こんにちは、ドクダミ淑子です。
離乳食中期真っ最中の今日この頃。
先日ささみを裂いたという話を書きました。
離乳食は手作りとベビーフード(通称BF)を組み合わせてやっています。
出掛けた日や「もう作るの面倒くさい・・・っていうか冷凍ストックを解凍するのすら面倒くさい(または時間がない)」って日はBFです。
そんなある日BFの裏側を見て驚愕の事実を知りました。
BFじゃ足りない問題
今、私がよく使っているBFはレトルトパウチの物で80g入っています。
米と野菜とタンパク質が入っていて「一食分」と書いてあるので、これ一個で事足りると思っていました。
「よし、今日は鮭の豆乳リゾットね!」とか。
しかしですね。
裏側を改めて見てみると・・・
「一食分」に足りてないじゃないか!!
例えば先ほどの写真のものだと、タンパク質が一食分の約3分の1、カロリーも約半分です。
ってことは何かを足さないといけないのか?
オススメのサイドメニューとか書かれているし、もう一品作れってことなのか?
そうか、迂闊だったな。
まぁ、時間と心に余裕があればもう一品ぐらい作るかって感じだし、タンパク質だったら豆腐でもいいし・・・ということで、「知らなかったな」だけでおしまいなのですが、1つだけ気になったことがあります。
それはこのグラフの左上、「こだわり」とはいったい何なのかということ。
こだわりがない商品はないだろう
買ってきたベビーフード全部見てみましたが、全商品こだわりは100%でした。
・・・いや、わかってたけどさ。
これで、こだわりゼロとか50%の商品があったら「それはそれで正直だな」と思ったよ。
「ダメだと思いつつ当日考えて出したアイデアが採用されて、こだわりまくった方がボツになったので、こちらのこだわりは30%です」とかあったら面白いよ。
でも、もちろんそんなことはなく、全部が全部こだわって100%なら、わざわざグラフに書く必要なくないと思うのです。
私も大人なので、もしもこだわり100%がなければ、エネルギーもタンパク質も炭水化物も1食の目安量の半分になるものもあって、そうすると極端に面積が小さくなってしまうから、あえて項目をプラスしているということ位わかるんだけどさ。
それを「こだわり」という項目にしたことにモヤモヤしているのです。
「こだわり」って自分で言うもんじゃないよね
そう、「こだわり」って、自分で言うもんじゃないと思うのです。
「私のこだわりは、ここ!ここですよ!ここちゃんと見て!味わって!」と言うものではないし、「この仕事はこだわりは100%です」ってアピールすることはないと思うんですよね。
全ての仕事は、「その時の本人のこだわり100%」でやっている前提だから。
そして、そのこだわりを評価するのは自分ではなく、他人なんですよね。
だから、たまに自分の仕事をめちゃくちゃ自慢している人とか、見どころを滔々としゃべる人とかいるけれども、私はそういう人はあまりすごい人だとは思わない。
すごい人だったら、本人が自己申告するまでもなく、他人から評価されているから。
でも、きっと私のような心が汚くない人は、「こだわりだって!すごい!」って思うんだろう。
あいまいなこだわりなんていらない
ああ、こんなことを書いていたら、次第にBFについてのモヤモヤが増してきた。
「こだわり」って何についてのこだわりなのかがわかりにくいですよね?
美味しさなのか、食材の産地なのか柔らかさなのか、はたまたもっと別のことなのか・・・
「1食分」にこだわる私から言わせていただくと、せめてカロリーだけは1食分を満たすものであって欲しいと思う。
だって、BF出す時ってほかのものを用意するのが面倒臭い時なんだもの。
うちの子の食欲、結構すごくて母乳の供給量が間に合わないんだもの。
今回の件で、BFだけを頼りにしてはいけないことに気づいてしまった、離乳食の食事事情。
あいまいな「こだわり」なんかにモヤモヤしている時間があったら、さっさと冷凍ストックを増やそうと思ったのでした。
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