ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

「これでいい」と思える私は、幸せだ

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

私は常々、思うのです。

「幸せだなぁ・・・」と。

 

どういう時に思うかというと、子どもの豪快なオナラの音で爆笑する時、おやつに食べた生チョコパイが思った以上に美味しかった時、夫とM-1グランプリを見て同じタイミングでプッと噴き出した時・・・

つまり、「なんてことない時」に思うことが多いですね。

 

「幸せだなぁ」。

私は普段はあまりこの言葉を書いたりしないのですが、それは書く必要がないくらい、当たり前に幸せを感じて生きているからだと思います。

 

 

「幸せだ」は、言う必要がない言葉だと思う

「私は幸せです」って、本当に幸せな人が言うよりも、本当は幸せじゃない人が自分に言い聞かせるために言っていることの方が多い気がすることがあります。

 

それか、周りに「私は幸せなのです!」とアピールしたい時とか。

 

「幸せ」とは、声に出せば出すだけ嘘っぽくなる不思議な言葉で、何気ない瞬間にぽわんと生まれて、心をあったかくして、でも陳腐な4文字の言葉にされることなく消えていく・・・そんなもんじゃないのかなと思います。

時として、それを言葉にして、標本みたいにがっちり固めておくことも必要かもしれないけど。

 

 

私は、幸せのハードルが低い人間だと思う

私は、自分自身を見ていると、「幸せを感じるためのハードルが低い人間」だと感じます。

とりあえず、1日が無事に終わればOKだし、晩酌に冷たいビール(現在はノンアルビール)が飲めればOKだし、やろうと思ったことが出来なくても別にOKだし(逆に出来た時はめちゃくちゃ満足する)・・・

 

なんか、とりあえず「無事に生きたからOK」くらいのノリで生きている。

 

若い頃は、今よりもっとピリピリしていて、「あれが出来なかった」「これで失敗した」「あの時もっとああしていたら」なんて後悔ばかりで、そうやって後悔して反省して次は失敗しないようにと自分に言い聞かせることが成長に繋がり幸せに繋がると思っていた。

そして、そういう「改善点」を見つけないことは、自分の成長を妨げていると思っていた。

けれども、疲れちゃったんですよね、そういうストイックな自分に。

 

その結果、仕事は「惰性」で、生活面は「テキトー」で、プライベートは「緩く」をモットーに生きてみて、今の方がしっくり来ている。

根が真面目だから正直なところ、何もかもが堕落した生活ってわけじゃないんだけど、それでも「遊び」はかなりあると思う。

 

今も、20枚くらいの皿を食洗機にかけながらブログを書いているんだけど、少量の皿すら洗わない自分について何も思うことは、特に何もないしそれでOKだと思っている。

 

 

「これでいい」と思える私は、幸せだ

「上を目指せる人間」は、きっと私のように簡単に満足はせず、「もっと、もっと」と現状に満足せず、より高きを目指していくのでしょう。

オリンピックで金メダルを目指さない人間は、オリンピックに出場すら出来ないだろうし。

 

でも、そういう風に「常に上を目指している人間」を見ていると、しばしば苦しいだろうなと思うことがあります。

 

新卒の時に、グループ会社含めた大規模な研修に行って、自分のモチベーションについて話し合うようなワークをしたことがあります。

その時、「どうしても1番になりたい!なぜなら1番になりたいから!」と熱く語っていた男性がいて、講師の人から「なぜ1番じゃなくちゃダメなのか?」「もしも2番だったらどうするのか?」と掘り下げて質問されても、とにかく「1番が良い、なぜなら1番が好きだから」しか答えなかった人がいるんだけど、1年後同じような研修に行った時に、もうその人はいませんでした。

きっと、「1番じゃない自分」との折り合いが付けられなかったのだろうな・・・と思った記憶があります。

まぁ、当時の私もだいぶ血の気が多かったんだけどね。

だから「ライバルが消えたぜ、やった」くらいに思っていました。

 

「1番がいい」を目指すのは大事だけど、「1番じゃなくちゃ嫌だ」と思ってしまうと、そうなれなかった時に苦しくなる。

だから、「ここでもいいか」と、自分が踏んでいる場所を認めることも、大切なんだろうなと思う。

そしてその「ここ」というのが、自分にとってしっくりくる場所だったりすることは多い気がする。

 

「これがいい」「これじゃなきゃ嫌だ」じゃなくて、「これでいい」と思えること。

それは妥協かもしれないけれども、人生を病まずに生き抜いていくためには、大切なことだと私は思うのです。

 

・・・そんなことを考えながら、今日も幸せな1日を終えることが出来そうです。

 

 

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