こんにちは、ドクダミ淑子です。*1
ある日の保育園のお迎えで、子どもが裸足でタタタターッと出てきました。
どうしたんだろ?と思うと、主任の先生がこう言いました。
「今、○○組さんはみんなで靴と靴下を履こうっていうのをやっていて、お子ちゃんも15分くらいチャレンジしているんですけど、あまりやりたがらなくて・・・おうちではどうしていますか?」
「子どもは靴下渡すだけで、パパが履かせていますねぇ」
「じゃあ、今、練習しましょう!」
ついつい、履かせてしまう
「あ、お母さん、ダメです!ちゃんとこうやって、一緒に持って、ぐいっと・・・」
ついつい、いつもの癖で手を離した子どもをそのままにして、私が履かせてしまっていました。
「保育園だけだと覚えられないと思うので、おうちでも練習して来てくださいね」
はい、頑張ります・・・
たった1年ちょっとしかお着替えさせてあげられないのか
帰って夫に報告しました。
「え?まだ1歳ちょっとなのに?他の子は春夏生まれが多いのに?」
「そうなんだよ・・・でも、クラスの皆で取り組んでいるみたいだから、一緒に覚えていかないとねぇ」
そうなんですよ、一緒に入園した子はうちの子以外は春夏生まれ(入園式の時に名前とお誕生日の掲示物をチェックした)。
進級した子はいつ生まれなのかわからないけど、保育園で長く生活している分、きっと出来ることも多いのだろう。
それにしても、もう「自分でお着替え」か。
早いな・・・
そう考えると、本当に「何から何までお世話する」って時期は、いや「お世話させていただける」って時期は、本当に短いんだなぁ・・・としみじみしてしまった。
1年ちょっとですよ?
1年ちょっとで、自分の着替えが出来るようになって、靴下なんていう細かいアイテムもつかんでぐいっと出来るようになるんですよ?
えー!?もっとお着換えさせてあげたい。
もう、お世話する立場ですから!
まぁ、そんなことを言っているのですが、薄々はそういう「もう何から何までやってあげる時期ではない」ということは分かっていて。
最近、クマのぬいぐるみをお世話したがるんですよ。
スタイを付けてあげたり、オムツを履かせようとしたり、歯磨きをして、検温をして、ご飯を食べさせて、寝かしつけてポンポン叩いて・・・と、完全に「自分がされていること」を後輩にやってあげている感じなんですわ。
ベビーカーも、疲れたら乗るんだけど、歩きたい時は自分で押したがる。
そして、誰も乗っていない、かつ押し手が見えないベビーカーが、公園をコロコロ歩いている。
時々、公園にいる他のママさん達に「ベビーカーが勝手に動いているかと思った!」と驚かれるのですが、身長85センチのうちの子が操縦しているのです。
親も、赤ちゃん扱いから卒業しなければいけないね
我が家は、パパもママもベッタベタなので、子どもがかわいいが故に、色々なことをやってあげたくなって、実際にやっちゃう傾向にあると思う。
「まだ1歳だしぃ~」「甘えているだけで、やろうと思えばできるからね」とか、思っちゃうしね。
でも、そういうのは少しずつ、卒業していかなければならないし、時にはちょっと突き放して「自分でやってみて」と言ってあげた方がいいシーンも出てくる。
(実際、私と2人だとご飯は自分で食べるけれども、パパが登場するとスプーンを「あいっ」と渡す。そしてパパは「食べさせて欲しいの?フフフーン」とか言いながら食べさせてあげちゃう)
冬に2歳になるまでに、どれだけ親も成長できるか・・・
この辺は2人でちょっとずつ、話し合っていかなければいけないな。
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*1:ちなみにトップの写真は最近の作品です