ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

仕事は、「自分ごと」だと思った方が面白くなるよな


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

私は今、産休育休明けのママさん兼おばさん営業ウーマンとして仕事をしています。

社内の位置づけとしては、いくつかの部隊(部署)があるのですが、そこには属さず、ふらりと出かけて勝手にミッションを達成して帰ってくる・・・特殊部隊みたいな感じの人です。

 

ブラック企業(常にホワイトニング中)も、社歴が長い人ってクセの強い人ばかりなんですわ。

ブラック企業をサバイブしちゃった人になるから。

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そういう人が営業軍隊の将になったりすることもあるんだけれども、クセの強すぎる人は組織の規律やらなんやかんやに適さないから、特殊部隊に所属させられてそれぞれソロ活動をするようになる。

まぁ、そんな感じで、私もそういう「クセの強い人」な位置づけでやっています。

 

社内の出世街道の主流からは外れているけれども、それはそれで楽っちゃ楽なのよね。

傍流の人間は、それはそれで面白い。

 

 

時々見るから、成長が見えやすい

まぁそんな感じなので、直属の部下っていうのはいないんだけれども、逆に言うと、色々な人から、案件ごとに色々な相談をされたり、自分からコラボレーションを持ちかけたりしている。

なので、「ある時期みっちり関わる」「時間が空いてまたがっつり付き合う」みたいな感じになる。

 

そんな感じなので、久しぶりに関わると、成長がハッキリ見えて面白いのです。

 

 

わからない=放置する、だった人

今回書いていく子は、とにかく「わからないんですぅ~」と言う子でした。

わからない。

・・・うん、慣れていない仕事だと、そういうことはたくさんあるよね。

 

でも、そこからどうするかというと、「わからないから放置する」でした。

 

おいおい、放置はアカンやろ・・・と思って、私がああだこうだ、お節介をすると、その送ったチャットの文章をベターっとコピーして顧客に送ったりしていた。

おいおい、そういうつもりで文章打っていないぞ?

 

でも、私も、それはやりすぎかなぁとも思っていた。

 

わからない→放置する→放置していたら答えをくれる→答えをそのままクライアントに投げればいい、ってなっているのは、私の「答えをあげる」が原因だなと思っていたからだ。

悩んだけれども、「ヒントをあげる」だけでは「ヒントだけじゃわからないので答えを下さい!」みたいに帰ってきていて、もうどうしたらいいのか・・・という感じだった。

 

でも、そんなお節介ババアの私が産休・育休に入って、明けた後に、意識が激変していたのだ。

 

 

「自分ごと」だと思うことが第一歩だった

その子は、私がいない1年半の間に、見違えるように成長していた。

 

最近とてもいい受注をしたので、ミーティングで受注に至るまでの経緯を聞いてみたら、すごくいい話を聞けた。

 

  • 今まで「わからない」と言って教えてもらっていた
  • でも、教えてもらうだけでは身につかなかった
  • あるお客様と仕事をすることになったので、それを契機に「ちゃんと自分でわかるようになろう」と思った
  • 勉強したら、わかるようになって、お客様との会話の質が変わった
  • 自信をもって別のお客様にも提案できるようになった

 

私は、この話を聞いて感動しました。

あの「わかりませ~ん」な子が、ここまで自分の力で出来るようになったなんて、と。

そして「自分でやらなきゃ」と「自分ごと」として意識して取り組めるようになったなんて、と。

 

 

仕事は、「自分ごと」だと思った方が面白くなるよな

仕事って、ある程度「なあなあ」でも出来ちゃうんですよ。

それこそ、社内の詳しい人に質問して、その答えをベタっと貼るだけでも、取り繕うことはできる。

 

でも、「もっと面白さを体感したい」ってなると、それだけじゃ足りなくて。

その仕事を「自分ごと」と思って、自分が責任を持ってどうにかしようと思うことが、大事なんだなと思う。

 

私の仕事は、そういう気持ちになるきっかけは、顧客の存在であることは多い。

「このクライアントだけは、絶対に成功させたい!」と思うその気持ちが、仕事を「自分ごと」に向かわせることが多いのだ。

 

私自身が、その子をそういう気持ちにさせられなかったことは、ちょっと悔しいけれども。

 

 

育成を「自分ごと」として考えるようになった

特殊部隊の人間でも、なんだかんだで社歴も長くなれば、自分のことだけではなく、後輩の仕事や、彼ら彼女らの成長について、意識するようになる。

最近は2,3年目くらいの子とやりとりする機会も増えてきたんだけれども、彼ら彼女らが何を楽しいと思えるのか、そのためにどういう手伝いをすればいいのだろうか?・・・そんなことを、以前よりもよく考えるようになった気がする。

 

それもきっと、私自身が「育成」というのを「自分ごと」として考えるようになったということなのだろう。

 

 

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