こんにちは、ドクダミ淑子です。
何を隠そう(特に隠していない)、私はコンビニスイーツが大好きです。
今は子どもは保育園に行っているのですが、家庭内保育をしている時期は、子どもが昼寝をしたらコンビニに散歩に出かけ(夫が在宅勤務)、コンビニスイーツを1つ買って帰り、それを食べながらブログを書く・・・というのを日課にしていました。
自宅から徒歩圏に、セブンイレブン、ファミマ、ローソンの3大コンビニは揃っているので、日によって「今日はどこにしようかな~」なんて考えながら散歩のルートを決めて・・・なんて、ちょっとした楽しみにしていたんですよね。
私はどらもっち大好きマンなので、ローソンの比率が高かったですけど。
産休・育休前はどうだったかというと、会社の近くのコンビニで同じようなことをしていました。
忙しい曜日があるんですが、デスクの前でご飯を食べて、プレミアムロールケーキを食べる。
・・・会社の最寄りはローソンだったんですわ。
あと、あれな、ニューデイズ*1な。
そんな中、「コンビニスイーツ」と聞くと、ふと思い出すことがあります。
おじいちゃんへのお見舞いはコンビニスイーツ
もう亡くなってしまいましたが、私のおじいちゃんは、色々あって寝たきりになり、長いこと入院生活をしていました。
私が大学生くらいの時から入院生活になり、「長嶋監督もリハビリして復帰したよ、頑張って!」と言ってみるものの、本人のあまりやる気のない口ぶりから「これは厳しいぞ・・・」と思っていたらそのまま寝たきりになってしまいました(というのは私の目線なので、本人に言わせれば過酷なリハビリをした上で限界を感じて諦めたのかもしれない)。
寝たきりになっても、最期まで頭はボケることがなく、耳が悪いからホワイトボードでの筆談含めだけど会話も出来ていました。
そして、食欲も旺盛。
長期休みのたびにそんなおじいちゃんのお見舞いに行っていたのですが、そこで買っていったのが、コンビニスイーツでした。
その病院(正確には介護老人保健施設)は、駅から1キロほど離れているところにあって、20分に1本運行されているバスに乗って行きます。
バス停から降りると、目の前にあったのが、サンクス。
サンクスってわかります?
あの「K」が靴履いて歩いているようなあのロゴのコンビニですよ。
・・・って2018年まで存在していたから、このブログの読者の方はだいたいわかりますよね?
え?未出店の地域もあった?・・・あらまぁ。
今回は、am/pmとかサンクスとかスリーエフとかサークルKとか、吸収合併されてしまったコンビニの話がしたいんじゃないので、コンビニスイーツの話に戻りましょう。
そのサンクスに入って、私は何種類かスイーツを買うのです。
プリン、チョコムース、チーズケーキ、ヨーグルト、ゼリーなどなど、カップに入って、スプーンですくえるジャンルのスイーツを、いくつかまとめて。
これは理由があって、ウチのおじいちゃんって、謎のこだわりがあったり、当日の気分で「いらない」とか言ったりする人だったんですね。
だから、「沢山買ってきたから、今日の気分に合うものを選んで」ってやった方が上手く行ったのです。
お金がそんなにない大学生時代からお見舞いはしていたので、デパ地下のケーキを何種類も買うよりも、そういう意味でも都合がよかった。
あとは、「病院の目の前にこんな美味しいものを売っているんだよ」と言うことも伝えたかった。
結局、最期まで病院から出ることなく、死んじゃったんだけどね。
・・・なので、ファミマでサンクスが出していた窯出しとろけるプリンが復刻したときは、ちょっと懐かしくて、嬉しくなった。
おばあちゃんへのお見舞いもコンビニスイーツ
私のおばあちゃんはまだ元気です。
といっても、心臓にペースメーカーは入っているし、車椅子なんだけど、ボケていないという意味で、元気。
そんなおばあちゃんが時々入院する時も、コンビニスイーツを持って行っていました。
なぜか?
おばあちゃんは、甘いものとしょっぱいもの、両方欲しがるんですわ。
しょっぱいものは「品川巻」と決まっているので、甘いものと品川巻を一緒に買える便利な場所・・・となると病院の最寄りのセブンイレブンでした。
おばあちゃんの場合は、甘いものは複数買う必要はなく、私が食べたいものを2つ買います。
逆に、違う種類のものを私が食べていると、「そっちにすればよかった」と言い出したりするので、同じものの方が平和に済みます。
コンビニスイーツの思い出が上書きされる
最近、自分が好きなものについて、「なんでこれが好きなんだろう?」と考えると、こういう、大学生~社会人になりたての頃くらいの記憶に結び付くことが、結構あるなぁと思ったのです。
たとえば、私はスタバのクリスマスシーズン限定のジンジャーブレッドラテが大好きなんだけど、それはきっと大学生の時に初めて行ったアメリカのスタバで飲んだ味だからな気がするし、リンツのホワイトチョコが好きなのも、同じくアメリカに行った時に大量に食べたからだと思う。
ちょっと前にワイドナショーで、「他人に理解されないけれども好きな香り」を芸能人が挙げるコーナーがあったけど、それもすべてが「幼少期や若い頃の思い出と結びついた香り」だった。
今の自分は、若い頃の思い出から繋がっているんだなぁ・・・なんてことを、改めて思う。
そして、そういう思い出は、「今」も上書きされ続けていくのだと思う。
あと10年後には、「子どもが生まれたばかりの頃は、週2でどらもっち食べてたな・・・」ときっと懐かしく思うのだろう。
そう考えると、どらもっちは、からあげクンみたいに長く生き残って欲しいと思う。
(・・・ってどんな結論だよ!?)
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*1:JR東日本グループが展開する駅のコンビニ。今や「キオスク(キヨスク)」よりも幅を利かせている