こんにちは、ドクダミ淑子です。
ある日、ひょんなことから、こんなことを思いました。
「日中サボって長時間労働するって、本当にクソだな」
日中サボって長時間労働している人たち
私は現在育児休業中ですが、元ブラック企業・現ホワイトニング中企業で新卒から12年半働いていました。
ホワイトニング中だけど、売上が厳しくなると途端にブラックっぽさがチラつくんですけどね。
まぁ、私はこの業界で12年もいて最早長老で仙人で妖怪ですから、社内が不穏な空気の中でも気にせずドロンと消えて帰っちゃっていましたけどね。
日中サボって夜は帰っていたりしていたこともあって、我ながら図太いなって思うよね。
売上が厳しいと、課によって、また上司によっては、「え?売上上がっていないのに、帰るの?」みたいなプレッシャーがあったりするんですよね。
しかも、個人は目標達成していても「課の売上」が行っていないから帰れないとか、最悪な理由だったりする。
んで、仕方ないから残って仕事をするんですよ。
でも、そんなに仕事はないし、夜になれば(ブラック企業を除き)クライアントは帰っているわけですし・・・仕事するフリをするのです。
そして次の日は普通に出勤して、「今日も夜遅くなるのか・・・」となる。
するとですね、帰りたくても帰れない人たちは、こう思うのです。
「日中やろうとしていた仕事を夜にやればいいや。昨日も残業だったし、日中は疲れているから休もう」
つまり、やっている仕事量は変わらないのです。
長時間労働=ムダな時間が多いよね
私が新入社員だったころ、指導をしてくれた上司(当時40代後半)は、よくこんな昔話をしていました。
「昔はFAXもパソコンも携帯電話もなかったから、契約書を貰うために会社の前で待ち伏せをしたり、その人がよく行く喫茶店を探し回っていたものだよ。そうやって、書類を貰ってきて夜遅くに事務作業をしていたなぁ。それで、仕事が終わったら銀座のお店に行ってタクシーで帰宅して・・・(ドヤ顔)」
私はそんな昔話を聞いて、こう思ったものです。
「昔の長時間労働って、無駄な待ち時間が多かったんだろうな」
今や契約書も電子でやり取りできますし、ペンと朱肉を持って待ち伏せる必要なんてないわけです。
なぜか上司はドヤ顔でしたが、私はそんな働き方&飲み方なんてしたくないなぁ・・・と冷めた目で見ていました。
いまだにいる、昔の仕事の仕方を前提にしている人達
さてさて、そんな「日中のサボり(または無駄な時間)+夜の残業」というコンボですが、いまだにそれが仕事のスタンダードだと思っている人達って、結構いるんだよな・・・と思うのです。
でもこれって、これまで何度も書いていますが、本当に「無駄」以外の何でもないんですよね。
だって、日中サボるよりも、早く仕事を終わらせて、早く帰りたいじゃないか。
夜残らざるを得ない状況なんて、ゼロにしたいじゃないか。
これがなぜ問題かというと、時短勤務者やフルタイムでも早く帰りたい人と、夜に業務の比重が置かれるスタイルが合わないからです。
もちろん、働き方改革にも逆行する。
「残業できないから正社員になりたくてもなれない」とか、本当はおかしいと思うんですよね。
残業が当たり前になっている働き方が。
日中サボってもサボらなくても、定時で帰りたい
私は別に、日中サボってもいいと思うんですよね。
やることがちゃんと出来ているなら。
でも、夜はできるだけ早く帰りたい。
というか、定時で帰ることが当たり前で、そうではないことが「おかしい」となるべきだ。
でも、私の会社はそこまでホワイトニング出来ていないんだよな。
だから、きっと私は時短勤務で復帰すると思うのです。
こちらもどうぞ