こんにちは、ドクダミ淑子です。
前回、結局、「自分がどう見られるか」しか考えていないんだろうな というタイトルでブログを書きました。
「他人にどう見られるか?ばっかり考えて生きているのはしんどいよね」という話を書いたのですが、私の周りでもこれに関連したことがありました。
「怒られるからやめなさい」と言う夫
それは・・・私の夫。
夫は子どもに、よく「ママに叱られるからやめなさい」って言うんですね。
私は、この𠮟り方が、嫌いです。
これは子どもが生まれる前から思っていて、4年前にもブログに書いた。
子どもが生まれる前に書いたけど、読み返して、今のところはこれにはまだ同意だなぁ、と思った。
イヤイヤ期でもないし、喋りが達者になっていないからかもしれないけど。
さて、そんな私と違って、夫は「ママに怒られるからやめなさい」「他の子に見られているからやめなさい」と子どもに言います。
先日、家族ぐるみで付き合っている友人たちと会った時にも、他の子の食事を奪い取ろうとする我が子に「怒られるからやめなさい」と言いました。
私が「怒られるから止めるんじゃないよ、お友達の食べ物を取ったらダメだから止めるんだよ!」と即訂正したけど、これって相手の子にも失礼だなぁと思った。
「食事を取られて怒ること」は当たり前なのに、まるでそれがダメな事みたいじゃないか。
「相手が怒っても怒らなくても、ダメな事だから、やってはいけない」
これは、私が訂正し続けなければいけないな・・・と思った。
怒られることに敏感な夫
夫のこの癖は、実は普段から少し気になっていました。
時々、夫は仕事の話でこういうことを言うんですね。
「チームメンバーのミスで、俺は悪くないのに上司に怒られた」と。
私は優しい妻ですから、夫には「そうなんだ」「大変だね」と言っています。
でも、心の底では「チームメンバーのミスは自分のミスだろ」「自分がやっていなくても、管理監督はリーダーの仕事だぞ」と思っている。
夫はどうやら、「怒られる」というのがちょっと苦手なよう。
いや、得意な方がどうかと思うんだけどね。
彼の仕事はとても大きく、たくさんの会社のたくさんの人間が動き、何かトラブルが起こると常に「責任の所在は・・・」ってやっているみたいだから、きっとそういう「誰が悪いのか」みたいなことに敏感なのだろう。
そして「俺は悪くない」とすぐ言うようになる。
「私が叱る」が出来る親でありたい
夫の「怒られるからやめなさい」っていうのは、自分が子どもを叱るということからも逃げているんだよな、と思う。
「パパは別に怒っていないんだけど、他の子が怒っているから止めようね」っていう感じ。
ズルいなと思うんだけど・・・いや、「ズルい」じゃないな。
それって親としてどうなんだろう?と思う。
私はそうやって、叱るという責任を逃れて、他の人にそれを押し付けるのには反対だし、「他人の目を気にして生きなさい」と言うのも反対だな。
最近のあれこれで、改めて「他人がどう思うかというよりも、それは良いのか悪いのかで判断する」人になって欲しいと思うし、自分自身も「他人にどう見られるかではなく、自分がどう思うかで行動する」人でありたいと思う。
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