ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

貯金で生きる、という時期もアリだと思う


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

私は、2008年に新卒で今いる会社に入社しました。

入社15年目ってことですね・・・時が経つのは早いものです。

 

私が入社した頃からいる先輩方は、40歳前後になっているのですが、最近色々なところにガタが来ている方が増えているようです。

 

 

目・肩・腰!

どのへんが?というと、「目、肩、腰!」って感じ。

色々なところから「肩が上がらん」「腰をやった」なんて声が聞こえてきます。

お子さんの運動会で肉離れという「本当にあった怖い話」と思うようなことまで起こりましたし、遠くの支店にいる女性の先輩が「体調不良」で長期お休みをされた話も聞きました。

私はその声を聞きながら、自分も気を付けねば・・・と、「明日は我が身」と身震いをしています。

 

 

貯金で生きる、ということ

そんな先輩方を見ていると、「貯金で生きる」って、仕事人生の生き抜き方の1つなんだろうな、と思うのです。

今まで上げてきた実績とか、功績とか、そんな「貯金」で、働けない時期をなんとか会社にしがみついて、乗りきっていく。

 

こういうのは若者からしたら、「何もしていないのに給料貰えてずるい」なのかもしれないけど、人間誰しも年を取るし、働けなくなるリスクだってある。

そういう時期を「今まで働いた分の貯金を切り崩して乗りきっていく」っていうのは、アリなんじゃないか?と思う。

 

私の、産休&育休からの時短勤務もそんな感じで。

今まで働いてきて、ある程度の実績を残してきたから、他の人より2時間+残業分が少ない勤務でもなんとかクビにならずにいられる。

 

これが、突然子持ちで未経験で営業として入社してきました!だったら、なかなか厳しいと思うのだ。

教育する側も、される側も。

 

 

人間、年を取るものだから

若い頃の貯金で、年取って若い頃より身体が動かなくなっても何とかやっていく・・・って、若者からすれば「ズルい」「不公平だ」と思うかもしれない。

実際、そんな感じの声はネット上でちらほら耳にする。

 

でも、「働けなくなるリスク」なんて、誰にでもあると思う。

産休・育休、家族の看護(介護)、自身の体調不良、などなど。

それを、失業保険とか生活保護とか、公的なものでカバーするか、今まで貢献してきた会社にしがみつくという私的なものでなんとかするか・・・って問題で、可能な方でどうにかするしかないのだ、と思うようになってきた。

 

これも自分が年を取って、「ズルい」と思われがちな働き方をしているからかもしれないけど。

 

 

30代前半までが、貯金を作る時期

身体にガタが来てくる40代半ば以降(個人差あり)に向けて、という観点で逆算して考えると、20代~30代半ばくらいまでの約10年くらいが、「貯金」を作る時期なのだろうな、と思う。

10年、たった10年なのだ。

 

それに女性は20代で出産すると、これよりもずっと短くなる・・・というか、子育てをしながら仕事での「貯金」をしていくっていう、超絶ハードゲームになる。

そう考えると、なかなかしんどい。

 

 

「とりあえず大手」もわかる

 私は中小企業で働いていて、クライアントも中小企業が多いんだけど、こんな感じで長いキャリアのことを考えると、多くの人が「とりあえず大手に入っておけば安心」って思っているのもわかるなぁ、と思う。

だって、大手の方が何かあった時に「貯金」で生きていけるし、なんなら貯金がなくても居座っていることも(中小企業に比べたら)簡単にできる。

産休・育休で休んでも、戻ってくる時に働き方にあった職種もあるだろう(空きがあるか、はさておき)。

 

それだけ、従業員数が多く業績も上がっている、ということは強いのだ。

 

・・・と言いながら、私は中小企業で何とか生き抜いているんだけれども。

 

 

貯金で生きつつ、貯金を作る

「貯金で生きる」と書いたけれども、そればっかりじゃ貯金はゼロになってしまうので、貯金を削って体調面や勤務時間の短さをカバーしつつ、新たな貯金は作り続けないといけないなぁ、と思っている。

思っているし、実際そういう「私だから出来ること」を考えているし、実践している。

 

そうやって、とにかく「積み重ねていく」というのが仕事なんだなぁ、と改めて思っている。

 

 

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