ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

コロナ禍で会食する人の思考回路が理解できない


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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

コロナ禍で、自分の親にも夫の親にも祖父母(2人存命)にも全然会えていない、我が家。

出産後に里帰りしていたから、私の母には半年前くらいに会っているけれども、それ以外は1年以上会えていない。

でも、それでいいと思っています。

自分たちが自分の親・祖父母世代に移してしまう可能性をゼロにするためには、会わないのが一番だから。

 

そんな中だから、私にはさっぱり理解できないのです。

 

「コロナ禍だけど関係なく会いに行っていますよ」っていう人達が、一体どういう思考回路でそうなっているのかが。

 

 

コロナ禍でも関係ない?

なぜそんなことを言い出したかと言うと、身近なところに普通に動いている人がいるからなのです。

 

夫の兄弟は、このコロナ禍でも、ゴールデンウィーク・お盆・年末年始には当たり前のように帰省しています。

県を思いっきりまたぎながら。

感染者の多さで言うと、夫の兄弟<夫の実家って感じなので、子ども側から親(祖父母)側へ移すことはないという考えなのかもしれないけれども、それにしてもよく行くよねって思ってしまう。

 

30代の夫兄弟夫婦が感染者の多いエリアに行ったことで罹ってしまうというのは、自業自得で済まされると思うんだけれども、「もしも、自分たちが保菌者で、両親に移してしまったら」とは考えていないのだろうか?

 

そしてもう一人、以前デマをLINEで拡散しそうになった私の父親、彼も謎のアクティブさを発揮しています。 

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「熱い液体を飲め」なんてことを拡散していた父ですが、気づいたら週に1回の趣味の集まり+その後の居酒屋での飲み会を再開していたなんてことが発覚し、私は唖然としました。

父は早々にその謎のアクティブさを発揮し大規模接種センターへ行き2回目の予防接種をしたので、(多分)もう大丈夫だろうとホッと胸をなでおろしたところです。

 

 

なぜ「大丈夫」と思えるのか?

夫兄弟の言い分はわかりませんが、私の父とはグループLINEでずっと説得をしていたので、その言い訳はわかります。

 

週に1回だけだから

「週6日は誰とも接触せずに過ごし、週に1回だけ習い事をしてその後飲みに行くんだから、大丈夫」

彼のメインの主張はこれでした。

いやいやいやいや、その1回で感染する可能性、めちゃくちゃあるんですけれども。

 

新型コロナウイルスが、「この人は週6日は頑張っとるからな、ほな感染させないでおこ」なんて融通を利かせるわけではないのです。

「あ、こんなところに人間や。ちょうどいいから入っとこ」ってなっておしまい、ですよ。

 

 

社会的地位の高い人との飲み会だから

謎の「週1だから大丈夫」以外にも言い訳はありました。

 

「歯科医師、弁護士、税理士や会社経営者との飲み会だから」

私はそれを聴いたとき「???」となりましたが、彼が言いたいのは、「いつも同じメンバーだから、大丈夫なのだ」と言うことのようでした。

そこに、地位や権力を気にする私の父の「ステータスのある人たちと自分は接点があるのだ」という謎自慢が融合しているのでしょう。

私からすれば、「不特定多数と接触する職業の人と会っているだけでリスクなんですけれども」なんだけれども、これも彼には伝わらなかった。

 

 

1年くらい続けて会っているのに感染していないから

そして最後に、「リスクと言われる会食を1年以上続けても感染しなかった」という実績が裏付けとして出されるのです。

それは全くの偶然だと思うし、罹らないでよかったんだけど、そんな謎の自信を持たないでほしい。

予防接種が完了したことが救いだよ・・・だからやっと、ブログに吐き出せている。

 

 

誰もが「自分は大丈夫」だと思っている

夫兄弟も父も、きっと「自分は感染していない」「感染しても軽症で済むだろう」と思っているのでしょう。

「感染対策をちゃんとしている」という根拠で。

 

でも、私からすれば「気軽に外出をしている」という時点でそれは感染対策をしていないのと同じなのです。

「気軽に出かけることが出来る意識の人間がやっている感染対策なんて、十分とは言えない」「この時期に会食が出来るという時点で、リスクが高い人だ」と思ってしまう。

 

実際に行っている対策の内容、警戒レベルにはかなり差があるのに、誰もが「感染対策していますか?」と聞かれると「はい」「大丈夫です」と言えてしまうのです。

 

余談ですが、私の父は2回目接種の後すぐには副反応が起こらなかったので、3日目からウォーキングを再開させたら発熱したそうです。

きっと「2日経っても副反応がなかったから、自分は副反応がない人なのだ」と、例のごとく「自分は大丈夫だ」を発揮してそうなったのでしょう。

これも「自分は大丈夫だ」の結果ですね、ざまあみろです。

 

 

「正しく恐れる」って良い言葉だな

私の父の場合、最初は極端にコロナを恐れていました。

恐れるがあまりに、冷静に読めばどう考えてもおかしい謎のチェーンメールの文言を信じて拡散してしまったりしていたわけで。

その極端な恐怖がなくなったら、今度は謎の自信がわいてきた・・・というパターンなのです。

もしかしたら、そういう流れで「私は大丈夫」に至った人は多いのかもしれないな。

 

「正しく恐れる」とはよく言ったもので、いたずらに恐れるのも、恐れるのをやめるのも、どちらも良くないのですね。

 

慢心せず、自分を過信せず、極端に恐れず。

正しい知識を得ながら、できるだけ感染のリスクを減らしていく。

 

コロナ禍になって長いですが、あともう一息、家族に会える日を楽しみにしながら、私はもうしばらく、親戚には会わずにいようと思います。

 

 

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