ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

ペンペン草と上履き

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

先週末、子どもと夫と公園に行きました。

子どもは棒状のものが好きで、気になるものがあるとそれに執着します。

その日は、公園の砂場を覆うネットを通してあるパイプが気になって仕方がないようで、それを持って運ぼうとし、運べなくてワーワー言っていました。

 

何か棒状のものを・・・と思い、雑草を摘んで渡してみました。

すると、大喜び!

そして、大喜びしながら・・・食べた!

 

「え?大丈夫?」と心配する夫。

「ちょっと待って・・・」と焦りながらも自分も食べて、「うん、あんまり味ない。苦くないから多分大丈夫」と言いながら、念のためネット検索。

「いや、淑子が食べてどうするんだよ」

「味見だよ、味見」

 

うーん・・・この草は・・・?

記憶の中から、草の名前を思い出して、検索をかけました。

 

「ペンペン草 食べられる」

 

 

ペンペン草の正体

「あ、ペンペン草って、なずなだったんだ。春の七草のやつ」

 

ホッと胸をなでおろす、私。

そうだよね、食べちゃうことを想定して渡さなきゃダメだよな・・・と思う新米ママ。

 

しかし、なんでペンペン草なんだろう?

そういえば、貧乏草なんて呼んでいた草もあったよな*1

 

とりあえず、さっと思い出せてよかったわ、ペンペン草。

 

 

子ども時代を思い出す

時々、子どもを育てていると自分の子供時代を思い出すみたいな話を聞くけど、実際そうだなぁと思う。

 

おやつのパンケーキを焼いている時、そういえば土日の朝はホットプレートでパンケーキ焼いて食べてたな、大体焼けてきたら四等分して端に寄せて新しいパンケーキを焼き始めて、そのタネがさっき端に寄せたほぼ焼けたやつにくっついて焼き直しってなって・・・とか、どうでもいい記憶を思い出したりする。

 

夫も、もしかしたらそうなのかもしれない。

時々、自分の子供時代の話をするようになりました。

 

 

謎の上履きエピソード

夫は、自分の子供時代の話を、ほとんどしません。

「どういう子だったの?」と聞いてもはぐらかすし、帰省しても地元の友達と会ったりすることもないし、こっち(関東)に出てきている友達と会っている気配もない。

 

覚えていないのか、したくないのか・・・私も敢えて掘ることもないかなと思って、特に何も言いません。

 

そんな夫が、突然子供時代のエピソードを語り出しました。

 

「学級会で、上履きを履かないってことで槍玉にあげられた」

「上履きを履かないって?靴下で学校歩いていたってこと」

「そう」

 

もしや、夫はちょっと変な子だったのか?

 

「今、子どもが靴下拒否するの、夫君の遺伝なんじゃないの?」

「そんなことはない、俺は靴下は履いていた」

 

「でも、友達が画鋲(がびょう)を踏んで、めちゃくちゃ痛そうだったんだよ。それも大量の画鋲踏んで。だから上履きを履くようになった」

「ん・・・?ってことは、上履きを履かない子が他にもいたってこと?上履き履かなのが流行ってたの?」

「そうかもしれない」

 

マジ、謎。

上履きを履かないブームも謎だし、そのブーム終了のきっかけになった大量の画鋲踏む事件も謎だ。

学級会で槍玉に上げられても上履きを履かないことを貫く夫も謎だし、そのくせ画鋲事件であっさり手のひら返しするのも謎。

 

・・・夫の子供時代のエピソードを聞くと、ちょっと夫を見る目が変わるかもしれないなぁと思ったのでした。

 

 

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*1:ネットで調べたら「一部の地域では、ある雑草を貧乏草と呼んでいる」だそうです。