは鍵アカウントか、私のような愚か者か、はあちゅうさんの「誹謗中傷」裁判に関心のある人くらい・・・って、ファンどこ行った?
まぁファンは、はあちゅうサロン崩壊とか、妊活詐欺とかで消えちゃったんでしょうね。
炎上しない炎上芸人
昔は「私、燃やすの得意なんで~」みたいにイキッていましたが、今やTwitterでつぶやいても50くらいしかいいね!が付かないほど、炎上どころかリアクションすらされない人になってしまいました。
訴状に「ちょっと有名な一私人」と書かれたそうですが、まさにそんな感じになってしまった。
「ほんのちょっと」の方が正しいかもしれない。
弁護士の実験に利用された?
どう見ても、メリットよりもデメリットの方が上回っていると思うのですが、それでもはあちゅうさんが大量の訴訟を続けているのはなぜか?
弁護士さんが言う、「大量に訴えてセーフとアウトのラインを引いてもらう」という、裁判所と弁護士の法律を使った実験みたいなものに付き合わされているのではないか?なんて考えも出てきます。
彼はこんな発言もしていますね。
— まりめっこ (@mrmk0120) May 2, 2022
弁護士さんは、負けてもハッピーなのかもしれませんが、深い傷を負ったのは、はあちゅうさんの方ですよね。
まぁ、自分で蒔いた種ですけど。
人の心はコントロールできないから
色々考えてみましたが、彼女はとにかく、他人の心をコントロールしたかったんだろうなと思いました。
「悪い人だと思われたくない」「私の育児についてあれこれ言わないで欲しい」「いじめらえて可哀想だと思ってもらいたい」「良いママだと思われたい」「童貞をバカにする炎上キャラに思われたくない」などなど。
だから、裁判をして、他人の口を封じつつ、自分の汚名を晴らしたかったのではないでしょうか。
そのために、メディアに出て騒ぎ、自分にとって良い判決が出そうな時だけテレビ局に声をかけ、勝訴した時だけ報告しつつ「これからも随時報告します」みたいな宣言をする。
でも、それで他人の心がコントロールできたか?というと、そんなこともありませんでしたね。
やればやるほど、嫌われていき、裁判では不利になり、それとは関係なくアメブロランキングは下がりSNSの反応率は低空飛行のまま・・・
彼女はどうやって、この「誹謗中傷」について幕引きをするつもりなのでしょうか?
それとも、「勝つまでやれば負けない」の精神で今後も突き進むのでしょうか?
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*1:「無料受任の件ではあちゅうさんにお越しいただきました」と言われたら、はあちゅうさんの依頼を無料で受けていると思うでしょう。しかし、はあちゅうさんは1件開示につき66万円支払う契約をしていて、口頭やLINEで請求を受けて振込や手渡しで支払っていて、はあちゅうさん本人曰く総額1000万円くらい支払ったそうです。