こんにちは、ドクダミ淑子です。
今年も渋谷でハロウィン騒ぎがあったようですね。
私はTVでその様子を見て、思いました。
「田舎の祭りとほぼ同じやん・・・」と。
田舎の祭りの風景
私の地元にも、祭りがあったんですよね。
田舎者にとっての「地元」は半径20kmくらいありますけど。
その、地元の祭りに行くと、いるんですよ。
「どこからこんなに湧いてきた?」ってくらいの、人が。
私の地元の祭りだと、神輿とか山車みたいな、「人が運んで練り歩く」的なアイテムがあり、それを運ぶちょっと和風かつ金髪メイク強めのギャル的な女子とか、眉毛そり落としちゃいました的な男子とか、子どもはいても祭りは別!っていうか子どもも連れてきちゃいました的な親子とか・・・まぁそんな感じの人たちがブイブイしているんですよ。
そして、そういう運び手じゃなくても、上記みたいなファッションでうろうろしている人もいる。
時々、キティちゃんサンダルの人とかもいて、私は高校生にタイムスリップしたのではないかと思ってしまうこともある。
まぁそんな感じで、「田舎の地元は半径20km」理論に基づき、うちの地元よりもさらに20km田舎に行った方の人達まで押し寄せてきて、文字通り「お祭り騒ぎ」になっているんですね。
・・・というのを、渋谷ハロウィンを見て思い出しました。
田舎者が張り切っていると思えば、優しい気持ちで見られる
ハロウィンで騒いでいる若者の映像を見て思いませんか?
「田舎くせー」と。
私は田舎出身なので、同じ匂いを感じます。
どうせ、湘南新宿ラインとかに乗って宇都宮線とか高崎線とかからやってきているんでしょ?
神奈川の奥地とか千葉の奥地から、何度か乗り換えしてわざわざ渋谷にやってきているんでしょ?
それか、「同じ東京都民だから」と、東京の奥地から新宿乗り換えでやってきているんでしょ?
路上で座り込んで飲むとか、軽トラひっくり返すとか、完全に田舎の祭りでハイになった人とやることほぼ一緒なのよ。
きっと、田舎者が都会にのこのこやって来て、「都会のもんに舐められないように派手に仮装するべさ」と頑張っているんですよ。
もしくは、「大学生になったらあの中でバカ騒ぎをしてみたい。だから私、東京の大学の受験、頑張る!」と、斜め上な目標を立てて少し前まで頑張ってきたんですよ。
・・・そう思うと、優しい気持ちになりませんか?
私は、優しい気持ちになりました。
本気で渋谷ハロウィンを終わらせたかったら
だから私は、もしも渋谷ハロウィンを本気で止めさせたかったら、インタビューしてみるといいと思うんですよね。
「今日はどこから来ましたか?」と。
仮に私の説が正しかったとしたら、きっとみんな「非・都会」からノコノコやってきているということがバレると思うんですよ。
終電逃してオールで遊ぶっていうのも、「終電逃したらタクシーなんかでは決して帰れない距離から来ている」ってことだろうし。
もしかしたら、「終電が早すぎて遊ぶ時間が極端に短くなってしまうから」かもしれないし。
そんな感じで、「渋谷ハロウィン=田舎者のイベント」ということを浸透させられたら、わざわざ「渋谷センター街に行って騒ぐべ」という人が減ると思うんですよね。
そしたら、各地のハロウィンイベントなんかももっと盛り上がるかもしれないし。
え?私の若いころはって?
・・・行きましたね、渋谷じゃなくて六本木だったけど。
もちろん、田舎者なのでオールもしましたね。
だからこそ、わかるのです。
あの、「都会のイベントに憧れて田舎からノコノコ出てきちゃいました」っていう気持ちが。
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