ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

ノンアルビールが止まらない

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

先日、育児の合間を抜けて、スタバでリフレッシュするというミラクルプレイを敢行しました。

大変大変と言いながらも、なんだかんだでこうやって休憩できているのは恵まれていると感謝しなければいけませんね。

何に「感謝」なのかというと、徒歩圏にスタバがある自宅になのか、逆に自宅の近くにあるスタバになのか、よく寝る子になのか、子どもと一緒に昼寝をする夫になのか・・・わかりませんけど。

 

そんなことを考えつつスターバックスラテ(デカフェ)を飲み、キーボードを打っていると、こんな声が聞こえてきました。

 

「カフェの店員になりたい人生だったわ」

「うちらは所詮肉しか提供できないけどな」

 

 

若者の会話って面白いよね

「所詮肉しか提供できない」だと・・・?

 

そこには、大学生っぽい黒髪ロングの女子2人が、焼き芋フラペチーノを片手に、儲かった方の手にはスマホを持ちつつ、楽しそうに喋っていました。

 

どうやらこの2人は、焼肉屋でバイトしているバイト仲間のようです。

 

そうだよね、スタバの店員さんになってみたいって思うよね。

私も内定もらった大学4年の夏に、「学生生活でやり残したことがないか?」と考えてスタバのバイトの面接受けたよね。

「卒業するまでの半年」って言ったら不採用だったけどな。

 

「私、居酒屋、鶏肉屋、弁当屋で、焼肉屋だもん」

「鶏肉屋って何?ウケる。私はぁ、鉄板焼き屋ぁ、居酒屋ぁ・・・で、焼肉屋!あ、あと串焼き屋とワクチンバイト」

「今流行の高額バイトな・・・肉以外も提供できんじゃん、野菜とかワクチンとか」

「たしかに!でも、カフェとは縁がないよな」

 

そこでその会話は途切れ、「JO1(ジェイオーワン)の動画が面白い」というネタに移っていました。

 

若者の会話って面白いですよね。

なんというか、言葉選びのセンスというか、「そこ、食いつく?」っていう着眼点とか。

 

というか、誰かの会話って、何かしら面白いことが含まれている。

他人の中なら出てくる「自分の脳みそからは出てこない言葉」が面白い。

そしてそれが他人同士だと、自分が想像つかない方向に行くのが、また面白い。

 

人と人が掛け合うことで生まれてくる「会話」って面白いな・・・

最近、子どもが意識しすぎてしまうこともあり、家でほぼテレビは付けていないので、なんだか新鮮な気持ちになりました。

 

 

ノンアルビールが止まらない

さて、そんな束の間のリフレッシュタイムを経て、私は家に戻ります。

その日は暑かったこともあり、リフレッシュタイムの締めくくり&家の中でのリフレッシュアイテムとして、ノンアルビールを買って帰りました。

そして、子どもの離乳食、自分たちの食事、お風呂、寝かしつけ・・・とドタバタやって、達成感と疲労感がごちゃまぜになった中で、プシュッとノンアルビールを開けました。

 

そして浮かんできたのは、この言葉。

 

「ババアはシュワシュワと適度な苦みが好きなのだと推察。」

 

・・・ええ、かの有名な、はあちゅうさんの童貞いじりをもじったフレーズです。

 

当時のはあちゅうさんは28歳ですが、そんな誰かの耳に引っ掛かる、キャッチーな言葉を産み出せた時期もあったのですよね。

炎上したけど。

 

30代で色々なものに消耗し、誹謗中傷と悪口に挟まれて、ついでにフェミニストを中途半端に齧り出し、「この指止めよう」のアドバイザーになったため、ブラックユーモアを堂々と言えなくなった彼女からは、きっとこういう面白い言葉は出てこないんだろうな・・・と切なくなり、ノンアルビールをグイっと飲み干しました。

 

何も考えず、思ったことをポンと言える。

それがキラリと光る。

それこそが、良くも悪くも若さであるのだなと思ったのでした。

 

 

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