こんにちは、ドクダミ淑子です。
「そこは世界の終わりだから、行っちゃダメだよ」と夫が突然叫びました。
あ、あそこにいるんだなと思って子どもの方を見ると、案の定そこにいました。
それは、ジョイントマットの端っこ。
世界の終わりに手をかける
ジョイントマット。
それはその名の通り、ジョイントするだけでマットになる便利なアイテムです。
子どもがいる家やペットがいる家だと必需品ですね。
ジョイントマットは、ジョイントするのでギザギザになっているのですが、最後の所だけ細く真っ直ぐに止められるアイテムが付いています。
言葉で説明するよりも写真でお見せしましょう、こちらです。
この細長い部分を端っこにくっつけてあるのですが、子どもはこの端をつかんで剥がすこと、そしてそれを舐める(噛む)ことに異常なほどの執着を見せるのです。
それはさながら、これに触れると世界のバランスが崩れ、下手をすると世界が滅びるかもしれないとわかっていても手をかけたくなってしまう、おろかな人間のようです。
まだズリバイ(ハイハイの前段階のほふく前進)もできないくせに、寝返りと寝返り返りを活用して「そこ」まで行き、ガシッとつかみ、べりべりっと剥がす・・・
なぜだ!?
やめろ!!
そこに触れてはならぬー!
子ども、ゴミが好き問題
東野アキコさんの『ママはテンパリスト』というコミックエッセイの中で、子どもはゴミを喜んでおもちゃにするという話がありましたが、0歳児の我が子もまさにそれなんですよね。
たとえば、ネット通販の段ボールに入っている梱包材。
ビニール袋を膨らませて縛ったみたいな感じの梱包材なのですが、それに大興奮ですよ。
他にもティッシュ箱や、玉子のパックなどなど、身近なものが大喜びのオモチャになる。
ジョイントマットはゴミじゃないけれども、「なぜこれに!?ここまで!?執着するのだ!?」と言いたくなるほどの、こだわりようなのです。
夫と私のシンクロ率
話はそれますが、私がこの一件で驚いたことがあります。
それは、夫と私のシンクロ率。
私も、ジョイントマットの端を「世界の終わり」って呼んでいたんですよね・・・
ここで同じ単語が出てくるって、なんか同じ思考回路みたいです、私たちは。
自分でも思うけど、中二病の発想だよな。
一瞬たりとも目が離せないの意味
最近、このジョイントマット問題でよく世の中のパパママが言う、「一瞬たりとも目が離せない」の意味がわかってきた気がします。
マット中央にいた子どもを確認し、鼻をかんでそのゴミを捨てて戻ってきた時にはもう世界の終わりに到達してカジカジしているのを見た時に、「ああ、これか」と思った。
これも「成長の証」なのだと思うと嬉しいけれども、何が起こるかわからないのはやっぱりちょっと、怖い。
もっと大きくなった時には何が起こるのか・・・恐ろしくてたまりません。
対策として、「ジョイントマット自体をカットしてしまう」「端をテープなどで固定してしまう」ということを提案しましたが、まだ部屋の構築途中というのと、安全面で却下されました。
なので、しばらくは「つかもうとしたら止める」という原始的な対策で乗り切ることになりそうです。
追記:色々あって、端はすべて撤去しました。
最後に告白すると、このエントリーは「世界の終りとジョイントマット・ワンダーランド 」というタイトルをひらめいて、それが書きたかっただけなのでした。
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