こんにちは、ドクダミ淑子です。
最近、子どもが私の膝の上でテレビを見たがるようになりました。
「うー」と言いながら手を引っ張り、「座れ」と言わんばかりに握った両手を下げる、それに従い座ると、ストンと膝の上に座り、私の両腕をシートベルトのようにかけて、テレビを見始めます。
そうしてしまうともう何もできないので、観念して一緒にテレビを見ます。
もう何回も何回も見て、次に何があるのかわかってしまう、ワンワンわんだーらんどを。
子どもは順調に育っていて、ママに甘えたいとか誰かと一緒に過ごしたいとか、そういう気持ちがあるんだろうな・・・と思ってすごく嬉しくなる一方で、家事が全然進まないことに焦りを感じてしまう自分もいます。
私の「やりたいこと」の葛藤
家にいるとどうしても色々なことが目についてしまいます。
食洗機の中の食器を片付けよう、ここが散らかっている、洗濯物を取り込んで畳まなければ、夕飯の支度をしたい・・・などなど。
でも、子どもはそうやって私が席を立ってあれこれ始めてしまうということがわかっているので、あえてママの膝の上でテレビを見たがるのでしょう。
こうしたら、ママは家事をするために自分のそばを離れたりもしない。
私だって、子どもと一緒にずっとテレビを見てのんびりしていたい。
でも、そうやって「のんびりしていたいよね~」だけではやっていけない。
(テキトーであろうと)ご飯を作って、洗濯をして、お風呂に入って、寝かしつけして・・・ってやらなければいけない。
でも、それをやることで直接的な子どもの笑顔になるか、というとそうではない(間接的には笑顔につながっているけれども)。
子どもはもっと遊びたいし、ママとふれあいたいんだろうな・・・と思うと、なんだかモヤモヤしてしまう。
MustとCanとWillの話
そういえば、社会人になりたての頃、当時の上司からこんな話をされたことがありました。
仕事は、Must(やらなければいけないこと)とCan(出来ること)とWill(やりたいこと)の3つがある。今は3つとも小さいけれども、これから経験を積んでどんどんこれを大きくしていって、重ねていくことが大切だ。
つまり、やらなければいけないけど、出来ないことを減らしたり、やりたいこと=出来ることにしたり、そうやって、自分のやりたいことが自分の仕事であり、それを実現する力をつけていくんだ。
・・・という話だったと思います。
なぜ思い出したかというと、家事って私とか子どもにとって、ただの「Must」なんだよなぁ、と思ったから。
この先数年は、「Will」に重なる気配はない。
結論はいつも同じなのだが
前回、料理の話でも書いたけど、平日も週2日くらいは、何もかもを放り投げて子どもとべったり過ごす日にしてもいいかもしれない。
というか、夫が忙しくて食事もバラバラなんだし、平日もいっそのこと1日くらい外食してしまってもいいかもしれない・・・
今は子どもが1人遊びを習得中で、1番手がかかる時期だけど、気づいたら1人でお絵かきやらおままごとやらやっていて、ママなんていてもいなくても同じ、くらいになるかもしれないしなぁ・・・と思うと、もったいなくてなかなか子どもから離れられない、そんな私なのでした。
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