ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

はあちゅうさんが可哀想になってきた

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

最近、少しはあちゅうさんについて考える頻度が減っていました。

理由は、子育てが忙しかったり、その合間を縫ってONE PIECEを読んだりと様々ですが、もう1つ理由があります。

ある種の「虚しさ」を覚えたから、です。

 

 

「満たされない」を感じる

たとえば、昨日の私。

「暑くてあまり家から出なかったけれども、子どもは室内で楽しそうに遊んでいたし、離乳食も多少リバースしたけれどもおおよそ食べたし、夫は忙しそうだったけれども合間に子どもの顔を見に来て遊んで楽しそうだったし、おやつもご飯も美味しく食べたし、ブログは1本書けたし・・・特別な何かをしたわけじゃないけれども、平和でいい1日だったな。」って感じでした。

 

別にSNSに日常の出来事を事細かにアップしなくても、私の心の中で満足している。

 

もしも、彼女だったら?と想像するのです。

きっと、「人生全部コンテンツ」を自称する彼女なので、全部写真に収めて、全部アップしたいと思うのだろう。

だって、旦那さんと喧嘩して、家出して占い師と弁護士のところに行ったみたいな話まで、インスタライブで喋っちゃうくらいだからな。

 

さらに、それをアップした時の「いいねの数」「肯定的なコメントと否定的なコメントの数」「コメントの内容」なんかも意識するだろうし、毎日のフォロワーの増減やブログランキングなんかも気になってしまうかもしれない。

そして、どんなに「いい投稿ができた」と思っても、過去のいいねの数や、他のインスタグラマーのリアクションなんかも気になってしまうかもしれない。

 

とにかく、「満たされない」んじゃないか?と思ってしまうのだ。

あくまで私の想像だけど。

 

 

SNS活動のコスパの悪さ

そうやって、他人からの評価が数字になる世界で戦い続けながら、「自分に対する否定的な声をなくしたい」と思ったのか手当たり次第裁判を始めました。

私はここがターニングポイントだと思っていて。

それがイマイチ当初の予定のように上手く進まなかった上に、悪い影響ばかり出てきた気がするからです。

 

最近だと、裁判ウォッチャーの方にYouTubeで訴訟内容を細かく解説されて「え?こんなことで訴えたの?」と多くの人に呆れられ、その上文春砲が直撃し、某ネットウォッチャーにいじられ、私のような些末な人間にまでああだこうだ分析され(ているのは見ていないかもしれませんが)、ブログやインスタにツッコミを入れたり批評をしたりするオープンチャットは気づけば130人を超え(ているのもご存じないかもしれませんが)、文春砲についてはYahoo!ニュースのコメントやはてなブックマークやTwitterなどで辛辣なコメントが相次ぎ・・・

それが自分で蒔いた種だということはもちろんなのですが、「私は悪くない」と思い込みたくなる気持ちは、ちょっとはわかります。

そう思っていなければ、精神崩壊しちゃいそうです、私なら。

 

そんなにああだこうだ叩かれたりいじられたりしているのに、インスタやブログではキラキラしていないといけない。

インスタライブをすれば、「綺麗ですね」「アクセサリー可愛い」などのコメントはあるものの、毎回毎回「息子君はお昼寝ですか?預けているんですか?」「家は賃貸ですか?」「二人目は?」「旦那さんの好きなところは?嫌いなところは?」って姑なのかママ友なのかファンなのかわからない立ち位置の人に毎回のように聞かれて、毎回答えなければいけない。

さらにその質問の合間に、ベビー用なのに生後0か月は使えず、デリケートゾーン(要するに女性器周辺)にもぴったりと謳う全身使えるボディソープの宣伝をしなければいけない。

そして、それがお金になるかというと・・・本人いわく「好きなことを発信していると仕事になる」とのことですが、私の目線で言わせていただくと、「いや、その発信遠回りすぎるしコスパ悪すぎだろ」 ですね。

コスパ悪すぎて、雲をつかむような活動に、精神崩壊しちゃいそうです、私なら。

 

 

一筋の蜘蛛の糸をたぐっていくのだろう

さて、そんなはあちゅうさんに、蜘蛛の糸が下りてきました。

「ショートカットにした投稿で、Twitterでいいねがいつもの100倍以上ついた」のです。 

私に言わせれば、「今まで、良い事言ってる風の投稿にいいね!してやらなかったのに、髪型変えただけでいいね!するなんて、お前ら本当にファンか?はあちゅうさんの考え方に賛同してやれよ」なのですが、彼女からすれば、きっととても嬉しい出来事だったのでしょう。

よく考えれば、「今までの投稿はいいね!がつかない内容だった」と思って逆に凹みそうですけどね。

そして即座に「ショートをお勧めする記事」を書きました。

この辺は、お友達のイケハヤさんや、それに近い界隈の方と一緒ですね。

すぐに「○○のプロ」を名乗り始める、その浅い感じが。

 

彼女はきっと、この蜘蛛の糸に必死にしがみつくことでしょう。

髪型についてで注目が集まるなら・・・と。

それがどこまで続くのか、私にはよくわかりませんが。

 

そして、その糸がプツンと切れたとき、また虚空に向かって叫び続けることになるのでしょう。

その落差、私だったら耐えられなくてTwitter止めるか、またコスプレイヤーみたいな髪色にしちゃいますね。

 

 

もしもインターネットがなかったら 

もしもインターネットがなかったら、もしもブログやSNSがなかったら、きっとはあちゅうさんの現在は、もう少し穏やかなものなのだったのではないかと思うのです。

多分、少し「構ってちゃん」気味だけれども、家族やごく少数の友人が構ってあげればそれで気が済んだのではないか?と。

新しい髪型や買った洋服を家族に見せて「かわいいって言ってよ~」「はいはい、可愛い可愛い」「本気で言ってる?」なんてやりとりをして、おしまい。

 

ただ、現実はそうではなく、構ってほしい対象が、「世間一般」にまで広がってしまった。

 

そして、その世間一般の、たった1人からも悪口は言われたくないと思ってしまった。

 

誰かが、彼女はSNS時代のモンスターみたいなことを書いていましたが、私もそれには同感です。

「ブログの女王」「ヒウィッヒヒー」なんて時代を築いた人たちは、「本業」に戻って本業で稼いでいたり、引退したり、プライベートの幸せを追求したりしているのに、若い人たちがどんどん出てきては消えているのに、いつまでもSNSの世界に居座り、SNSを仕事にして本業がなんだかわからないまま生き続けている・・・

さらに、裁判をしながらSNSで「早く示談した方がお得」なんて煽りまでしてしまう・・・

まさにモンスターなのではないかと思ってしまう。

 

裁判については、ちょっと意見をした人までも訴えてしまうところが救いようがないと思っているものの、彼女の「私は悪くない」という立場に立って考えてみると、本当にどん底で崖っぷちで八方塞がりで四面楚歌で・・・大変そうだなと思うのです。

まぁ、それが「自分で蒔いた種」「自業自得」と言われたら、その通りなんですけれども。

 

 

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