ドクダミ自由帳

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「婚活に焦らないための卵子凍結」ですって?


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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

先日、はあちゅうさんとトイアンナさんの共通点についてブログを書きました。

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そんな中、「婚活に焦らないための卵子凍結」という言葉がその2人から出てきました。

 

 

婚活に焦らないための卵子凍結?

だいたい、この手の話が出てくるのはこんな流れ。

 

30歳・35歳など「年齢の壁」が見えている女性が、婚活が上手くいかなくて焦ってしまう。

焦ってしまって、彼が好きだから結婚したいのか、自分の年齢が「適齢期」だから結婚したいのか、わからない。

もしくは、なかなかご縁がなくて焦ってしまう。

そんな時は!・・・ 「卵子凍結~!」

卵子凍結して、「大丈夫、卵子凍結しているから」と思えれば、焦らずに、年齢を気にせずに、冷静に相手を見極められるのです!

 

 

卵子凍結すれば安心?

卵子凍結。

若いうちの卵子を凍結させておいて、いざという時にそれを取り出して妊娠する。

年を取ると卵子も老化するから、若いうちの卵子を取っておけば年を取っても大丈夫!

 

・・・なーんてイメージなのでしょうか?

 

確かに、年齢を重ねると卵子が老化することもあるでしょう。

でも、老化するのは卵子だけじゃないですよね。

子宮だって老化するし、筋力も体力も(鍛えていなければ)衰えるし、体調だって万全じゃなくなるだろうし・・・単純に「卵子凍結すれば安心!」じゃないと思うんですよ。

 

たしかに、若い卵子があれば、「様々な面での老化」のうち、「卵子の老化」だけは解決できる。

でも、その他の「老化」を止めることは出来ないのです。

 

 

「安心材料の1つ」にはなるかもしれないけど

「そんなこと言っても、卵子が1番重要じゃん。もしも自分が子どもを作れる年齢を越えてしまっても、卵子があれば代理母出産も選択肢にできるし」とおっしゃるかもしれません。

たしかに、卵子さえあれば代理母出産をして血の繋がった子を授かることも可能ですね。

 

ただ、そんな倫理的にどうなん?という選択を最終的にはする「かもしれない」ようなこと(=卵子凍結)を、気軽に「選択肢の1つ」としてやるのはどうなん?と思う。

ましてや、「友達が卵子凍結したって言ってたぁ~」と、自分以外の人がやっている選択をホイホイ書いたり言ったりするのは、どうなん?

 

卵子凍結自体を否定するわけではないのですが、「いつでも子どもが産める券」ではない不確実なものをお金をかけてすることのあやうさ、倫理的な選択に関わってくる可能性がある事の重さ・・・そういうものを、気軽に「友達がやっててぇ~、焦らないためには良いですよね~」にしちゃいけないのではないか、と私は思うのです。

 

 

「焦る」というのも必要じゃない?

私は、「自分の年齢を考えて焦る」というのは、いい機会だと思っています。

 

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逆に言うと、「年齢という区切り」がないと、ずっと焦らないわけでしょ?

そうすると、「ぼーっとしてたら、気づいたら手遅れ」って状態になっちゃうかもしれないじゃないですか。

 

だったら、その区切りが近づいてくる前に、とことん考えて、悩んだ方がいいじゃないか。

それで最終的に卵子凍結という選択肢を取るなら、それはそれで個人の自由だと思います。

 

 

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